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http://mylibrary.maeda1.jp/0514BpOilGas2020.pdf
2.世界の石油と天然ガスの生産量
(石油、天然ガスともに米国が生産量世界一!)
(1)国別生産量
(表http://bpdatabase.maeda1.jp/3-2-T01.pdf 参照)
2019年の世界の石油生産量は日量9,519万バレル(以下B/D)であり、これに対して天然ガスの生産量は年間3兆9,893億立方メートル(以下㎥)であった。天然ガスの生産量を石油に換算すると6,875万B/Dとなり、従って石油と天然ガスを合わせた1日当りの生産量は1億6,394万B/Dとなる。両者の比率は石油58%、天然ガス42%である。
生産量を国別に見ると、世界で石油と天然ガスの合計生産量が最も多い国は米国である。内訳は石油が1,705万B/D、天然ガスは9,209億㎥(石油換算1,587万B/D)、合計では3,291万B/Dとなる。同国は石油生産量、天然ガス生産量ともに世界1位である。
米国に次ぐ世界第二位の生産量を誇るのはロシアである。同国は石油では世界3位、天然ガスは世界第2位であり、石油生産量は1,154万B/D、天然ガス生産量は6,790億㎥(石油換算1,170万B/D)、石油と天然ガスの合計生産量は2,324万B/Dである。米国とロシアの2018年の生産量はそれぞれ2,976万B/D及び2,297万B/Dであり、対前年増加率は米国が11%増、ロシアは1.2%増であった。
世界全体の生産量1億6,394万B/Dに占める両国の割合は米国20%、ロシア14%であり全世界の3分の1を占めている。因みに埋蔵量については(前章参照)ロシアが世界3位であり米国は世界9位である。
生産量世界第3位はサウジアラビアの1,379万B/Dである。内訳は石油1,183万B/D、天然ガス1,136億㎥(石油換算196万B/D)でありロシア或いは米国に比べて石油の比率が圧倒的に高い。また2018年比では▲2.8%減少しており、米国が大幅な増産、ロシアも小幅ながら増加していることに比べ対照的である。
4位から10位までの生産国は、4位カナダ863万B/D(内訳:石油565万B/D、石油換算天然ガス298万B/D。以下同じ)、5位イラン774万B/D(石油354万B/D、天然ガス421万B/D)、6位中国690万B/D(石油384万B/D、天然ガス306万B/D)、7位UAE508万B/D(石油400万B/D、天然ガス108万B/D)、8位イラク497万B/D(石油478万B/D、天然ガス19万B/D)、9位カタール495万B/D(石油188万B/D、天然ガ307万B/D)、10位ノルウェー370万B/D(石油173万B/D、天然ガス197万B/D)となっている。
11位以下20位までの国を列挙すると、ブラジル、クウェイト、オーストラリア、アルジェリア、ナイジェリア、メキシコ、カザフスタン、マレーシア、インドネシア、エジプトの順である。
(続く)
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Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
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2.世界の石油と天然ガスの生産量
(石油、天然ガスともに米国が生産量世界一!)
(1)国別生産量
(表http://bpdatabase.maeda1.jp/3-2-T01.pdf 参照)
2019年の世界の石油生産量は日量9,519万バレル(以下B/D)であり、これに対して天然ガスの生産量は年間3兆9,893億立方メートル(以下㎥)であった。天然ガスの生産量を石油に換算すると6,875万B/Dとなり、従って石油と天然ガスを合わせた1日当りの生産量は1億6,394万B/Dとなる。両者の比率は石油58%、天然ガス42%である。
生産量を国別に見ると、世界で石油と天然ガスの合計生産量が最も多い国は米国である。内訳は石油が1,705万B/D、天然ガスは9,209億㎥(石油換算1,587万B/D)、合計では3,291万B/Dとなる。同国は石油生産量、天然ガス生産量ともに世界1位である。
米国に次ぐ世界第二位の生産量を誇るのはロシアである。同国は石油では世界3位、天然ガスは世界第2位であり、石油生産量は1,154万B/D、天然ガス生産量は6,790億㎥(石油換算1,170万B/D)、石油と天然ガスの合計生産量は2,324万B/Dである。米国とロシアの2018年の生産量はそれぞれ2,976万B/D及び2,297万B/Dであり、対前年増加率は米国が11%増、ロシアは1.2%増であった。
世界全体の生産量1億6,394万B/Dに占める両国の割合は米国20%、ロシア14%であり全世界の3分の1を占めている。因みに埋蔵量については(前章参照)ロシアが世界3位であり米国は世界9位である。
生産量世界第3位はサウジアラビアの1,379万B/Dである。内訳は石油1,183万B/D、天然ガス1,136億㎥(石油換算196万B/D)でありロシア或いは米国に比べて石油の比率が圧倒的に高い。また2018年比では▲2.8%減少しており、米国が大幅な増産、ロシアも小幅ながら増加していることに比べ対照的である。
4位から10位までの生産国は、4位カナダ863万B/D(内訳:石油565万B/D、石油換算天然ガス298万B/D。以下同じ)、5位イラン774万B/D(石油354万B/D、天然ガス421万B/D)、6位中国690万B/D(石油384万B/D、天然ガス306万B/D)、7位UAE508万B/D(石油400万B/D、天然ガス108万B/D)、8位イラク497万B/D(石油478万B/D、天然ガス19万B/D)、9位カタール495万B/D(石油188万B/D、天然ガ307万B/D)、10位ノルウェー370万B/D(石油173万B/D、天然ガス197万B/D)となっている。
11位以下20位までの国を列挙すると、ブラジル、クウェイト、オーストラリア、アルジェリア、ナイジェリア、メキシコ、カザフスタン、マレーシア、インドネシア、エジプトの順である。
(続く)
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