金吾激闘記~違うぞ!金吾

シミュレーションゲームの対戦記録を中心とした
つれづれごと

ROADS To LENINGRAD 2016/06/06 ミドル例会

2016-06-12 08:30:56 | ROADS TO LENINGRAD
前回YSGA連日例会のあと、次はUS.CIVIL WARですかねえという話になって
ルールも読み始めていたんだけど
どうにもROADS To LENINGRAD のスタラヤルッサの続きがやりたくなって
7ターンからなるシナリオ4「マンシュタインの攻撃」をつきあっていただく。

会場に着くと今日は結構早めから珍しく卓がたっていた。
最近あまり卓がたっておらず少し寂しい思いをしていたのですが
第一次大戦のブロックゲームや発売されたばかりのGJの講談級大坂の陳など。
新しいゲームがプレイされているのはいいですなあ。出来はともかくとして。←深い意味はありません。
あとレジェンドビギンズもプレイされてました。
ゴリ子さんとまあさんでキャンペーンやるとかで頑張って継続してほしい。

陣営は前回同様、西新宿鮫さんがドイツ。説がソ連軍。開始ターンもほぼ前回の終了時となっている。
セットアップしてみると若干の違いはあるものの
スタラヤルッサ市街地と補給道路を守るドイツ軍に強攻するソ連軍。西からそれを救出
しようと前進するSSトーテンコップと第3自動車化という構図は変わらない。

ただこのシナリオのみのソ連軍特別ルール(陰謀ルール)があって
開始時マップ上に陣地はなく、最初のターンは陣地作れない(2ターン目も3個まで)
開始から2ターンは北か西へしか移動できず必ず突撃シーケンスを選択
可能な限り接敵し攻撃する
これらによってスタラヤルッサ付近のソ連軍は消耗し
何の準備もできず2個自動車化師団の攻撃を受けるわけだ。
正直前回のキャンペーンの時は途中から陣地を作り(特に街道上)備えていたのであるが
今回はそれどころか、こちらからノコノコと接敵しに寄っていくのだ。
ソ連軍の救いは雨でこの天候になると
航空支援が.使えない
移動が困難になりオーバーランもできなくなる。
補給も困難になる
まどになり7ターン中、何ターン雨が降るかというのがポイントになる。

7ターンしかないので十分終わるかと思ったが半分くらいしか進まず。
フォーメーションの数もチットの数も多く思ったより時間がかかる。
西方の2個自動車化師団は行動チットが2枚づつあるので合計4回の攻撃(実際にはこれに
おのおののオーバーラン攻撃が加わる)でソ連軍を蹴散らし突進。
自動車化師団は概ねER値(モラル値)が高いので比率が立たなくてもさいの目修正で勝利していく。

2ターン目に雨。
雨になると小道が使えなくなり平地ですら移動コストが2になる。
これがソ連軍にとって救いになる。
突撃シーケンスで移動力が半減している上の移動コスト上昇でほとんどが接敵できないのだ。 
これで攻撃しなくて済むことになる。
こうなるとドイツ軍としてはみずから接敵して相手に攻撃させるという戦略もあり。

それでもソ連軍ユニットはどんどん除去される。
スタラヤルッサの市街地へ到達する最後のソ連軍ユニットの防衛ラインあたりに2個自動車化師団の
先頭が等r着するあたりで時間切れ。
多分残りターンでドイツ軍の勝利条件を達成するのは無理なのではという見解。
ドイツ軍のVPは敵部隊撃破よりVP獲得ラインへの部隊到達が重要で多分届かないだろう。
今回ドイツ軍は後方のソ連軍を確実につぶしながら前進。
後方に取り残されても補給切れになっても防御力は変わらず、補給切れによる除去もなく非機械化部隊は
移動力の減少もなく(機械化は移動力半減)ZOC-ZOC移動も可能となればつぶしていかないと自分の補給路が
切られてしまうのだが41年のバルバロッサによくみられるドイツ軍は補給切れになっても前進しないと
勝利はおぼつかないということだろう。

