Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

配合

2011-02-05 10:06:57 | 日記
料理の味付け

洋服の色合わせ

人と人の付き合い

気合いの入れ具合と抜き具合 etc...


毎回うまい「配合」とはいかない。

失敗や違和感を通して絶妙の「配合」に辿り着けるものもあれば

いつまでたっても辿り着けないものもある。


(A to Z企画 O編)
Orleansの「Dance With Me」(1974)

1. Let's Have A Good Time
2. Dance With Me
3. Wake Up
4. Let There Be Music
5. The Last Song
6. Sweet Johanna
7. Sunset
8. Money
9. The Breakdown



西海岸を代表するLittle Featに対し

東海岸にOrleansありと言わしめた彼らの2ndアルバム。


オープニングナンバー「Let's Have A Good Time」は

ニューオーリンズR&Bのゆるやかなリズムに

爽快なコーラスが折り重なる

文字通り「良いとき」を過ごせる一曲。


続く「Dance With Me」

文句の付けようの無い名曲とは、まさにこういうものを言うのであろう。

曲の終わりに至るまで、何一つ無駄な音は存在しない。


Good TIme Musicとしても括られる彼らのサウンド

そのPOPサイドの魅力が堪能出来る「Wake Up」

間奏のディキシー風のトランペットと

流れるような後半のコーラスワークが気持ちを高揚させる。


「ホワイト・トップ&ブラック・ボトム」と称される彼らのサウンド。

洗練されたメロディやコーラス

ファンキーかつ粘り気のあるリズム

「白黒」うまく「配合」されたこの時代のサウンドは

その後AOR色を増す彼らのサウンドよりも心に響いてくる。



ここ数年は「怒り」の配合がやや強め。

そのおかげで「楽しさ」が少なめとも言える。

そろそろ「配合」の替え時が来たのかも知れない。
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