オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

2016-07-25 18:58:00 | メインテナンス
 チューブレス加工のテープを張る面は、空気の漏れを防ぐため、滑らかにしなくてはいけません。溶接の段差や、錆は削って修正します。しかし錆はひどくなると、修正は不可能になります。鉄だけではなく、アルミでも、チューブレス加工にする、しないにかかわらず、注意が必要なところです。


全周このような状態なので、チューブレス化は断念。


別のホイールですが、サビは多少あったのですが、磨いたらきれいになって、加工可能です。

チューブレス加工

2016-07-25 18:29:00 | メインテナンス
 これまた、ここ一か月の間に、4台依頼されたチューブレス加工。こんなに集中するのも珍しいです。

 この時期は大変なことがあります。チューブレスのメインとなる両面テープが、気温が高くなると張り付きやすくなること。それ自体は良いことなのですが、予定外のところに接触したりすると、張り付いたり、手にも張り付いたりと、扱いが難しくなります。

 施工する時は、エアコンをガンガンつけたところに、ホイールと材料を置いて冷やして作業を行います。


幅の広いホイールは、フラットな面に張り付けるので、安定した加工ができます。


幅の狭いホイールはニップルのある面だけでは、テープの貼り付けができないので、縦の面にも張っていくので、難易度はグッと上がります。

ベスパ

2016-07-25 18:02:00 | メインテナンス
 ここ半年くらい、ベスパのべの字もなかったのに、急に修理依頼、問い合わせ、LMLの販売など仕事が入ってきました。同じ種類の車種が、集中することはよくあるのは、どうしてなんでしょうね。

 このビンテージモデルのスモールベスパは、走り出すと、ブスブス、ブスブスと、ミスファイアーをして調子悪い。これは、定番の?修理。コンデンサーと、発電コイルから出ている配線の被覆がボロボロになってショート気味。修理してミスファイアーは無くなったのですが、スロットルを急に開けるとストール、走っていくと元気が無くなって止まってしまう。しばらく置いておくと復活。

 点火系は悪くなさそう。キャブレターをチェックしたら、パワーアップして有るのに、キャブレターはそのまま。ジェットを替えたら、ウソのように絶好調になりました。