Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(110)ジェフ・ゴールドブラム

2023-12-12 00:10:00 | コラム
52年10月22日生まれ・71歳。
アメリカ出身。

本年最後の列伝、4日連続で展開していきましょう。

頭がよいにはちがいないが、頭が切れ過ぎて日常生活もままならない―いわゆる「軽めの」マッドサイエンティストといったら、ゴールドブラムさんに任せておけばよい。

みたいな感じで、科学者化学者を演じることが多いです。
これがまた、不思議に似合うのよね。

※カオス理論って、なにかね?



<経歴>

長身の194cm。
元嫁は、彼の「変身」をなんとか受け入れようとしていたジーナ・デイヴィス。


日本の企業「ローム」のイメージキャラクターを演じていたこともあり、このあたりはやはり役柄の影響か。。。



映画俳優デビュー作は、74年の『狼よさらば』。
超のつく端役なので、気づくひとは少ないかと。

アルトマンの傑作『ナッシュビル』(75)やウディ・アレンの『アニー・ホール』(77)、『SF/ボディ・スナッチャー』(78)などの小さい役をきっちりこなし、80年代より少しずつキャリアが上向いていく。

『再会の時』(83)、『ライトスタッフ』(83)、『眠れぬ夜のために』(84)、『シルバラード』(85)、
そして86年、『ザ・フライ』で「ハエと融合した悲劇の天才」を熱演する。

『ボクの彼女は地球人』(89)、
93年から始まった『ジュラシック・パーク』のシリーズではカオス理論を提唱するイアン・マルコム博士を好演、
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(97)、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)にも出演する。

ただ自分のなかで「イコール科学者化学者」のイメージが強くなったのは、96年の『インデペンデンス・デイ』でしたね。

「黙れだと!? ウチの息子は、あんたらの命の恩人だぞ。あんたらは、なにをやった!?」



そのほかの出演作に…
ウェス・アンダーソン組として『ライフ・アクアティック』(2004)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)、『アステロイド・シティ』(2023)などに顔を出したり、
テレビ業界を舞台としたコメディ『恋とニュースのつくり方』(2010)などで好演、
マッドサイエンティストだけじゃないんだよ!!と力強く証明しています(^^;)(^^;)

でもやっぱり、またヘンテコ理論を展開するキャラを演じてほしいよね~。。。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(111)ジェフ・ダニエルズ』
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