Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画小僧による、アート10傑

2016-04-04 00:10:00 | コラム
「映画小僧による、非映画的なるものの10傑」、その第3日目。

きょうは、アート。
広義の意味におけるアートなので、アート「全般」としよう。

アートとは、なんぞや?

という問いに対し、誰もが納得出来るような明確な答えを持たないが、

なにかを表現しているものはアーティストと呼ばれるので、
アーティストが創り出したモノは「すべて」アートなんだと思う。

コーラの瓶が描かれた絵が並んでいるだけのものでも、創ったものが「アートだ」といえば、それはやっぱりアートなんだ。


つまり。
アートを「深い!」とは(個人的には)思わないが、器が大きいことはたしかなようである。


(1)『横顔のサスキア』…絵画、レンブラント(トップ画像)

「光と影の画家」レンブラントは、映画技術と縁が深い、、、ということもあり、最も好きな画家。

なかでも夫人をモデルにしたこの作品は、何時間でも鑑賞出来る傑作だと思う。

(2)『バナナ』…絵画、アンディ・ウォーホール

真似すればそっくりに描けそう・・・だが、それでもやっぱりウォーホールはタダモノじゃなかったと思う。



(3)デヴィッド・リンチの絵画

この絵を前にして、ことばなんか浮かばない。



(4)アニー・リーボヴィッツの写真

たぶんいちばん有名なのは、ジョンとオノヨーコの裸で抱き合う作品だろう。

不幸なことだが、この撮影の数時間後にジョンは死亡。
それによって、アニーは有名に「なってしまった」。

(5)荒木智のジオラマ

「!!」しか出てこない。



(6)大河原邦男のメカニックデザイン

ガンダムのモビルスーツは、このひとによるもの。

メカのフォルムというより、モノアイの発想がすべてだったような気がする。

(7)浮遊…写真、林ナツミ

じつに気持ちがいい。



(8)PILOTの広告シリーズ

年に1度くらいしか展開しないが、これに触れる度に「あ、万年筆を使わなきゃ」と思わせてくれる。



(9)Chim↑Pomのパフォーマンス

このメッセージが、すべてなんじゃないか。



(10)ロートレックの絵画

ロートレックの存在は、この映画で知った。




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明日のコラムは・・・

『一芸』
コメント (1)
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