ホンダCB450K1です。知人のUcさんが置いておけなくなったということで預かってきました。Ucさんとは以前働いていた会社での知り合いです。仕事上での付き合いだけだったのでもしこの件がなければ再び会うことはなかったかもしれません。UcさんはこのK1を定年後にレストアをしようと考えていたようですが、定年後は南の島での生活するということのようでレストア計画は中止になったようです。
久し振りに見るCB450でした。DOHCのヘッドが当時の市販レーサーのようで、機能美を感じさせてくれるこのエンジンの形が大好きです。CB450は開発に当たり、英車(650cc)に対抗するには450ccで十分ということで開発された、と言われていますがこういうホンダの強がりも大好きです。実際に英車を圧倒するにはCB750の登場になってからでした。
でもこのエンジンは軽自動車、N360のエンジンのベースとなったのでホンダにとってこのエンジンは重要な役割を果たしたことになります。CB750が登場するまでのホンダの最上級マシンでしたが、飛びぬけた高い評価はあまり聞いたことがありません。しかし、世界のビックバイクの世界に挑戦していったこのオートバイがどんなものだったのか乗ってみたいと思っていました。Ucさんはトライアンフのボンネビルも所有して乗ったそうですが200ccの排気量差は如何ともしがたかったとのことでした。それを聞くとなおさら乗ってみたくなってきました。