まだまだ研究の余地あり。












ROADS To LENINGRAD 2016/05/03-04 YSGA連日例会

2016-05-29 11:04:19 | ROADS TO LENINGRAD
今年もYSGAのGWの連日例会に参加させていただきました。
事前のミドルのSNSでプレイするゲームはGMTのROADS To LENINGRADに決定。
まあせっかくなので多人数でプレイするゲームでもよかったんですが
このゲームもいつもシナリオ途中で時間切れだったので2日間かけてじっくり
やるのもいいでしょう。
シナリオはスタラヤルッサ。陣営は西新宿鮫さんがドイツ、拙がソ連軍担当。
本番前にルール確認と序盤の流れをつかむためミドルの例会(4月10日)で陣営を逆にしての
練習プレイをしてからのプレイとなりました。

このシナリオは序盤はソ連軍が攻撃側。
レニングラードへ向かうドイツ軍にスタラヤルッサ付近で奇襲反撃をおこなうソ連軍。
それに対して危機を感じたドイツ軍はシナリオ後半になってSSトーテンコップなどの強力な
自動車化師団を送り込むという流れ。
ソ連軍としては序盤に押さえられるVP町をとり(一度占領した町のVPは奪還されても失われない)敵の
強力な自動車化師団がやってくる街道上に陣地を構築(凶悪なオーバーランを実行不可にし、退却無効命令も
実施できる)して突破を防ぐというのが基本方針となる。

このゲームのシステムはチット引きで活動する師団を決めたあと、移動に適した機動シーケンスにするか、攻撃に適した突撃
シーケンスにするかを決める。
実際に戦闘になると飛行機を呼ぶにも砲兵を参加させるにも、複数のヘクスから共同で攻撃するにも戦闘調整という名の
モラルチェックが入る。全ての戦闘で実施するので結構な手間になるのだがこのゲームではこのモラルチェックが負担に
感じられない。つまらないゲームというのはこのチェックがつまらない、面倒だというものが多い。(特に日本史の合戦級と
いわれるゲームにこの傾向が強い気がする)

スタラヤルッサ市街を正面からv力攻めをして守備部隊を拘束しつつ側面から部隊を流し込み街道を押さえにかかるが
微妙なところに川が流れている。戦闘解決のサイコロが10面体なのも悩ましく、ふり幅が大きいうえ、先の戦闘調整の失敗などで
不利なダイス修正が加わるとなかなか戦線が動かない。

あわよくばスタラヤルッサ市街を包囲して補給切れにした後、敵主力自動車化部隊を迎え撃てればとも思っていたが
やや不本意な形でSSトーテンコップの先遣である偵察、オートバイが入ってくる。
獲得VP的にはソコソコ満足していたので 撤退して構築した陣地に潜り込む。

部隊壊滅点は歩兵には一切ないので拠点防御しつつ敵主力の突破を防げればいいのだが主力が到着すると
SSトーテンコップと第3自動車化は行動チットが2枚づつ入り行動回数が増え、合わせて使用できる飛行機も増え
暴力的な攻撃となる。

全22ターン中、約3分の2が終了した14ターンまで進んで時間終了。うーん2日かけても終わらなかったかあ。
ここまではソ連軍が攻勢をしていたためどちらかというと局地戦のような感じだがこの後はドイツ軍主攻の機動戦に
変わっていく。圧倒的な攻撃力を持つドイツ軍だが自動車化部隊は壊滅がVPにつながる(モラルチェックの先導ユニットになると
優先でステップロスあり)のでそのへんをどうのりきるか。

ここから先だけを扱うシナリオ(全7ターン)もあるのでそれをやってみるのも3いいかなあ。

このゲームちょっと細かいルールが多いのでとっつきはわるいですが非常に面白いゲームです。
ややマイナーな北方軍集団のレニングラードの前哨戦というシチュエーションがアレなのかも
しれませんが同じシステムのモスクワ(の前哨戦)であるROADS TO MOSCOWがコマンドの付録候補になっている
ようなのでこのゲームももっとプレイされればなあと思います。













































ROADS TO LENINGRAD 6/24 越谷

2012-07-02 10:30:31 | ROADS TO LENINGRAD
ミドルの6月の例会が10日、17日とあってそのどちらかに出席しようと
休みの調整をしてたら24日が休みになるという使えなさ。
しょうがないのでミドルのSNSで対戦募集したら西新宿鮫さんが了承してくれました。希望は以下の3つ 
RING OF FIRE 
コルスンの戦い
ROADS TO RENINGRAD
まあこのうち上の2つは他に対戦相手もいるでしょうと思いROADS~の再戦をお願いする。シナリオをスタラヤルッサにして陣営も前回と入れ替えドイツ担当。

