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Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画系音楽系文学系あいうえお10選(50)

2025-04-18 00:10:00 | コラム
「さ」から選択…「魚が印象的な作品、ひと」

海中、水中に生きるものは神秘的。
べつにクリオネやタツノオトシゴ、クラゲに限ったことではなく。
地上で暮らすのが「とーぜん」だと思っていて、どんな体内になってんの??と疑問を抱くから。

しかし焼き魚や寿司を口にすると、その体内が思いのほか「シンプル」であることを知って驚くわけです。

そのシンプルさゆえに、水中で生きることが出来るのでしょうか。。。


①映画『さかなのこ』(2022)…沖田修一×のん×さかなクン

さかなクンの半自伝映画、性別を超えて「のん」ちゃんが主役を演じる。
意外なのはそこだけで、職人・沖田が手堅くまとめて良質の青春映画に仕上がってます。



②小説『ナイルパーチの女子会』(2015)…柚木麻子

見た目はちょっと狂暴、でも白身魚として食べてみると意外とくせがなくパクパクいける。
そんな淡水魚と現代を生きる30代女性を重ねあわせて描いた、山本周五郎賞受賞作。



③音楽『アルクアラウンド』(2010)…サカナクション

PVのテクニック、表現が海外に追いついた!と初めて思えた作品かもしれない。

ボーカル山口さん、鬱からの生還おかえりなさい!!



④映画『天気の子』(2019)…新海誠

トップ画像。
雨の形が、魚でした^^


⑤絵画『魚』(83ごろ)…アンディ・ウォーホール

得意のシルクスクリーンを駆使、このひとの作品はかわいくて全部好き。



⑥音楽『めだかの兄妹』(82)…わらべ

この時代、保育園幼稚園のお遊戯といえば、これ一本だったかと。

自分より少し下の世代の演目でしたが、テレビ以上に最寄りの保育園から流れてきたイメージがあります。


⑦音楽『淋しい熱帯魚』(89)…Wink

その無表情ぶりがネタにされましたが、そこが魅力的だったのかも。

楽曲そのものも素晴らしいし。



⑧小説『山椒魚』(1929)…井伏鱒二

デカくなり過ぎて棲み処から出られなくなった山椒魚の物語。

体力を使って読んだ『黒い雨』のあとに手を取った短編で、井伏さんのイメージがガラッと変わりました。


⑨漫画『ギョ』(2001)…伊藤潤二

この表紙のインパクトが!


背景の描き込みも徹底していて、内容でも描線でもゾクゾク出来るホラー漫画です。


⑩映画『最後の戦い』(83)…リュック・ベッソン

雨は水だけでなく、魚まで降ってくる近未来―ベッソンの処女作ですが最高傑作とするファンも多し!


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明日のコラムは・・・

『映画系音楽系文学系あいうえお10選(51・最終回!!!!!)』

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