ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその211-第58回グラミー賞

2016年02月17日 | 洋楽ポップス
世界的音楽の潮流が垣間見える祭典。

グラミー賞。
今も音楽の世界を牽引する、アメリカの誇る音楽の祭典だ。
この賞を受けることで、世界的にアーティストは名声を得る。
過去、多数のアーティストを排出し、そのまま現在も活躍する者、没落してしまった者、振り返れば枚挙にいとまはない。
昨日「第58回グラミー賞」の授賞式があった。
私自身は「ワールドミュージック」しか現在は聴いていないので、あまり興味はなかったが、毎年アメリカ音楽の変化を見たいがために、授賞式を見ている。
今回は、例年より受賞部門数を減らし、トリュビュートやパフォーマンスに時間を割いた。
中でも、レディ・ガガとナイル・ロジャースによる「デヴット・ボウイ」のトリュビュートは、特に興味をそそられ、食い入る様に見てしまった。
ステージ内容は中々。とても満足する出来で、大いに楽しめた。
過去に、多くの賞を受賞した「アデル」もソロで歌唱を披露した。
ただ音響設備に問題があったようで、音程を若干はずしたり、歌唱もいまひとつ雄大さに欠け、残念なステージとなってしまった。
今回のパフォーマンスで注目の一つだった「アリス・クーパー」率いる「ハリウッド・ヴァンパイアズ」のステージも見た。
メンバーはヴォーカル「アリス・クーパー」リードギター「ジョー・ペリー」サイドギター「ジョニー・ディップ」
そう、サイドギターはあのハリウッドスター「ジョニー・ディップ」が担当したのだ。
彼らは古い知り合いらしく、アリス・クーパーの経営するクラブに通いつめていたジョニー・ディップにバンド結成の声をかけたらしい。
彼らは「モーターヘッド」メンバーで、昨年急逝した「レミー・キルミスター」のトリュビュートを行なった。
注目はやはり、ジョニー・ディップのギター演奏だ。彼はテレキャスターに似たエレキギター(恥ずかしながらギターのブランド等は分からなかった)を下げ、僅か数フレーズだが、リードを弾いた。
彼の演奏能力を測れる程の時間は無かったので、演奏に対する評価は控えたい。

そして、授賞式もクライマックス。2015年度の「最優秀アルバム」と「最優秀シングル」の発表を残すのみとなった。
緊張の一瞬。
最優秀アルバムは「テイラー・スィフト」の「1989」が選ばれ、彼女自身二度目の受賞を果たした。リードメンバーとしては女性初の快挙ということだ。
一方の最優秀シングルは「マーク・ロンソン、フューチャーズ、ブルーノ・マーズ」の「アップタウン・ファンク」が受賞した。
私はこの曲を知らなかったが、今の時代には珍しい、ファンクビートの利いた曲で好感が持てた。
アメリカでは、今でも「ラップ系」がメインストリームだと思っていたが、さすが層が厚い、古くからの「ファンク」の系譜がいまだに存在し、グラミーを受賞してしまうのだから。
何を言おうが、現在も世界の音楽傾向はアメリカがその舵を握っている。
しかし、様々な人種が集まり、音楽を制作している国の状況を侮ることはできない。
今回の「グラミー賞」もそのこと私に教えてくれた。
「ワールドミュージック」に熱中するあまり、欧米の音楽に疎くなっていた私だが、今後は欧米の音楽にも少しだけ食指を伸ばすことにしよう。
下に今回の「最優秀シングル」の楽曲を貼った。
とてもグルーヴの効いた、ファンクビートを堪能していただきたい。

Mark Ronson Uptown Funk ft. Bruno Mars


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2 コメント

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Unknown (映画マニア)
2016-02-17 15:22:13
三浦さん遅くなりまして、あけましておめでとうございます(≧▽≦)

実は私事ながら骨折入院をしていまして(近く退院です)なかなか趣味の映画鑑賞が出来ずにいましたが、三浦さんのブログだけは欠かさず拝見しておりました!連日の更新に感謝です(*⌒▽⌒*)

退院したらまた感想入れさせていただきますね★
三浦さん今年も宜しくお願いします
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心配しておりました。 (ダーリン三浦)
2016-02-17 17:56:06
お久しぶりでございます、映画マニアさん。
長い間コメントをいただけなかったので、心配しておりました。
入院されていたのですね。
近く退院予定とのこと、一日も早い退院を願っております。
お体ご自愛ください。
またコメントもお待ちしております。
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