臨時休業のお知らせ

１２月３日（木）は、出張のため臨時休業とさせていただきます。

２日（水）は定休日のため連休となります。

よろしくお願いします。

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携帯０９０－８４９１－０８９２


ハスクバーナニューＴＥ２５０のエンジン研修の出張です。後日レポートします。

ツーリングならＳＭ６１０

　全国的に見ると、６１０よりＳＭ４５０／５１０Ｒのほうが圧倒的に人気があるようです。スタイリングと、モタードでの活躍から、これもうなずけます。

　しかし、当店では、販売の１／３ほどが６１０なので多いほうだと思います。乗ってみないと良さが分からない、それもチョイ乗りの試乗ではわからないかもしれません。

　なんといっても、走りが命のハスクバーナ、ワインディングロードで、ヒラリヒラリとコーナーを、心地良い単気筒のリズムとともに、駆け抜けていくと、走ることが楽しくてしょうがなくなってきます。乗れば乗るほどに、その面白さが分かってくる、というのが乗っている人の感想です。

　聞く所によると、販売車が無くなってから問い合わせが増えているというＳＭ５７０Ｒ。ＳＯＨＣの６１０も、入手できるうちに乗ってほしいものです。


ツーリングに使うのがメインという人にお勧めです。

時代は変わるのか？シングルＯＨＣの最後

　私にとって、今年最大の話題になるのかもしれません。ミラノショー等で、ご存知の方がいるかと思いますが、６１０がＤＯＨＣ化されるという話です。

　ＳＭＲのエンジンを積むかと思ったのですがそうではありません。クランクケースは６１０を使い、シリンダーより上が、ＳＭＲのＤＯＨＣになるようです。そして排気量アップによりパワーアップ。

　それがどんなエンジンフィーリングをもたらすのか？登場するとすれば来年。これは目が離せません。ということは現在輸入元にある６１０がＳＯＨＣエンジンの最後か？


　煙突のような、無愛想なルックスのシリンダー、ここから味わいのあるクラシックなエンジンフィーリングが、生まれるのです。これは無くなってほしくないです。


カムシャフトが一本。

ベスパのミッションオイル交換

　２サイクル車のミッションオイルは、４サイクルエンジンオイルほど気を使われていないかもしれません。特にベスパになると。

　ミッションオイル、またはギアオイルいう名のとおり、変速機のギアの潤滑を行っていますが、細かく言うとそれだけではありません。

ギアの噛み合い部分
クラッチプレート
キックギア
変速装置
各部ベアリング
オイルシールなど。

　オイルを交換しただけではフィーリングの変化は感じられないでしょう。でも長期に乗ると影響が出てきます。クラッチのすべり、キックギアの噛み合いの磨耗、なんと言っても怖いのは走行中のギア抜け。ギアと噛み合うシフトメカの突起の角が取れてくると発生します。質の良いミッション専用オイルを定期的に交換しましょう。




ベスパＶ５０Ｓのシフトメカ、この突起が磨耗するとギア抜けするようになります。

分解して分かること

　ガスガスのリアブレーキエアー抜きでペダルを外したら、ピボットの軸はグリス切れで渋り、ピストンを押すロッドのピローボールも固くなっていました。

　ベータのサイレンサー、実車ではきちんと付いていました。でも、２枚の板をあわせてあるステーは、すでに一枚は切断されていて、もう一枚もクラックが入っていました。

　トライアルなど競技用車両は壊れる前に、点検整備が必要です。