Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

8:2

2010-08-17 01:31:31 | 日記
なんとか一日で体調は復活。

今から思えば意味不明の高熱であったが

少し休めとの警告であったのかも知れない。


昨日本当なら集っていたはずのメンバー数人と

少し話をする機会が持てた。


8割は「くだらない話」、2割は「真面目な話」

それぞれが根底の人生観は変わらないことの確認をして

今日の話はお開きとなった。


この「8:2」の割合こそが、僕らの大事な人生の糧となる

部分なのであろう。


Dan Hicks and The Hot Licksの「Last Train to Hicksville」(1973)


01. Cowboy's Dream No.19
02. Lonely Madman
03. My Old Timey Baby
04. Vivando
05. Success
06. Cheaters Don't Win
07. Payday Blues
08. I Asked My Doctor
09. Sure Beats Me
10. The Euphonius Whale
11. Sweetheart
12. 'Long Come A Viper
13. It's Not My Time To Go


「洒落っ気 8割」「真面目度 2割」の「8:2」のバランス感に優れた

Dan HicksのHot Licksを率いての最後のアルバム。


お得意のジャズ、カントリー、フォークなどを絡めてのスウィング感に

本作ではドラムが大きくサウンドに音を加え

ラストアルバムにしてバンドサウンドの終列車が軽快に走る様が

サウンドにもあらわれている。


今回もトミー・リピュ-マがプロデューサーということもあり

その洒脱さには最後の磨きがより一層かかっている。


このアルバムが特別なものである所以は

ラストナンバー「It's Not My Time To Go」

ここで垣間見れる「真面目度 2割」の割合が

僕の心をとらえて止まない部分である。



勿論僕個人が感じる割合であるが

我々世代の同じ感性の持ち主には、きっと「8:2」のバランス感が

分かってもらえることであろう。
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