ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその235-今週の一曲

2016年06月11日 | 今週の一曲
完璧な楽曲と素晴らしい歌唱。

皆様、週末の深夜いかがお過ごしでしょう。
今週も「今週の一曲」がやってまいりました。
今回紹介する曲は、ヤマハ主催の「ポピュラーソングコンテスト(通称ポプコン)」の第4回合歓の里本選大会で、グランプリを受賞した楽曲「伊藤愛子」の「忘れたはずの愛」です。
1969年に「作曲コンクール」としてスタートしたポプコンは、最初はプロの作家による楽曲が多かったのですが、1970年代中盤からアマチュア作家の楽曲コンテストと、変わって行きます。
しかし、ポプコン黎明期の白眉は、この「忘れたはずの愛」と言えるでしょう。
作詞・作曲を手がけた「峰新也」は、私と同じ愛知県出身と言うことでも、愛着が沸きます。
この曲の注目すべきところは、メロディーの素晴らしさもそうですが、なんと言っても伊藤愛子の歌唱力でしょう。彼女はこの曲で、同大会の歌唱賞を受賞しています。
ここまでのスケールで、大らかに歌える歌手は世界を探しても希少な存在でしょう。
伊藤愛子は1949年生まれ、13才で歌手デビューをします。
しかし、ヒットに恵まれたことはありませんでした。
この「忘れたはずの愛」を歌ったのは、20代前半。この若さで、この歌唱は将来の可能性を十分感じさせます。
では、皆様、ごゆっくりご堪能あれ。



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