オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

疑問解消?

2008-06-30 20:06:00 | クラシック
 CB400Fに現役で乗っていた頃、おかしいと思っていたことがありました。メインテナンスは良くするほうでしたのでプラグの焼け具合を見ていました。しかし、いつも黒くなっていました。プラグの番手を下げたり、エアークリーナーを掃除したりするのですが変わりませんでした。その状態で調子が悪くなるとかそういうこともなく快調ではあったのですが。

 今思うとスローが濃いんですね。当時はキャブレーのことなどさっぱり分りませんでしたので何も出来ませんでした。今回、30年目の対策、スロージェットを小さくしてみます。。


スロージェットです。


 キャブレターを掃除したのに調子が悪いというとき、キャブレターの中の汚れが取りきれていなかったということがあります。ジェットだけではなく、にエアージェットの経路や、ニードルジェットチューブをしっかりきれいにする事が大事です。フロートチャンバー側にチョークジェットが埋め込まれている場合も見落としがちです

4キャブ

2008-06-22 18:59:11 | クラシック
 先日、知人の400Fをいじっていたら、一年前に別の知人からもらってきた400Fのことを思い出しました。動かせるようにしようと思っていたのですが、そのままになっていました。まず油まみれになっていたキャブを磨いたら、おっ!なかなかいい感じ。ちょっとやる気が出てきました。



乗る前にエンジンオイルの確認を

2008-06-22 17:47:06 | メインテナンス
 オイルが無くなるとエンジンにダメージを与える事態になるのはご存知の通り。ピストンが焼きついた、という話はたまに聞くことがあると思います。それと同じくオイルが無くなるとミッションが焼きつくことが有ります。

 ピストンの焼付きの場合、クラッチを握ったりギアをニュートラルにすると車輌は動かすことが出来ます。しかしミッションが焼きつくと動かすことさえ出来なくなります。

 最低限、エンジンオイル(またはミッションオイル)の量の確認をしていなくてはいけません。


青矢印はシャフトに対してフリーに動きます。黄色はシャフトとともに回転します。ニュートラル位置の場合2本のシャフトは別々に動くことが可能です。

このミッションは一番右側のシャフトとフリーに動くギアが焼きついてシャフトと固着してしまいました。
30年近く前のオフロードモデルです。最近はビンテージモトクロス等、クラシックイベントがはやっているので、古いオートバイが復活することも多いと思います。なおさらメンテナンスには気をつけたいものです。