Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画系音楽系文学系あいうえお10選(14)

2024-08-05 01:53:04 | コラム
「い」から選択…本日は「『いろ』にまつわる作品」

「あ」の項で「あか」「あお」を取り上げましたが、本日は「色、全般。」。

引っ込み思案だった10代前半は「黒」「グレー」「紺」を好んで着ていた自分、
いつの間にか「派手派手マン」と化し、
20代は紫や緑、
30代は赤、
そして現在は蛍光色を身につけるようになりましたよ^^


①音楽『君は天然色』(81)…大滝詠一

♪ 想い出はモノクローム、色をつけてくれ ♪




②映画『ハスラー2』(86)…マーティン・スコセッシ

トップ画像。
邦題だとピンとこないでしょう、でも原題は『The Color of Money』なのです。


③映画『風と共に去りぬ』(39)…ヴィクター・フレミング

「総」天然色映画の金字塔。
これを大戦前夜に創っていたのだもの、小津さんが絶望したように「この国に、勝てるわけがない」。


④音楽『MUGO・ん…色っぽい』(88)…工藤静香×中島みゆき×後藤次利

静香さんの曲でいちばん好きかな。
大胆なタイトル表示といい、さすがみゆきイズムです^^



⑤小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(2013)…村上春樹

買ったことで満足してしまい、読んだのは2年後だったかも(^^;)(^^;)



⑥映画『天国と地獄』(63)…黒澤明

モノクロームに着色する実験的手法は、のちにスピルバーグもオマージュしていますね。



⑦デスクトップパソコン『iMac』(98)…マッキントッシュ

Windows派だけれど、デザインの洗練性はさすが。

CMはストーンズでしたね。



⑧漫画『怪奇版画男』(94~97)…唐沢なをき

全頁を版画で手がけた労作、
ふつうに制作するだけでも大変なのに、わざと「人混み」のコマを描いたり「色つき」で展開する回まであった。

大傑作!!



⑨絵画『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢』(1880)…ピエール=オーギュスト・ルノワール

ずっと眺めていられます^^



⑩映画『カルメン故郷に帰る』(51)…木下恵介

日本の「総」天然色映画は、米産の10年後にようやく創られました。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『映画系音楽系文学系あいうえお10選(15)』
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2 コメント

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おはようございます (oyajisann)
2024-08-05 09:49:59
>買ったことで満足してしまい
あるあるですね。
幼いころの映画のポスター。
「総天然色」って書かれたのが印象に残ってます。
当時は当然意味?
返信する
oyajisannさん、 (まっき~)
2024-08-05 16:06:58
現在の映画は大抵は4K仕様のクリアな映像で、それはそれは様々なものがくっきり見えて美しいデジタルなものですが、
モノクロームが常だった映画が総天然色に変わった瞬間の衝撃は、現在の比ではないのだろうな、、、と、よく思ったりもします^^
返信する

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