ただシナリオシチュエーションとか読んでみるとスタラヤルッサは前回プレイしたソリツィと同日からはじまりソリツィをぬけてくる第3自動車化師団やSSトーテンコップらが後半に増援としてくるまでソ連軍の攻撃からスタラヤルッサの町を守るようなソ連軍が攻撃側のシナリオ。
部隊数はたくさんあるが快速部隊の(1フォーメーションだけいるにはいるが)いないソ連軍の攻撃は当然正面攻撃の平押し。補充がないのでガリガリと削られステップを失うと苦しくなる。強化ポイントや部隊の練度(ER)差、航空ポイント、砲兵などで比率、DRMなどを稼ぎながら必死の防戦。
チット引きによって動ける連隊がきまるので違う連隊の大隊同士でスタックさせてみる。
①万が一穴があいてもどちらかの連隊チットがひかれれば片方が動ける
②砲兵の支援も同一連隊の支援しかできないので2ついれば両方でつかえる。
③突撃シーケンスを選べば違う連隊のチットでも攻撃に参加できる
まあ概ね以上の3点が期待できると思ってスタックさせてみたがいざ後退しようとすると片方のユニットが残ってしまうので難しいところ。

全22ターン中半分くらいまで進んで時間切れ。トーテンコップの先遣として快速の偵察大隊、オートバイ大隊らが登場しいよいよこれから第3自動車化師団が登場というとこらまで。後半のみを扱うマンシュタインの攻撃シナリオもあるが前半と後半の攻守転換が楽しめそうなフルシナリオのほうが面白いんじゃないですかね。連続例会などで
2日とれれば最終ターンまで行くでしょう。

戦闘するときに支援チェックや連携チェックなどダイス振りが多いんですけどつまらないゲームによくある作業感がまったくないのもよくできてると思います。

ROADS TO LENINGRAD 4/30越谷

2012-05-01 13:19:39 | ROADS TO LENINGRAD
おっもうふかひれすーぷが更新されている!
月曜休日の30日に鮫さんに東武伊勢崎線改め東京スカイツリーラインにてまた越谷までおいでいただく。しかし東武鉄道もスカイツリー関連は必死ですよ。
もともとの業平橋駅が東京スカイツリー駅になったのはいいとして(でも業平橋も吾妻鏡からくる由緒ある名前ですよね。玉ノ井も東向島になっちゃったしそのうち曳舟も東京スカイツリー西とかなっちゃうんじゃないの?)スカイツリーラインはなあ。せめて浅草ー北千住間くらいならわかるんだが草加とか越谷とか全然関連ないし。

対戦はボリスのROADS TO LENINGRAD。
もうかなり前からやりましょうといってたゲーム。意外と所持している人は多いんだけどなかなか対戦までいかないゲーム。ワタシもかなり昔に今はなき篠原さんと一回だけ
しかやったことない。印象はとにかくオーバーランをバンバン。41年なんで装甲車とか自転車とかでもオーバーランしまくるという印象。

LENINGRADとあるがRENINGRADは全然でて来ずその前段階のソリツィでの戦闘。
ドイツは精鋭の快速部隊、ソ連は鈍重な歩兵部隊という構成がベースで
激マン、最マンのようにチット引いて動ける部隊が決まるけど独ソとも自分のチット
だけから順番にひくので片方だけが連続して行動することはない。ないんだけど
ドイツは第8装甲師団と第3自動車化師団の部隊数が多い2つがチット2枚でつまりターンに2回行動できるのに対しソ連は部隊数が少ない師団が多い上にチットが1枚しかないのでソ連がモタモタ行動している間にドイツが席捲する感じがよくでている。
ただソ連も増援がでてくるのでドイツも快速部隊が変に捕捉されると苦しい。

全体の5ターン目にあたる15日AMターンまでで時間切れ。
ドイツの攻勢がひとまず一息ついてソ連の反撃をどう捌くかというあたり。
鮫さんはソリツィ占領で一旦止ったけどソ連側としてはまだまだガンガン前進されていた方が怖かったかも。包囲されるのが怖いといってましたが歩兵はZOC侵入で停止ですが快速部隊は+1移動力でZOC-ZOC移動もできるユルユルZOCなので心配ないと思います。

戦闘時のサイコロ振りやDRM修正が多いのでとっつきわるいけど慣れれば苦になりません。面白いゲームだと思います。ボリスはシチリア侵攻作戦(CMJ/GMT)も面白いし
BARBAROSSAもやりたいなあ。