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Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

懐古か野心か^^

2024-09-15 00:10:00 | コラム
てらさわホーク「最近、トップガンとかゴジラとか、いつの時代かと思いますよね」

ほんとうに!

うれしくもあり、アイデアの枯渇かな、、、と心配になったり。


テレ東深夜のドラマ枠がずっと好調。

多くのおじさんたちのガンプラ熱を再燃させた『量産型リコ』が放送終了、寂しがっている隙を与えず『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』が放送スタート、


映画と変わらずのゆるさで楽しめるが、

それよかびっくりしたのが、いまになって『ウィングマン』が実写化されるというニュース。

これまた新鮮!ではなく懐古、超懐古よね!!

ドラマというより「特撮映像作品」といったほうが適切な創りっぽい。


漫画家・桂正和の代表作、自分がガキのころ『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていたもので、当時アニメ化もされました。

いちおうはヒーロー物なのだけれど、コミックスの表紙は美少女のほうが目立っているし、


だから発表されたキャスティングにしたって、主人公よりヒロインのほうが気になったり^^



ともあれ。
しばらくのあいだ、地上波はテレ東しか選択しそうにありません。

評判の良い『虎に翼』も観てないなぁ・・・!




このオープニングアニメーション、タッチをいろいろ変えているし素敵よね


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明日のコラムは・・・

『映画系音楽系文学系あいうえお10選(22)』
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シネマしりとり「薀蓄篇」(514)

2024-09-14 00:10:00 | コラム
し「ま」→「ま」っぷ

何遍も書いていることだけれど、地図が読めない男でして。
もう、絶望的に。

ずっとチャリダーやっているクセしてね!

これでよく、新聞配達やっていたものだ。
まぁあれは特殊な順路記号を駆使して覚えるから、べつに地図を見て配達していたわけじゃないしね。

では、ふだんどうやって(行ったことのない)目的地に向かったり、場所を覚えたりする?

とにかくデカい建物、特徴的な建物などを中心にして、そこから左とか右とか、とてつもなく原始的な方法を取る。

そんな自分にとって、スマホを駆使した道案内はたいへん有難いツール。
まぁそれを利用しても、あれ? あれ?? あれれ??? となるときだってあるのだけれどね(^^;)(^^;)(^^;)


『十九歳の地図』(79)

トップ画像。

正確な地図に独自色を出して書き足していくひとも居るでしょう、
この映画の主人公(新聞奨学生)は、イヤな客の家にバツ印を書き足していく。

その「イヤな」の評価基準も独特で、
「犬がよく吠えるから」は分かるけど、お菓子をもらったり「ごくろうさま!」と声をかけてくれた客に対しても「×」をつける。

彼にとってそれは、偽善に見えるから。


『アイリッシュマン』(2019)

冒頭、主人公のナレーションによって恩師?との長旅が始まることが説明される。


彼が動くと、死人が増える。
つまりこれは、殺人への道程なのだった!!


『七人の侍』(54)

この映画の象徴は旗だが、
村の地図を作って計画を練りに練り、何人仕留めたのかをチェックしていく勘兵衛の綿密さに、


村人たちは、あぁこのひとを選んでよかった!
と感動したにちがいない。


『ツイン・ピークス』(90~2017)

迷走し始めたセカンドシーズン後半に登場する、「ときと」「場所」の両方を示す地図。

あれ? これなんの話だ??
と思ったものだが、このX-ファイル感も(いまとなっては)嫌いじゃない。

そういうひとは多いようで、これは、独自解釈している動画です。



『グーニーズ』(85)

5選のなかで、唯一ワクワクさせてくれる地図。

本来、地図はそういうものだったのかもね。
伊能忠敬さんだって、未来を信じて地図を作っていったはずだから^^



次回のしりとりは・・・
まっ「ぷ」→「ぷ」ーたろー。

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明日のコラムは・・・

『懐古か野心か^^』
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シネマしりとり「薀蓄篇」(513)

2024-09-13 00:10:00 | コラム
きんじ「し」→「し」ま

その外見から「サバイバルに強そう」などといわれることもあるが、いやいや、そんなこともなく。

無人島では上陸1日目に死ぬ、ヨワヨワキャラになる可能性も高い(^^;)

寝食について、もう、どうしたらよいかさえ分からないと思うんだよね。

少し前に、芸人・千鳥の大悟がキャンプで米を炊いたり料理する番組を観たが、常人の発想にはない行動をしていて、
そうか、このひとは瀬戸内海の北木島で育ったんだものな、ド田舎で育ったことを自虐的に書いたりするも自分はニセモノ?だよなぁ、、、なんて。


『蝿の王』(90…トップ画像)

ウィリアム・ゴールディングによる小説をもとにした英国映画。

飛行機墜落により大人たちは死亡、残された少年たちだけで南太平洋の無人島で暮らすことになるが…。

これは学校だったとしても同じことが起こる、
ヒトは、いや動物だってそうなのでしょう、必ずピラミッドが出来上がっていき、対立も生まれていくものなのだ!

