金吾激闘記~違うぞ!金吾

シミュレーションゲームの対戦記録を中心とした
つれづれごと

ARDENNES44   1/27 ミドル例会 

2013-01-30 17:32:34 | ARDENNES 44
今年の大河は八重の桜。みなさん見てますか?
私ははっきり言って全然興味なし。やっぱり会津が舞台なのは福島に注目してという復興応援もあるのかしら。せめて松平容保や桑名4兄弟の話なら少しは興味あるけどそんな原作ないか。まあ来年の官兵衛に期待。

新年初のゲームはGMTのARDENNES44.長らく品切れだったが再販になりルール、マップ、カウンターも
少し手直ししてある第2版となった。
和訳がアップされプリントアウトして読んでみると結構重要なところが変わっている。
マップもマス目が大きくなり前はフルマップ1枚と半きれだったのがフルマップ2枚になっている。
今回プレイした感触では初版しか持ってない人は2版も買ったほうがいいかもと思った。まあ判断は各々ご自由に。

西新宿鮫さんが連合軍。金吾がドイツ軍担当。
序盤のドイツはやること決まっていて2ターンから動けるようになる1SS,12SS,Lehrの通り道を確保
第7軍は増援登場ヘクスへの突破。砲兵は2ターンに6枚戻るので使い切る勢いで投入。
1:1でも基本は攻撃でENGによる部隊拘束を狙う。
第7軍エリアはEXを出しながらも前進。序盤のEXは連合軍の方がいやかも。
第5、第6装甲軍エリアも順調なすべりだし。
連合軍は分割でTASKFORCEユニットを作り攻撃側に逆装甲シフトをつけさせる。

何回やっても夜間ターンからくるダブルムーブの突破がうまくできない。
前回は前線に歩兵部隊がいるために肝心の夜間攻撃部隊が攻撃ヘクスに入るとスタックオーバーになるため入れず(まあ渋滞しているといえばそれまでだが)ということがあったため
前線の歩兵を薄目にして夜間ターンを迎えようと思ったが2ターンの移動がほぼ終了したところで
いけねこのターンに夜間マーカー置くんだっけと気づく始末。夜間ターンはパイパーのみで行われ
特に成果もなく夜は明けた。、、何やってんだオレ。

4ターン+夜間ターンまで終わったところで時間切れ。
6ターンシナリオではVPが10でドイツの勝利。この時点でVPは5で残りのVPも6ターンまでには
押さえられそうな感じ。

ARDENNES44はつまらないゲームではない。ないがもう一つものたりないという印象がある。
この感想は実はシモニッチの最近のNORMANDY44、CAUCASUS CAMPAIGNでも感じたところなのだ。
私はシモニッチのゲームの面白さはどちらの軍を担当しても両方ともツラい、しかもちょっとした
失敗が全軍破たんを感じさせる恐怖感だと思っている。UKRAINE43やLEGEND BEGINSをやったことが
ある人はわかってもらえると思う。ところがARDENNES44にはその恐怖がない。その理由が戦闘力上限ルールと断固たる防御ではないかと思っている。
今回戦闘力15が上限となりDCBをあわせて防御力が4あると3:1しかたたない。3:1だと退却を伴う戦闘結果は1/3しかなくあとはENGになってしまう。断固たる防御も前回と違いどの地形でも
実施できしかもDCBがDRMとしてつくためDR2の戦闘結果がExになってしまう。
要はミスで戦線に穴が開きそうでも簡単には抜かせてくれないということだ。
突破戦闘やボーナス前進のある高比率戦闘にはなかなかならないだろう。シフト修正がつくのは
絶対数が少ない砲兵と装甲シフトぐらいだし包囲もふくめて通常戦闘には一切DRMがない。
結果、道路沿いの正面攻撃の律が増えてくる。
それがバルジだといえば言い返す言葉もないのだが。
あとお前のウデが下手なのだといわれても返す言葉はありません。

しかし全22ターンあるゲームで最初の5~6ターン+しかやったことないのにこんなこと
言っちゃっていいのかね。ただパットンの反撃シナリオは少し期待してます。