
第52位『砂の器』
<74年、日本映画 監督:野村芳太郎 原作:松本清張 脚色:橋本忍、山田洋次 出演:丹波哲郎、加藤剛、森田健作、島田陽子>
蒲田駅の操車場で発見された身元不明の殺人事件の謎を追うふたりの刑事により、天才音楽家が必死に隠してきた哀しき過去が暴かれていく…。
清張モノとして原作本は弱い、、、というのは文学好きの共通認識のようで、たしかに遍路描写は数行程度に過ぎない。
そこをクライマックスにするため日本列島のロケーション撮影を敢行、さらに演奏会をかぶせる―その脚本構成が固まった時点で映画の成功は決まっていたのかもしれない。
島田陽子が車窓から放る血のついたシャツの強引な設定、
現在の森田健作のイメージがノイズとなるなど気が散ってしまう要素はあるものの(^^;)、
力強い映像と音楽に圧倒されること必至、午前十時の映画祭でも随分入っていたもの、みなさん重量感のある映画を待っているのではないかな…。
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<74年、日本映画 監督:野村芳太郎 原作:松本清張 脚色:橋本忍、山田洋次 出演:丹波哲郎、加藤剛、森田健作、島田陽子>
蒲田駅の操車場で発見された身元不明の殺人事件の謎を追うふたりの刑事により、天才音楽家が必死に隠してきた哀しき過去が暴かれていく…。
清張モノとして原作本は弱い、、、というのは文学好きの共通認識のようで、たしかに遍路描写は数行程度に過ぎない。
そこをクライマックスにするため日本列島のロケーション撮影を敢行、さらに演奏会をかぶせる―その脚本構成が固まった時点で映画の成功は決まっていたのかもしれない。
島田陽子が車窓から放る血のついたシャツの強引な設定、
現在の森田健作のイメージがノイズとなるなど気が散ってしまう要素はあるものの(^^;)、
力強い映像と音楽に圧倒されること必至、午前十時の映画祭でも随分入っていたもの、みなさん重量感のある映画を待っているのではないかな…。
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東大生に、なったぞ
ゆみさん、いま一部映画館ですけど、1日1回、上映されてますよ!
10日までは都心では錦糸町と新宿、10日から2週間は池袋、日本橋です^^