オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

イタリアのロードバイクはキャブレターの調整が必要

2007-01-30 20:06:54 | ハスクバーナ
 イタリアのオートバイは昔から輸入したままの状態では日本では調子よく走れない事がありました。友達にMHレプリカに乗っていた友達がたくさんいた頃、プラグを何本も持って走っている人がいましたね。私自身の乗っていた’95年の900SLはやはり街乗りではプラグが被り、しかしサーキットを走って初めて気持ちよく焼けていました。イタリアのメーカーが日本の街乗り仕様に合わせてくれるなんてことは絶対ありえません。輸入元もそのままでしているので自分でやるしかありません。ハスクバーナも例にもれず街乗りでは被り気味。コンペモデルだから仕方がないのですが街乗りがメインの場合調整したほうがより気持ちよく走れます。


510Rはジェットを小さくて対処しました。

水冷エンジンは水の点検が最重要

2007-01-29 18:37:42 | 連絡事項
 水冷エンジンの水に関するトラブルは命取りになりかねないので充分点検が必要です。国産市販車に乗っていたりするとトラブルもほとんど無いと思うのですが、コンペモデルなどは良くトラブルが起きるので要注意です。

 トラブルで多いもののひとつはウォーターポンプ周りのシールです。水がシールを抜けてエンジン内部に入ったりします。その場合シールを交換するのですがシャフトも減っているのでセットで交換しなくてはいけません。


上のシャフトはシールで磨耗したもの。下は新品。色の違いは表面処理の違い。

 昔、初めての水冷、K社のオートバイに乗ったときのこと。買ってすぐ200kmほどのツーリング。なんか変な匂いがするなと思ったのですが新車だからかと思いました。次の日会社へ行くために走っていたら、水温計が急上昇。止まって冷えるのを待ち、また走り出し、またすぐ止まって、と何度も止まりながらたどり着いたら水はすっかりなくなっていました。

風邪から復活

2007-01-29 17:43:51 | ノンジャンル
 暖冬だ暖冬だと油断していたら風邪をひいてしまいました。先週の月曜日から木曜日くらいまで最悪でした。ワンシーズン一回くらいは風邪をひくのですが今シーズンは2回目。ここのところ納豆を食べなかったからいけなかったのかな?いつも行くスーパーにも納豆ももどってきたし体に気をつけてもうすぐ来る春を待ちましょう。

 今年はまだ一度も雪が降っていない宇都宮ですがお先に梅が咲き出しました。4時には真っ暗だった日没も5時でもまだ空は明るいです。

 

トライアル車の納車整備

2007-01-20 22:06:58 | トライアル
トライアル車の納車整備ではどの車輌にも行うブレーキ、サスペンション、ステアリングヘッド等の点検調整以外にいろいろ行なうことがあります。


焼付き防止のための点検調整


従来このウォーターポンプの型のパーティング部がバリが出たままで水漏れ等起こしていたのですが今年からバリ取り去れていました。それでも段差があるので平らにします。真ん中辺に糸くずのようなものがありますが取り付け時Oリングが削られたもの。新品に交換です。


キャブレター内部のオイルの清浄、ジェットの交換


リアのチューブレスタイヤからのエア漏れ防止のためリムのバンドにシール材塗布


チェーンガードの取り付けビス。ビスの先端がリアタイヤと隙間が無くタイヤの空気をトライアル用に低圧にして走ると接触してタイヤにナイフで切ったような傷ができるので先端カット


今年からアルミ化されたサイドスタンド。TWKさん製に交換(当店サービス)


セクション走行向けスプロケットに交換

など、やることがたくさんあります。