タイトルは「蠅が群がる豚の生首」を指しており、聖書で描かれる悪魔「ベルゼブブ」が由来。


『流されて…』(74)

ブルジョアの人妻とその使用人の男が無人島に漂着、次第に立場が逆転していくさまがユーモラスに描かれるイタリア映画。


なんだかイヤらしい雰囲気がしたので、高校生のころドキドキして観たものだが、そこまでのことはなかった(^^;)(^^;)

後年、マドンナ主演でリメイクされたけれど、パンチ弱かったなぁ。
2002年に創られたものとしては、マドンナが関わっているにしては、きちんと現代を捉えられていないなぁと。。。


『東京島』(2010)

アナタハン島事件をモチーフとした桐野夏生の小説を、木村多江の主演で映画化。

無人島に漂着したもののなかで、唯一の女・清子。
彼女は自らの性を武器にサバイブしていくが・・・。

多江さんは熱演、もう少し物語に毒があってもよかったかと。



『裸の島』(60)

瀬戸内海にある宿禰島を舞台に、電気もガスも通ってない地で暮らす家族を見つめた、新藤兼人の最高傑作(だと思う)。

あらゆる困難に耐えて耐えて耐え抜いてきた乙羽信子が泣き出す瞬間、グッときたなぁ。



『アルカトラズからの脱出』(79)

孤島の刑務所・別名「ザ・ロック」は、小説や映画に沢山の貢献を果たしてくれた。
その背景がもう、映画的ですもの!!

そんな特異な刑務所をポピュラーにした作品といえば、やはりコレでしょう^^



あすのしりとりは・・・
し「ま」→「ま」っぷ。

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『シネマしりとり「薀蓄篇」(514)』
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Fes^^

2024-09-12 00:10:00 | コラム
土曜日に団地の祭りがある。

15年前にココに引っ越してきて、初めて触れる団地祭りは「こんなものだろうな」と思っていたものだけれど、
各地で起こるシャッター商店街化と同様、年を追うごとに寂しい感じになってきて、これも時代なんだろうなと。。。

そもそも入居者が減っているし。
近所の子どもが減っているし。

そうなんだよね、祭りの中心には若いひとが居るべきで、その世代が減少傾向にあるのではどうしようもない。

自分?
夜店で生ビール買って、吞みながら1周して同じ棟のひとに会釈しておしまい。

福引券が配布されているけれど参加はしない。
かといって外に出ないというわけではない。

まぁ、この程度の距離感でよいでしょう。


祭りの思い出。

地元に居たころは、七夕の祭りだったかなぁ、「バカなガキあるある。」だとは思うが、チョコバナナ喰い過ぎて腹をくだした記憶が。

あとは、かーちゃん地元の青森で見たねぶた。

これがガキには怖くてさ、いまでも怖いと思うよ。
だから「萌えぬぶた」と「ねぶた美女」を貼っておく^^






上京してからも、一般的な祭りできゃーきゃーいったことはない。テンションも上がらない。上がっている若い子を見るとバカじゃねぇの?とか思ってた(^^;)

自分にとっての祭りは、やはり映画祭よ。

肝心の東京国際映画祭が「いっこうにブランド化されない」ところが歯痒いが、


前もいったことを繰り返すよ、なにかに特化したラディカルな映画祭として有名になって、自分ら映画小僧を煽ってほしい。

祭りに飢えているんだよ、俺たちは!!


※トップ画像は映画『火まつり』(85)、動画は映画『祭りの準備』(75)。
ともに土着性に端を発した物語で、日本はこういうの創ると抜群に巧い。


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令和版・海外俳優列伝(160)スティーヴン・ボールドウィン

2024-09-11 06:11:33 | コラム
66年5月12日生まれ・58歳。
アメリカ出身。

長兄アレックの過失致死事故が気になるところ(なんとなく?終了=検察側の不手際により審理打ち切り)ですが、
次男ダニエル、三男ウィリアムも俳優、
そんな3人の背中を追うようにスティーブンも俳優に。


代表作はもちろんこの映画、
しかし本作公開後にオファー殺到しないのはなぜだったのか、それは後述します



<経歴>

次女ヘイリー・ボールドウィンは、ミュージシャンのジャスティン・ビーバーの妻。

実質的な映画俳優デビュー作は、88年のミッキー・ローク主演作『ホームボーイ』。

けっしてメインではないし、本数も多くはないものの、作品には恵まれていて・・・

デ・パルマがベトナム戦争における性犯罪を描いた『カジュアリティーズ』(89)、
50年代の若者風俗を活写する佳作『ブルックリン最終出口』(89)、

トム・クルーズが熱演した『7月4日に生まれて』(89)、


『黒豹のバラード』(93)などなど・・・ねっ、よい作品ばかりだし、あぁ出てた出てた!となるでしょう。

94年―青春映画『スリーサム』で初めて大役をつかむ。



『ミセス・パーカー/ジャズエイジの華』(94)を経た95年、映画史に残る大傑作『ユージュアル・サスペクツ』で犯罪者マクマナスを好演。

キントに「いいヤツだが、クレイジー」と評されるキャラクターでしたが、「ニューヨークは雨だってさ…」の台詞すごく好きだったなぁ^^


しかし!

自己破産や税金滞納、投資トラブルなど、主に経済面におけるスキャンダルが続出し、おそらくこれが遠因となり悪評が立つように。。。
こうなるとスクリーンへの露出は減らざるを得ません、

『ファイアー・ファイト』(2003)や『イントゥ・ザ・ミッション』(2014)で存在を確認することは出来ますが、メインの活動はテレビ映画になっています。


兄貴も弟も、完全復活してほしいのだけれどな・・・!!


次回の列伝は、スティーヴン・レイさんから。

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明日のコラムは・・・

『Fes^^』
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