Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

電報も、悪くない

2014-03-24 00:30:00 | コラム
電報を送るのが好きだ。

若ければ若いひとほど、驚いてくれるし。

先日も、結婚する友人の女子にミニーちゃんのぬいぐるみと花束つきの電報を送ったらば、

「こうくるとは思わなかったー!!」

と、たいへん感謝された。

「まだ結婚前だから、いいや」と、ほっぺにキスをもらったのである。


なんというか、電報と無縁のひとのほうが多いからだろう、極端にいえば古いイメージがあるのだと思う、

「チチキトク」

とか、

「ニイタカヤマノボレ」

とかね。

古過ぎるよ、バカヤロウ。

古過ぎて逆に「ニイタカヤマノボレ」のほうを知らんだろうって。

数年前だったか・・・真珠湾攻撃くらい学校で習っているはずだが、「ほんとうは奇襲じゃなかったっぽい」とかいう話を映画小僧たちのあいだで展開した際、参考にする映画は自分らは『トラ・トラ・トラ!』(70)、でも若い子は『パールハーバー』(2001)のほうなんだよね!

これで真珠湾攻撃を知ったと。

車椅子のルーズベルト(ジョン・ヴォイド)が立ち上がってしまう、あのクソ映画を参考って!!

「あれ、歴史の教科書では?」
「うーーん、なんか社会の先生、前半に時間をかけ過ぎて、昭和に入ると駆け足なんですよ」
「まぁ大概そうだけど、あの戦争くらいは、それなりに時間かけない?」
「どうだったかなー。ぜんぜん覚えてないな~」

関係ないが『パールハーバー』、ヒロイン役のケイト・ベッキンゼール。
ぜんぜん魅力的じゃなくて、この子は消えるな・・・と思っていたのだが、化けましたなぁ。

完全に、読みが外れたよ。


まぁいいや。

『笑っていいとも』によく登場した「キティちゃん電報」じゃないが、いまはいろいろ出来ることくらい、みんな知ってますって。
知ってはいるけれど、送る機会も受け取る機会も少ない―ということなのだと思う。

唯一のネックは「そこそこ高い」ということ。

ぬいぐるみ系で花束をつけると、もうそれだけで1万円ちかくいってしまうし。

だから、電報にするかどうかは、ことばは悪いが、送るに値する相手かどうかで決めることになる。

勝手に決めているだけなのだが、決めているがゆえに、自分に送られてくるとひじょーに感動したりする。


2月の誕生日に、電報をもらったんだ。

不覚にも落涙。


やるじゃねぇか、自分を泣かせるなんて・・・。

って、些細なことで泣いちゃう自分なので、泣かすこと自体は楽勝だとは思うが。


どうだろうかみんな、たまには電報送ってみないかい?

自分にとって大事な、真に大事なひとにね。

・・・と、たまには柄にもないことを書いてみる。


※トップ画像は、いちど送ってみたいタイプの電報。
でっかい風船のなかに、小さいのが沢山入っているやつ。

ふつうは電報メインで、ぬいぐるみや花束はサブのはずだけれど、これは逆。

でも、すげー喜ばれそう。

※じゃあ、『トラ・トラ・トラ!』から連想して笑

「AKBでは誰がいい?」とか「モー娘。では誰がいい?」という話はよくするが、「MAXでは誰がいい?」というのは聞いたことがないよね。




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明日のコラムは・・・

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コメント (3)
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