Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(168)高島礼子

2020-02-24 00:10:00 | コラム
64年7月25日生まれ・55歳。
横浜出身。

公式プロフィール


高島礼子(たかしま・れいこ)さんは、数多くの売れっ子芸人さんを抱える太田プロに所属する、数少ない俳優さんのひとり。

だから披露宴も、事務所関係の出席者は当然芸人さんが多く。

これは有吉ちゃんがラジオで話していたことなのですが・・・
沢山の美人俳優さんたちがドレスアップしているのを間近で見た結果、式の終了後、居ても立ってもいられず、芸人さん全員でピンサロに行ったというのです。

なんか、すごーーーくよく分かるエピソードです笑笑


※和服が、異常なほどに似合うひと



<経歴>

前夫は高知東生。
これ以上は申しますまい。

87年よりレースクィーンとして活動。
ただこれは、「芸能界への第一歩」という意味ではなく、レーサーとしての活動費を捻出するため、、、だったのですね。

そう、礼子さんはコンペティションモータースポーツライセンス国内A級(JFA)を有しているのでした。
格好いい!!

ただ礼子さんのようなひとを芸能関係者が放っておくわけがありません、
翌年、『とらばーゆ』のCMで芸能界入りを果たし、これが話題となってドラマへの出演オファーが舞い込んだそうです。

実質的な映画俳優デビュー作は、93年の主演作『さまよえる脳髄』。
秋吉久美子が降板したことにより、代打として巡ってきたチャンスでした。

頑張っていたと思います、ヌードにもなっていますし。

『集団左遷』(94)、『ルビーフルーツ』(95)、『義務と演技』(97)、『新生 トイレの花子さん』(98)、『ショムニ』(98)などなど、キャリアが途絶えることはなかったものの、映画としてけっして成功作といえない作品がつづいていました・・・が、
99年―『極道の妻たち』シリーズの四代目(初代は岩下志麻、二代目は十朱幸代、三代目は三田佳子)に抜擢、
前作までとはちがい、公開規模はひじょうに小さく、どちらかというとビデオの売り上げやレンタルの回転率に賭けた安上がりなものになっていますが、これが好評で短期間に5作も制作されました。

『極道の妻たち 赤い殺意』(99)
『極道の妻たち 死んで貰います!』(99)
『極道の妻たち リベンジ』(2000)
『極道の妻たち 地獄の道づれ』(2001)
『極道の妻たち 情炎』(2005)




それ以外にも沢山の映画に出ていますが・・・
『ドリームメーカー』(99)、
『長崎ぶらぶら節』(2000)、『千年の恋 ひかる源氏物語』(2001)、『精霊流し』(2003)、『半落ち』(2004)、『隠し剣 鬼の爪』(2004)、『あずみ2 Death or Love』(2005)、『バルトの楽園』(2006)、『TANNKA 短歌』(2006)、『アジアンタムブルー』(2006)、『大奥』(2006)、『愛の流刑地』(2007)、『ラストラブ』(2007)、『茶々 天涯の貴妃』(2007)、『犬と私の10の約束』(2008)、『K-20 怪人二十面相・伝』(2008)、『プライド』(2009)、『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』(2009)、『キラー・ヴァージンロード』(2009)、
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』(2010)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010)、『乱反射』(2011)、『HOME 愛しの座敷わらし』(2012)、『神さまの言うとおり』(2014)、『極道大戦争』(2015)、『ボクの妻と結婚してください。』(2016)、『ひだまりが聴こえる』(2017)、『星めぐりの町』(2018)、『北の桜守』(2018)、『おみおくり』(2018)、『あのコの、トリコ。』(2018)・・・

基本的に助演が多く、礼子さんの魅力が全開なのは、やはり極妻シリーズ。ということになるのだと思います。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(169)高梨臨』
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にっぽん女優列伝(167)高樹沙耶

2020-02-23 01:09:40 | コラム
63年8月21日生まれ・56歳。
静岡出身。

公式ブログ


不快に思われるかたも居るでしょうが敢えていうと、
芸能界を引退したと「される」高樹沙耶(たかぎ・さや)さんは、いま「大麻おばさん」と呼ばれています。

まぁ実際そうなので? 否定はしませんが、
そう評している大半は若いひとで、自分の世代―とくに男なんかは、逮捕もされたこのひとのことを突き放すことが出来ないのですね。

極端にいえば、「沢尻エリカなんか比べものにならないくらい擁護したい」気持ちがあるっていう。

なぜって感謝しているから。

マジ感謝っ♪ みたいな。

クスリ関係で、あんまりふざけないほうがいいのでしょうけれど、実際そうなのだもの。

はっきりいいます、
自分が映画館で精神的童貞を卒業した相手が、沙耶さんなのですよ。

映画だけじゃない、グラビアでもたいへんお世話になりました。


沢尻だって一緒でしょ?

いや、だからそれはもう、世代の問題。
沢尻が脱いだころの自分は、もう立派なオトナだったから。

<経歴>

一時期は作詞家としても活躍。
それが縁だったのでしょう、元旦那はシンガーソングライターの中西圭三。

また、フリーダイビング競技で当時の日本記録を打ち出したことでも知られる運動神経の持ち主。

10代後半からモデルとして活動、
映画俳優デビュー作は、83年の『沙耶のいる透視図』。
(公開そのものは86年)

この映画のキャラクター名をいたく気に入り、そのまま芸名としました。

ただ20歳のころに主演した本作を気に入ったというのは、沙耶さん若いころから「なかなか」だったのだと思いますよ。

脚本は鬼才・石井隆、観る年齢によってはトラウマ映画体験になるような作品なのです…つーか、土屋さんが演技してるし!!



