Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(266)藤谷美和子

2021-06-29 00:10:00 | コラム
63年3月10日生まれ・58歳。
東京出身。

噂がひとり歩きしているところもあるのでしょう、
海外でいえばショーン・ヤング、日本では最近は沢尻エリカ、80年代では石原真理、そして藤谷美和子(ふじたに・みわこ)さん。

いわゆる「プッツン女優」とされているひとたちですが、
本業ですんばらしい仕事をしてくれれば、あとはどうだっていいんです。

訂正、犯罪さえ犯さなければ。
(その意味でエリカは失格!)

2006年から芸能活動休止状態の美和子さん、大好きです。

『池中玄太80キロ』(80~81、日本テレビ)でときめきましたし、


『それから』の三千代はこのひとしか居なかったはず、、、と思っています。



※歌声も好き…というか、この曲も秋元さんか。すげーな。


<経歴>

あといい忘れましたが、単純に見た目が好きです。


芸能活動は77年から。
テレビドラマで注目を受け、若い男性を中心に人気が広がっていく。

映画俳優デビュー作は、80年の『ニッポン警視庁の恥といわれた二人 刑事珍道中』。
中村雅俊と勝野洋が主演したコメディです。

『誘拐報道』(82)、『海燕ジョーの奇跡』(84)、『地平線』(84)。

そして85年―漱石の傑作を天才モリタが映像化した『それから』で、松田優作を狂わせる薄幸のおんな・三千代を好演。



そのほかの作品に・・・
『道』(86)、『この愛の物語』(87)、『竜馬を斬った男』(87)、『悲しい色やねん』(88)、『疵』(88)、『ラッフルズホテル』(89)、『226』(89)、『女殺油地獄』(92)、『寝盗られ宗介』、『スーパースキャンダル』(96)など。

『それから』が鮮烈に過ぎ、ほかの作品が霞んでいる感はありますが、決定的な代表作がひとつでもあるってすごいことです。

いつかの復活を期待して・・・。


次回のにっぽん女優列伝は、風吹ジュンさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『期日前主義』
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