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令和版・海外俳優列伝(145)ジョン・グッドマン

2024-06-27 00:10:00 | コラム
52年6月20日生まれ・72歳。
アメリカ出身。

ジョン・キャンディとグッドマン。
80~2000年代を代表する「巨漢」俳優、主役を張ることは滅多にないけれど、印象に残る助演で映画ファンのハートをがっちりつかむ。

そんなひと、、、だったのですが!
なんとまぁ、ライザップのCMみたいだわ!!


なにかを演じるためのダイエットではなく、長生きするため体重管理を徹底した結果だそうです。

特徴がなくなった…なんて悪くいうひとも居るようですが、なにをおっしゃる、演技力が弱まったわけではありませんので!!


とはいえ代表作は、やっぱりコレかなぁ^^



<経歴>

10代のころはフットボールで活躍、プロを目指すも怪我をして夢を断念。
20代で演劇の世界に魅せられ、俳優業を目指すようになる。

映画俳優デビュー作は、83年の『愛に向って走れ』。

『ナーズの復讐』(84)や『デヴィッド・バーンの トゥルー・ストーリー』(86)を経た87年、コーエン兄弟にとっても出世作となった『赤ちゃん泥棒』で脱獄犯を怪演、


映画ファンの注目を受ける。

トム・ハンクスの『パンチライン』(88)、アル・パチーノの『シー・オブ・ラブ』(89)、リチャード・ドレイファスの『オールウェイズ』(89)、ジェフ・ダニエルズの『アラクノフォビア』(90)などなど、前述したように主演は張らず常に主演者の周囲をウロチョロしているような友人役が多し(^^;)

それでもコメディの快作『ラルフ一世はアメリカン』(91)、
そして『夢を生きた男/ザ・ベーブ』(91)ではベーブ・ルース役で堂々の主演、


この91年にはコーエン兄弟の最高傑作『バートン・フィンク』にも出演しているし、当たり年といっていいでしょう!

以降も「基本」バイプレーヤーとして活躍、
『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』(93)、『ボーン・イエスタデイ』(93)、『未来は今』(94)、『フリントストーン/モダン石器時代』(94)、『悪魔を憐れむ歌』(98)、『ビッグ・リボウスキ』(98)、
スコセッシの『救命士』(99)では主人公ニコラス・ケイジの同僚を好演、


『オー・ブラザー!』(2000)、『ジュエルに気をつけろ!』(2001)のようなスターがメインのメジャーに出演するいっぽう、
『ストーリーテリング』(2001)のような超のつくインディーズにも顔を出し、フットワークの軽さが魅力。

そのほかの出演作に・・・
『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば』(2004)、『狼の死刑宣告』(2007)、
オスカー受賞作『アーティスト』(2011)、
またまたオスカーを取った傑作『アルゴ』(2012)、


『人生の特等席』(2012)、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』(2013)、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(2015)、『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)、『アトミック・ブロンド』(2017)・・・と、かなりバラエティに富んだキャリア構築。

最新作は『囚われた国家』(2019)、
体型が変わっても起用しつづけてくださいね、コーエンさん^^

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(146)ジョン・C・ライリー』
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