Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(90)真木よう子

2023-12-17 00:10:00 | コラム
~真木よう子のキャリア10傑~

きょう・あすで今年の女優別10傑は終了です。
来年もつづくとはいえ、すでに「ま行」なので2~3月には完結するかな^^

さて、よう子さん41歳。

サブカルチャーにとっても明るいひとで、そういえばコミケの騒動なんてこともありましたが(各々で調べてね!)、この方面に強いというだけで(二階堂ふみと同様に)応援したくなっちゃいます。

個人的にはコメディエンヌとしての才能が豊かだと思うんですよ、それがもっと発揮されるキャリアが築ければいいなぁ、、、と。


(1)『そして父になる』(2013)

是枝裕和の代表作、のひとつ。
どっちの家庭で育つのが理想的か…と考えながら観てしまいますよね。



(2)『ゆれる』(2006)

そんな是枝の弟子、西川美和が注目を浴びるきっかけとなったサスペンス。

よう子さんは、兄弟のあいだで「まさに」ゆれるヒロイン智恵子を好演。



(3)『ベロニカは死ぬことにした』(2006)

パウロ・コエーリョによる同名小説を日本に置き換えて映画化、
よう子さんのほかに、荻野目慶子や中嶋朋子など、自分のお気に入りが多数出演しているので「いろいろ」お得な作品なのです^^


(4)『さよなら渓谷』(2013)

レイプ事件の加害者と被害者。
彼ら彼女らの「その後」を描いた吉田修一による小説を大森立嗣が映画化、
その設定に賛否はあったものの、ヒトの闇を捉えようとした野心的な作品だったと思う。



(5)『孤狼の血』(2018)

東映と白石和彌が放つ、新世代の『仁義なき戦い』として人気の高いヤクザ物。

よう子さんは、クラブ梨子のオーナー役。


(6)『脳内ポイズンベリー』(2015)

そう、これを観て確信したんですよ。コメディの才能、絶対にあるって!!



(7)『ある男』(2022)

原作は平野啓一郎、
地味な創りだが去年の映画賞を独占したおかげで割と多くのひとが観ている、、、のかも。

よう子さんは端役だが、いつものように端役でもそれなりのインパクトを残しています。


(8)『蜜のあわれ』(2016)

室生犀星の名著を二階堂ふみ主演で映画化した、じつにチャーミングな一品。

主演はあくまでもふみちゃんですが、よう子さんと韓英恵も好演。


(9)『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』(2013)

益田ミリによる人気四コマ漫画を映画化、共演に柴咲コウと寺島しのぶ。

完璧に成功したとはいい難い、、、ものの、この空気感は割と好きかも。



(10)『モテキ』(2011)

長澤まさみと麻生久美子に飲まれてしまった感もあるが、いやいや、よう子さんが演じた唐木素子もそーとー魅力的で。

40代に突入したいまだからこそ、よう子さん主演のコメディが創られるべきで!!

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明日のコラムは・・・

『日本女優別10傑(91)松たか子』
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