Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(91)松たか子

2023-12-18 00:10:00 | コラム
~松たか子のキャリア10傑~

今年最後の女優別10傑です。

顔が整っていて演技にも安定感があり、歌えば抜群に巧い。おまけに、家柄もたいへんよろしく。
こんなに完璧な46歳、、、にも関わらず? 関わらず??
『空耳アワー』の大ファンでもあって、自ら投稿もしちゃうという。


こんなひと、誰が嫌うというのでしょうね?
居たとしたら、それはもう単なる僻みなんじゃね?? みたいな^^


(1)『四月物語』(98)

佳作ぞろいのキャリアのなかで、ひとつ挙げるとするならば、じつはコレ!
というひと、意外と多いのでは?

岩井俊二の映画としても、本作がいちばん好きだったりします。なんていうことのない物語なのですが、なんか好き!



(2)『告白』(2010)

ただ俳優としての評価が定まり始めたのは、この映画からでしょう。
湊かなえの暗~~い原作小説を映画的に調理、たしかに面白い。



(3)『夢売るふたり』(2012)

西川美和による意欲作。
これは女優を堪能する映画、、、だと思っていて、たか子さんだけでなく、田中麗奈も鈴木砂羽も、木村多江も倉科カナもみんなよい。


(4)『小さいおうち』(2014)

山田洋次と相性がよいであろうことは、なんとなく想像出来た。
顔立ちは、古風なほうですからね。
ただ山田作品としては新機軸ともいえて、この歳で変化しようとするおじいちゃん監督に勇気をもらえます。


(5)『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』(2009)

太宰の佳作を映画化、たか子さんは作家(浅野忠信)の妻役つまり主人公。



(6)『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(2015)

監督は松尾スズキ、「金」にまつわるブラックコメディで、もっと話題になってもよかったのにな……。


(7)『ラストレター』(2020)

岩井俊二による、自身の過去作『Love Letter』(95)のアンサー的作品。

広瀬すずと森七菜のフレッシュさに見惚れていたら物語などどうでもよくなってしまいそう・・・ではあるものの、いやいや、たか子さんのしっとり感も悪くないのであります。



(8)『隠し剣 鬼の爪』(2004)

山田洋次による時代劇。
たか子さん演じる女中きえ、すごくよかったですね。


(9)『泣き虫しょったんの奇跡』(2018)

棋士・瀬川晶司の前半生を描いた力作。


監督は棋士を目指していたこともある豊田利晃、このひとは覚醒剤の問題などにより映画を撮れなかった時期もあって、公開初日に触れた自分は、いろんな感情に襲われて泣いちゃったんだっけか。。。


(10)『来る』(2018)

中島哲也によるホラー映画で、たか子さんはそれほど目立つ役ではないものの好演。

『告白』出演に恩義みたいなものを感じているのかも^^

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明日のコラムは・・・

『格闘技週間、はじまります^^』
コメント
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