オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

コーヒーとオートバイ

2005-01-31 21:25:45 | ノンジャンル
 今年一番の寒波が来ているようです。本当に寒いです。今年は暖冬だといっておりましたが外れたようです。こんな日は、暖かいところでコーヒーを飲みながら本でも読む、なんて時間を過ごしたいですね。
 寒い日にオートバイで走ったときに立ち寄った先で飲むものはコーヒーではないでしょうか。オートバイとコーヒーはいい関係、カフェレーサーという言葉があるくらいですから。一杯のコーヒーを飲むためにオートバイを走らせる。それもいいと思います。
 最近、日帰りで走ってくるときにコーヒーを作る道具を持っていって沸かして飲むなんてことをたまにやってます。冬は行きませんけど。外で飲むコーヒーはとても気分がいいものです。ただ残念なのはあまりおいしいコーヒーができないことです。お湯だけ沸かしてインスタントコーヒーを作るのは味気ないと思って、小さなパーコレーターを使うのですができたのをカップに注ぐと粉が混ざったり味もいまいちで、インスタントのほうがおいしいかも?って感じです。おいしいコーヒーの入れ方知りませんか?


ツーリングに持って行く物

2005-01-29 19:20:17 | ツーリング
 ツーリングに持っていくもので必要なものはパンク修理道具ですね。チューブレスタイヤが出現する前は、よくツーリング先でパンク修理をしました。道も良くなかったことも原因のひとつだと思いますが。
 
 パンクするときは、暗くなりかけた夕方の雨の中とか、知床の林道の誰もいないところとか、よくぞこんな所で、、という場所ばかりだった気がします。その時は自分で直さなきゃいけないのでしっかりした道具を持っていきました。普通の物の半分の長さにした空気入れ(日常でも十分使えます)、30cmほどのタイヤレバー2本、(これは今仕事に使っています)と小さ目の1本。これらをもたないと安心してツーリングには行けませんでした。一度チューブがダメになったことがあってからは、チューブがこれに加わりました。
 
 チューブレスタイヤ装着のオートバイに乗るようになると、プラスチックの箱に入った穴を塞ぐセットと小さなボンベを数個を持っていくことで済むようになりました。旅先でパンクしたのも1~2回。釘などが刺さっても帰ってきてから気がつくことがあるというのもチューブレスならではでずいぶんと楽になりました。
 最近古いクラシックなのに乗るようになりましたが、チューブには予めパンク予防液を入れて持っていくのは小さなボンベと手のひらに入る空気入れ。これでのパンクはまだ経験していないのでパンクするととどうなるのか興味あるところです。

 暗闇と雨の中で修理したパンクは、20年以上も前のことになりますが、そのときの情景はいまでもはっきり脳裏に焼きついております。


いろいろ楽しめる英車

2005-01-28 22:40:10 | クラシック
 古い英車は部品には困らないと言われます、高年式のものはそうとも言えるようですが、いろいろ工夫も必要なことも多いです。B50のヘッド周りからオイルが漏れてくるので再度分解して組みなおしました。そのとき必要なガスケットやシール類を取り寄せた中に、デコンプのカムのシャフトの“O”リングがありましたが、届いたのは元のものとは違う小さいサイズものでした。使えるのかなと思って付けてみましたが全然締代も無くて役に立ちそうもありません。すぐ手元にちょうどいい他のものが無いので、本来は外側に付けるところをシャフトの内側と外側にダブルでを付けて組みました。結果は、カムも動くしオイルも漏れないのでOKでした。“O”リングでしたら国産のサイズの合うものを探して組むのは容易ですが、その車種の専用部品はそうはいかず、うまくつかない部品を加工してつけるというのもたまにあるものです。
 また取付は問題なくできても、その部品に問題があってうまくいかないこともあります。英車には昔から作られているキャブレターが新品で手に入りますが、この品質が、、、品質なんて言葉はつかえません。金型もひどくなっていてバリだらけだったりなど、使う前に部品を一個一個点検して、修正して使うこともしばしばです。一度新品を使った時のことでしたがどうしても調子が悪いキャブレターがありました。どこを見ても悪くないのですがガスが濃くなって調整が効きません。ツインキャブだったので左右を入れ替えるとまったく症状が逆転するのでキャブが悪いのは明らかでした。結局そのキャブは使えませんでした。こう書くと簡単に思われるかもしれませんが一月くらいかかりっきりでやっての結論です。
 時折こういうことはおきるのことがあるのですが、それにうろたえず、まぁ何とかなるものさ、と楽しんでやることが肝心です。

大きいのが元の“O”リング、と小さい新品

クラシックバイクにこそインターネット

2005-01-24 11:58:15 | クラシック
 古いオートバイだと部品の入手に困ることが大きな問題ですが、イギリスのオートバイの場合ボルトナット類がまた苦労するもののひとつです。
 ネジの規格がインチで、それも種類があることで大変ですが、更に使用され始めてから何十年も経つものなので修理を重ねていることが多く、ダメになったネジの穴を大きくして新しくタップを立てて、別のボルトを使っているなんてことも珍しくありません。さらに、そこがダメになって修理しなければいけないということがありました。そこに取り付ける部品もそのボルト径に合わせて加工されていて部品ごとそっくり換えることもできません。
 しかるにその穴を埋めて同じタップを切るのですが、ボルトが普通使っていないサイズで、それ用のタップがこの辺じゃ入手できず、それを探すことから始めました。
 しかし、ここでインターネットの力が発揮されます。海外のサイトに探しているタップのサイズの検索をかけると、あーら不思議、扱っているサイトがあっという間にでてくるのでした。早速申し込んだのはオーストラリアの工具屋さん。そして一週間ほどで求めるタップは届きました。
 10年ほど前は、部品の場合、海外のオートバイの雑誌を見て手紙やファックスで探していましたが、それでも返事が来る迄に一月くらいかかったりしてました。部品があればまだ良くてないと時間ばかり経っていきました。ましてや工具を扱っているところなどは分からず調べようもありませんでした。インターネットの威力をつくづく実感しているところです。


オートバイでつながる

2005-01-22 17:26:07 | クラシック
 仕事がら自賠責保険を扱っております。この保険はオートバイの持ち主が変わったりして書類の内容が変わると発行したところに変更の内容の連絡が来るようになっています。先日変更の案内の用紙が送られてきたのを見て驚きました。新しい保険の名義人は、私が以前働いていた会社時代の先輩でした。かれこれ15年以上も前に会社を退社してそれ以来会っていない人でした。大変お世話になった人でしたので早速連絡を取ってみました。私のところで車検を行なった人のトライアンフT140を譲ってもらったそうです。現在は随分離れたところに住んでいるのにオートバイでつながりました。一緒に仕事をしているときにオートバイは持っていなかったのですが、現在は現行車のトライアンフのボンネT100を足に使ってクラシックも欲しくなってT140を入手したとか。
 サラリーマンをやっていた時は、仕事上でたくさんの人と付き合いがありましたが辞めて違う仕事を始めるとそれまでの仕事の人とはほとんど付き合いがなくなってしまいました。ただオートバイや車など趣味が同じだった人は仕事が変わっても交流は続いていますし、そんなに親しくなかった人がオートバイを通じて親しくなったという人もいます。やっぱり趣味でのつながりは大事です。
 その先輩とは暖かくなったらトライアンフでツーリングに行こうと約束しました。

キャブがマークⅡになったT140でした。