Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

キャッチ&リリース

2010-08-26 10:04:56 | 日記
先日からレコード、CDの「整理」をしている。


何かとこういう時には未練たらしい想いが駆け巡るものだが

基準は「今後ヘビーに聴くか否か」に的をしぼり

大胆な「整理」を敢行した。


釣りはしないが言うなれば「キャッチ&リリース」の感覚。

次なるまだ見ぬ獲物の「キャッチ」のためにも

ここでの「リリース」は必要不可欠なのである。



Diz & The Doormenの「Bluecoat Man」(1981)

1. What Have I Done To You
2. Mardi Gras In New Orleans
3. She Walks Right In
4. Are You Going My Way
5. Swanee River Jumo
6. Bluecoat Man
7. Go On Fool
8. Byrd's Bop
9. Sick And Tired
10. Blow Wind Blow
11. On Bended Knees
12. The Sheik of Araby
13. Diz's Dream


英国のピアニストDiz Watsonを中心とするDIZ & THE DOORMEN の2ndアルバム。

Fats Domino, Huey "Piano" Smith, Professor Lomghair などの

重鎮たるピアニストのマナーに即したニューオーリンズスタイル。


「Mardi Gras In New Orleans」「She Walks Right In」「Blow Wind Blow」

などの名曲群を転がるピアノとシンコペーションするリズム

そして自身の味のある歌で見事に仕上げている。


彼らのサウンドの根底に流れるのは

余り溢れるほどのニューオーリンズへの愛情や憧憬。


英国から「リリース」した彼らの溢れる想いは

僕の心をガッチリと「キャッチ」した。



今の所僕の手元から本作は「リリース」される予定は勿論ない。
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