長距離といっても今回では宇都宮~八戸間が高速で550km。北海道へ渡ってからは初日に苫小牧から湧別(サロマ湖)までの350kmだから距離的にはたいしたことはありません。ハスクバーナ(モタード)だからどうだったかというと、別にどぉってことなく走ることができました。トータル2500kmほどの走行距離で、八戸までの往復と北海道での初日以外は一日150~200kmの走行でしたのでのんびりしたものでした。
どんなオートバイだってこれくらいは普通に走れますが、気持ちよく走れるか?ということが気になるところでした。ポジションは楽、高速ではカウルが無いからといって、スピードは流れに乗って走ってたまに追い越しをしたりくらいの中では問題ありません。また、バランサーのないハスクバーナのエンジン振動はすごいと聞いてますがSM610では解決していて長い間乗っても気持ちのいい振動です。
気になっていた点の一つは足の長さです。タンク容量が少ない(12L)のですがリッター20km以上走るので200kmは確実に走れることになります。実際は人間の方が休憩が必要で、そのタイミングの合わせていくと150~180kmくらいで給油していました。高速道は30~50kmで給油できるエリアがありますが、北海道だとそれ以上の距離があくことがあったり、スタンドが休みだったり、時には林道へ入ったりするので、注意しなきゃいけないですね。それを除いては別段ツーリングに支障のあることはありません。
ハスク(モタード)を買ってロングツーリングに躊躇している方、心配ありませんよ。実際ツーリングの中で長距離走っていたのではただ走るだけになってしまうので、移動は割り切って長距離を走っても、目的とする地域では距離を押さえて、いろいろな所を見て、おいしいものを食べて、温泉に入って、のんびりするのが良いですね。
サロマ湖にある“船長の家”、有名ですね、そこのレストランでの昼食。メニューにはまるます毛がにが一匹付いているものもあり、それを食べている人もいました。誘惑に負けそうになりましたが、今回はこらえて写真の船長丼にしました。