Cape Fear、in JAPAN

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映画スタッフ別10傑(16)ダンテ・スピノッティ

2021-06-05 00:10:00 | コラム
~ダンテ・スピノッティのキャリア10傑~

イタリア出身の77歳、マイケル・マン監督とのコンビが最も有名で、シャープな映像創りで知られる…から、『コラテラル』(2004)の撮影を担当しなかったのは意外。

スケジュールの都合だったのかな、
夜景の映像は充分に素晴らしかったけれど、スピノッティの映像で観たかったかも。


※スピノッティの仕事をまとめた動画




(1)『ヒート』(95)

ひたすら格好いい。


俳優も、演出も、映像も。


(2)『L.A.コンフィデンシャル』(97)

映画は雰囲気、雰囲気なのよ。

すごい魅力的な世界観ではあるけれど、住人にはなりたくないよね笑


(3)『聖なる酔っぱらいの伝説』(88)

ルトガー・ハウアー主演、知られざる傑作。



(4)『瞳が忘れない/ブリンク』(94)

マデリーン・ストーが好きなので、この映画のこと、ときどき記しているかな、
映画としては「やや」弱いかもだけど、「視力」がキーワードになる物語だけに映像は力強い。


(5)『インサイダー』(99)

男と男の対決を、マイケル・マンが撮って見応え充分。

トリビュート動画にも出てくるが、ふたりが対峙するシーンはどれも印象に残る。


(6)『ネル』(94)

ジョディ・フォスターが「ネル語」を話していることで話題になった。

自然光が、とても美しい。



(7)『クイック&デッド』(95)

ケレンたっぷり、サム・ライムの世界観とは相性が悪い気もしたが、そんなことはなかった。




(8)『ラスト・オブ・モヒカン』(92)

走って走って走りまくる映画。

躍動感の表現って、カメラマンにとっては腕の見せどころなんじゃないかな。


(9)『レッド・ドラゴン』(2002)

『刑事グラハム/凍りついた欲望』(88)のリメイク、じつは2本ともスピノッティが撮影を担当。

これ絶対に狙っているよね。


(10)『恋のためらい/フランキーとジョニー』(91)

少しだけ歳のいった同士の恋愛劇だから、映像も少し乾いた感じ。

スピノッティさん、お見事です。

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明日のコラムは・・・

『そういや、随分とパンク修理してないね。』
コメント (1)
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