Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

余生

2011-02-08 01:35:08 | 日記
不景気の煽りを受けて、懐具合は寂しいのではあるが

それに反して、ここ最近見過ごせない「良いモノ」に

出くわすことが多い。


そんな時は、底が見え始めた隠し財産を切り崩すわけだが

「巡り会い」はなぜか重なってやってくるもの。


我慢出来るようなら、それは買わなくても良いモノ。

我慢出来ないなら、それは買うべきモノ。


(A to Z企画 P編)
「Exit To Mystery Street」(2008)

01. Door Poppin'
02. Exit To Mystery Street
03. The Key
04. Adios San Pedro
05. Sedation
06. Johnny and His June
07. Hoob-a-joob
08. Dancing With Fear
09. Up To Me
10. For The Rest Of My Life
11. Manana
12. Ride With The Devil
13. Don't Be Sure


現代と過去のニューオーリンズを繋ぎ合わせる

優れたSSWの彼が放った2008年作品。


盟友John Boutteの「Good Neighbor」と双璧をなす

2000年代のニューオーリンズ関連の名作。


奇しくもBoutteのアルバム同様に

「Door Poppin'」でニューオーリンズの扉が開かれる。

Boutteのハイトーンのユニゾンのコーラスも決まったイカれたロックチューン。

甲乙付けがたいが、僕はPaul Sanchezの方に一票入れたい。

(是非みなさま、両者のナンバーを聴き比べてください。)


トランペット、トロンボーンが自由気ままに交錯し合う

タイトルナンバー「Exit To Mystery Street」

不思議な通りに迷い込みつつも、妙な居心地よさを感じさせてくれる。


そこはかとなくビートルズの影響を漂よわせる「Sedation」

メキシカンな明るさ満開の「Johnny and His June」

Susan Cowsill のコーラスとの相性は特筆すべきものがある。


トロンボーンが刻む低音のリズムに心躍らされる「Hoob-a-joob」

こんなパレード隊がやって来たら

何をしていても自然と列に加わってしまうことは間違いない。


気心知れたメンバー達と作り上げた

どこをとっても旨味いっぱいのゴッタ煮スープ。



「For The Rest Of My Life」

まさに「余生」のために

良いモノとの「巡り会い」は大切にしなければならない。

(物欲再燃のこの頃、ほどほどにしとかないとヤバそうではあるが。。。)
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