自分が沙耶さんを知ったのは、柴田恭兵とジョニー大倉が共演した『チ・ン・ピ・ラ』(84)から。

内容なんて「ぜんぜん」覚えていません、石田えりと沙耶さんの二大ヌードを拝めるため、そのインパクトの前に無条件降伏したからです。


しかし、その後はテレビドラマを中心に活動、スクリーンでさらなる色気を振りまくことは「ほぼ」ありませんでした。

『世にも奇妙な物語 映画の特別編「結婚シミュレーター」』(2000)、『スマイル 聖夜の奇跡』(2008)。


芸名を返上したり芸能界引退を宣言したり、参議院選挙に芸名で出馬したり。
ナンヤカンヤがあったうえに2016年、大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕される。

以降、芸能人が大麻で不祥事を起こす度に「ご意見番」としてメディアに登場するようになる。

・・・・・う~む。

でもねーのあとにつづく文章は、冒頭のほうに戻ります。

批判的な目を向けられない「元」性少年の気持ち、分かってくれますかね?

って、分からないか。

失礼いたしました。


ほかの出演作に・・・
テレビ版でレギュラー出演していたため、当然映画版にも顔を出しています。

『相棒 ―劇場版― 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』(2008)、『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』(2009)、『相棒 ―劇場版II―警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』(2010)。

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(マスクして)騒いで(マスクして)ウナギ喰って、ソッコーで帰ってきます。。。

2020-02-22 00:10:00 | コラム
本日は格闘技興行、『RIZIN.21』生観戦のためにホテルを早退し浜松まで。

友人の車に乗って向かいます。

ので、サクサクサクッと軽めに。

静岡といえば、うなぎ。



カンヌはときどき悪趣味なところがあって、イマヘイはこれ以外にも沢山の傑作を放っているにも関わらず、『楢山節考』(83)と『うなぎ』(97)でパルムドールを取った。

まぁいいや、きょうはそっちではなく、こっちのうなぎの話。




マスク着用を忘れず、おおいに楽しんで、おおいに喰って、さっさと帰還しようと思っています―。




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エグゼクティブって、なにかね。

2020-02-21 00:10:00 | コラム
executive:重役の、幹部の。の意。

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某日―。

20年前のハリウッドであれば確実にオスカー作品賞に輝いていたであろう傑作戦争映画『1917』を鑑賞。






すでに3度目。

もちろん(最新設備が整う)IMAXで。

しかも、エグゼクティブ・シートを選択。

1000円以上高いが!!

一般席となにがちがうかって、椅子そのものが高級。
ひじ掛けもドリンクホルダーもモノがちがう感じになっていて、しかも幅が広かった。


デートじゃないよ、ひとり鑑賞。
だから見栄を張る必要もなく、ただなんとなく最高の映画体験を味わいたいなぁ、、、と思って。


上級国民ではないが、映画業界が潤うようにと年中劇場に行っている映画好きだから、このくらいの背伸びはいいっしょ?


というのも、このシートをたいへん気に入った自分、
次回鑑賞予定の『地獄の黙示録 ファイナル・カット』においても、エグゼクティブ・シートで観ようと思っているので。

ファースト/ビジネスの選択で迷う「そこそこの年齢いったじーさん」みたいなものかな、そこまで明確な差がある席ではないのけれども。。。



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ボクでも跳べるの!?

2020-02-20 00:10:00 | コラム
唐突だが、三船の出演していない黒澤映画の傑作『生きる』(52)で、主人公・渡邊勘治さんを演じたときの志村喬の年齢って知ってる?

47歳だってさ!



いまの自分と1年しかちがわん!!

なんか、えれーショックだった!!!


(当然)勘治さんほど老いを自覚しているわけではないけれど。
いちおー筋トレしてるし。チャリで疾走しているし。胃癌のおそれも(いまのところ)ないし。

でも、前にも記したがダッシュしたあとの「ぜぃぜぃ」感が、20代のころの比じゃなくなった。
大袈裟にいえば、30秒のダッシュで5分間くらい「ぜぃぜぃ」いっているかもしれない。


さて、お気に入りのスニーカーがふたつとも「底が痛んできた」ので、新しいのを買おうかと。




いく?
いっちゃう?
いま話題の、厚底のランニングシューズいっちゃう??
(トップ画像は、価格コムより)

そこまで高くないし。
まだ売り切れていないし。

べつにジョギングするわけでもないのだが。

でもね。
いま、跳べといわれても(爆弾抱える)膝が怖くて跳べないのだよね。

これを履けば、跳べそうな気がする。

厚底だし!
カーボン入っているし!!

・・・・・。

うん。いっちゃおう。
たぶん、来週には購入ボタンをクリックしていると思いますです。


※走る映画で1本。
途中からの追っかけっこ、最高。まだデジタルの時代じゃなかったので、カメラマンは大変だったと思う。



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