Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(239)

2018-02-24 00:10:00 | コラム
ちしぶ「き」→「き」っく(キック)

実戦? において、脚を武器にするというのは、出来そうで、その実なかなか出来ない。

まず手が出るのがふつうでしょう。

それに慣れているひとは、頭突きなんかも。

ただ全身を駆使していいはずなのに、脚って「意識しないと」出てこない。

例外もあるけれど、一般的にはそういうもの。


自分?

この歳で実戦―試合とかではなく、日常生活における殴り合いのこと―なんかするような武闘派ではないが、ちょっと異色で、すぐにタックルしちゃう傾向にある。

アスファルトだろうがなんだろうが、寝かしてどうこうするっていう。
寝ちゃえば強いぞって。


参考にならないよね。


脚は、使いようによっては拳以上の威力を発揮する。

それでも素人は(下半身を攻撃する)ローキックどまりでしょう、あとうまくいって腹への攻撃が限度。
膝からの攻撃や、ふくらはぎから下を使って(頭部を攻撃する)ハイキックなんていうのは、それなりの鍛錬を積まないと自爆してしまう。

格闘技好きでなくとも知っているハイキックの使い手は、クロアチアのミルコ・クロコップ。



このひとのハイキックは、エグくて、そうして美しい。


ただ技術的に魅かれるのは、軌道が読めないブラジリアン・ハイキックのほうかな。

※2分20秒あたり




いかんいかん、これは格闘技ではなくって映画のコラムだった。


以下が、映画のなかで印象に残る「キック5傑」。

使う機会なんて訪れないほうがいいに決まっているが、シミュレーションしておくだけでも効果がある・・・かも、しれない。


(1)『キック・アス』(2010)

最後は、キックで決めます。



(2)『GO』(2001)

―これは僕の、恋愛に関する物語だ。

とはいうものの、ビッグインパクトを残すのはドロップキック。

ただここから恋愛は始まったので、それでOK。

(3)『少林サッカー』(2001)

馬鹿々々しさも、突き詰めれば感動へとつながる好例。



(4)『スパルタンX』(84)

ベニー・ユキーデ(キックボクシング元王者)との、身体すべてを駆使した死闘。



(5)『ハイキック・ガール』(2009…トップ画像)

この分野に関して本職? である武田梨奈が注目されるきっかけとなった快作。


あすのしりとりは・・・
きっ「く」→「く」りんといーすとうっど。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(240)』
コメント (2)
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