金吾激闘記~違うぞ!金吾

シミュレーションゲームの対戦記録を中心とした
つれづれごと

Dark Sands 2019-03-17 千葉会

2019-03-18 10:03:59 | 北アフリカ
さてテッドレイサーである。私も含めて彼への評価は大概決まっている。「昔は凄いゲーム作ったみたいたけど、今はなあ」
まるで過去の人扱いである。昔は凄かった松坂大輔のように。しかし衰えたとはいえ松坂大輔は投げているしテッドレイサーは新作を出している。
GMT から出たDark Sands。前作のDark Valleyは好評価だったようだが北アフリカに変わってさて?と思っていたら提督さんが「和訳作ってます」というので買ってしまった。テッドレイサーモノはStalinsWar以来?
ルールはオーソドックスな作戦級。移動も戦闘も補給チェックのタイミングもチットのチットプルシステムなんだけどこのチットを含めマップ、CRTのいたるところが作為的になってる。例えばチット。ターンごとにカップにいれることができるチットはプレイヤーが選ぶことは出来ずターンの最初にチットを引く前に自分で好きなチットを一枚選んで優先してプレイできるイニシアチブ権と共に前ターンの戦況など関係なく最初から進行表で決められている。これに補給チェックのチットもランダムで出るのはいいとしてもそこで補給切れとなったユニットはターン終了時にまだ補給切れが回復できないと除去される。補給切れとなった後活性化できるチットがなければどうにもならない。逆に補給チットがでたあとなら相当無理をしても大丈夫ということだ。
例えばCRT。ドイツ軍の装甲ユニットはパンツァードクトリンという優遇ルールによりほぼ全ての戦闘で+1か+2のDRM修正がつく。DRM がつけば結果は良くなるが目が良すぎて7とか8
になるとEXという戦闘結果が出てくる。これは防御側全滅、攻撃側は同等のステップを失う。イギリス歩兵とドイツ装甲じや価値が違うだろう。結果ドイツの装甲部隊はどんどんすり減っていく。それでもドイツ軍は攻撃せねばならない。
色々問題点があるように感じたのだが実際プレイしてみるとこの作為的なところが意外にいい味だしている。

今回は枢軸を担当して(英軍ー提督氏)全17ターン中8ターンから始まるクルセイダーから始めてみたが英軍はここで補給チットが出たらほぼ投了というところまで追い込まれたが移動チットを引きあて退却。建て直しをはかる間にトブルクを占領するドイツ軍。最後は海岸道路を突破しようとしたドイツ軍に対し側面を防御していた陣地にこもる
イタリア軍を攻略したイギリス軍が補給路を遮断したにところで補給チットが出て投了。テンポもよく後3ターンで最終ターンというところまで進んだ。

最初のプレイの印象としては割りと好印象。松坂大輔とりあえず5回3失点勝利投手の権利あり、という感じ。ただこの後どうなのかなあ。やっていると色々アラがでてきそう。何回かプレイされた軍神殿に言わせると枢軸絶対有利(その根拠も枢軸で一回プレイすれば多分わかる)だそう。実は次回の千葉会で、いやイギ。リスでも結構戦えますよという提督さんと対戦するらしいです。

松坂がこのまま勝利投手になることを望んでますが逆転負けもありえそうなゲーム。まあたとえ打たれても松坂はまた投げるしテッドレイサーも新作だすしね。

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