ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその145-映画音楽の良かった時代

2015年07月19日 | 洋楽ポップス
美しかった映画音楽。

1970年代欧米の音楽はまさにカオスの渦中にあった。
ロックではイニシアチブを取るようなメインストリームは無く群雄割拠していた。
一方ポピュラー音楽の世界では「カーペンターズ」に代表されるような「美しい旋律」を持った音楽がメインストリームとなっていた。
今はどうであろう、なにかにつけて「ラップ」だの、ただ他人の曲を盗用して作られた「トラック」だの昔の良さは見る影もない。
私が1990年代以降、欧米の音楽に見切りをつけてアジア音楽への食指が動くようになったのは、このようなことが原因の一つでもある。
昔は「名画に名曲あり」であった、古くは先日ブログでも紹介した「第三の男」
アントン・カラス操るヨーロッパ独特の楽器「チター」が奏でる印象的で見事なメロディ。
まさに「名画に名曲」ありだ。
「真昼の決闘」でデックス・リッターが歌う名曲「ハイ・ヌーン」
枚挙にいとまがない。
1970年代と言えばアメリカでは「アメリカン・ニューシネマ」が映画界のメインストリームだった。
また「パニック映画」も沢山製作された。
そこにも名曲が沢山使用されている。
私はそれらの曲を聴くたびに思う。
「アメリカ音楽の良心ここにあり」
下の音楽がその象徴である。

The Morning After by Maureen McGovern

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