Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

セーフ

2010-08-11 21:13:27 | 日記
昨日から待望の連休。

にもかかわらずスタートは朝から病院に。


ここ最近あまりに夜と明け方の咳がひどく眠れない。

だましだまし過ごしてはいたものの

さすがに病状の確認くらいはしておかないとマズい状況であった。


おそるおそる診察室に入り状況を伝えると「咳喘息」とのこと。

薬の吸引でなんとかなるとのことで結局大事にはいたらなかったが

体の衰えを感じずにはいられない昨今である。



The International Submarine Bandの「Safe At Home」(1968)


1. Blue Eyes
2. I Must Be Somebody Else You’ve Known
3. A Satisfied Mind
4. Folsom Prison Blues/That’s All Right
5. Miller’s Cave
6. I Still Miss Someone
7. Luxury Liner
8. Strong Boy
9. Do You Know How It Feels To Be Lonesome?



グラム・パーソンズが結成したThe International Submarine Bandの唯一の作品。

その後Byrds, The Flying Burrito Brothersとより密度の濃い

「カントリーロック」を完成させて行く彼の原点となる作品。


南部の「土臭い音楽」と「カントリー」を程よく混ぜ合わせた

「未成熟」ではありながらも無垢な「情熱」がつまった

まさに「カントリーロック」の幕開けとなる一枚。


イントロのペダルスティールギター、メロディアスなコーラスワーク

冒頭から「Blue Eyes」「I Must Been Somebody Else You've Known」と

名刺代わりとも言える「カントリーロック」の序章がここに始められている。


三連のゆるやかなリズムの「A Satisfied Mind」

対称的なR&Rスタイルの「Folsom Prison Blues /That's All Right」

この辺りの引き出しの多さもグラムの魅力の一つである。

どんなスタイルでもハマってしまう彼の歌声が素晴らしい。


ホンキートンクピアノと軽やかな歌がガッチリハマった

ジョニーキャッシュの「I Still Miss Someone」


本作中一番「カントリーロック」という言葉が似合う

グラム自身のペンによる「Luxury Liner」

彼のソングライティングの非凡さが光る一曲である。


エンディングを飾る「Do You Know How It Feels To Be Lonesome?」

後にThe Flying Burrito Brothersでも再演されることとなるナンバーであるが

シンプルでありながらも妙に耳に残る一曲。




取りあえずは「セーフ」ということで少し気持ちも軽くなった連休のスタート。

この休みはあんまり無理せず家でのんびりした方がよさそうである。

(といいながらも、何かと予定は満載なのであるが。。。)
コメント
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