オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

ガスガスProは他と違う

2009-01-31 20:23:36 | メインテナンス
 これからクランクケースにクランクシャフトを取り付けるところです。このときケース側のシールがシャフトの角に引っかかってリップがめくれてしまうことがあるので注意が必要です。

 なんだか変だなと気づく人がいると思います。シールの外側にベアリングが付いています。普通2サイクルエンジンはガソリンに混ぜたオイルでベアリングを潤滑しています。ここにシールがあると混合気がベアリングに届きません。Proのクランクベアリングは混合気のオイルではなくミッションオイルで潤滑しているのです。なかなか頭の良い方法ですね。でもそれはそれで別の悩みが有ったりするのですが、、、、、。



“メインテナンス相談室”開設 といっても私が答えるだけですが、、、

2009-01-30 20:01:50 | ノンジャンル
 昨今の事情で残業が0になったので、じっくりオートバイををいじってみたい。自分でオーバーホールしてみたい。ガソリン代節約で乗っていないオートバイを動くようにしたい。等々、自分でやってみたいと思う人が多いのではないでしょうか。

 しかし、今まで自分でやったことがないのでわからない。自分でレストアをしようとして分解したら、そのオートバイは二度と組み立てられることはなかった。先日書きましたが、走っていると止まってしますのでキャブレターを交換したら、原因はコイルだった。など様々な事態に陥る人もいるでしょう。

 自分でいじってみたいけどわからない。そんな時はぜひ声をかけてください。電話でもいいのですが実車を見たり部品をみたりしたほうがいいと思いますので来ていただいた方がいいと思います。相談料などいただくことはありません。


 また専用の工具が必要なときがあると思います。貸し出しはできませんが、当店内で使うことも可能です。ご相談ください。


BETA EVOは好評

2009-01-29 20:20:32 | トライアル
 BETA EVO2Tの在庫を問い合わせたらほとんど予約済でした。順次入ってくるようですが予約をしていないと入手は不可能な状態です。4サイクルも3月には入荷してくる予定です。確実に入手するには予約した方が良いです。

BETAは当店でも取り扱っていますのでぜひご利用ください。

http://www.betamotor.jp/trial/evo-4t.htm



ガスガスのクラッチが外れないとき

2009-01-29 19:54:31 | メインテナンス
 ガスガスProのクラッチはこまめな調整が必要です。そのためにクラッチを外す必要があります。通常、クラッチ本体の取り外しは難しくないのですが、時々苦労するときがあります。そんな時の外し方です。

クラッチ本体の取り付けは中央の5mmのボルトです。このボルトが曲者。六角レンチの入る溝が日本製に比べるととても浅くてすぐなめてしまいます。今回の車輌もなめていました。奥のほうに入っているので手のつけようがありません。そこで六角の溝よりすこし大きいトルクスレンチを叩き込み回します。


クラッチは引っ張ると抜けてくるのですが抜けないこともしばしば。そんなときはプーラーを使うのですがそれを使うためには、また奥にあるカラーを抜く必要があります。またまたこれが外れない。カラーには10mmの穴があるのでそこに10mmのドリルを差し込んで傾けて動かして外します。


そこでやっとプーラーが使えるようになります。


古いチューブレスタイヤ車のバルブに注意

2009-01-29 19:01:50 | メインテナンス
 昨日、トランポのタイヤがパンクしてました。原因はエアバルブのゴムの部分が切れて空気抜け。オートバイも含めて切れたのは初めての経験でした。

 実は、古いオートバイでここに亀裂の入っている車輌があって、交換したことが何回かあります。古いチューブレスタイヤの車輌をお持ちの方はチェックしておいて下さい。外車はナットで締めこむタイプがほとんどなので国産車ですね。