ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその301-パーフェクTV

2018年02月14日 | 日記
専門に特化したチャンネル。

1953年、日本に産声を上げたテレビ。既に今年で65年目を迎える。
この60年間、テレビの役割は大きく世間に影響をあたえた。
様々な流行が、テレビを通して世間に広まっていった。
一方、テレビが原因で、映画業界が斜陽を向かえ、やがて衰退してゆくことになった。
20世紀後半、テレビは徐々に世間が興味を引く番組を作ることができず、視聴率の低迷が続いた。
そこに現れたのが「パーフェクTV」等の専門チャンネルを持った「衛星放送」である。
最初に「パーフェクTV」次に「ディレクTV」「スカイTV」と三大衛星放送が開始されるはずだった。
しかし、パーフェクTVはスカイTVと合併し、ディレクTVは倒産。現在ではパーフェクTVだけが放送を続けている。
これは多チャンネルメディアにとって、危機的状況なのだ。
一社独占で放送媒体を握ると、切磋琢磨する者がいないため、自己満足的な放送を作りかねない。
事実、現在のパーフェクTVでは、見るべきチャンネルが少ない。
多チャンネル放送とは、そのチャンネルに特化した素材を流し続ければ良いのである。
くだらないミニ番組を製作し、放送するのはもってのほか。
最近ではあの「MTV」でも、自社で下らない番組を作って放送に乗せている。
MTVは様々なジャンルのPVを、ただ流し続ければ良いのだ。
私は以前パーフェクTVを見ていたが、興味惹かれるソフトがなかった。
何百チャンネルあっても、興味を惹かれるソフトが放送されていなければ、ゼロチャンネルに等しいのだ。
その時の気分にあわせ、チャンネルを選択する。このようなことは現在困難である。
是非「パーフェクTV」には、番組よりも素材を流し続けるチャネルが増えることを期待する。

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