Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

毎日が、夏休み

2013-08-13 04:00:00 | コラム
取材が入っていない場合の、基本的な1日の流れを記してみる。

19時…起床
19時30分…ジョギング
20時30分…朝?風呂
21時…その日の朝刊と夕刊を読む
22時…朝?飯

23時~03時…雑誌用原稿、ウェブ用原稿、シナリオなどなど、なんらかの執筆

03時…自慰
03時30分…洗濯やら掃除やら

05時~08時…なんらかの執筆、第二幕

08時…筋トレ
08時30分…ネットサーフィンなど

10時~12時…最後の執筆

13時…気温に関係なく、阿呆みたいな熱い湯に入る
14時…ビールがメインの晩?飯
16時…だいたい、このくらいの時間で息絶えて就寝

3時間後に起きる、、、と。


つまり、ほぼ1日在宅である。

最近は取材―主にAV―が増えたが、それでも週に3日はこういう感じで24時間を過ごす。
「ひとりで居ることがヘーキ」なんて思っていたが、おしゃべりも好きなので、ときどき無性に寂しさを覚える。
昔ならすぐに風俗へ行ったりデリヘル嬢を呼んだりしていたが、(経済的な意味での)身の丈を知ったので最近はおとなしい。
その代わり、ヒトリゴトが異常に増えた。
前からだが、「異常」なレベルに到達したのである。

よく呑み会なども開くが、最近いわれるのは「喋るねー、ひっきりなしに」。

迷惑かもしれないが、上記のスケジュールを伝え「だって寂しいんだもん、かまってよ」とアピールして許しを乞う。

執筆に行き詰まると超のつくブラックコーヒーを飲み、ベランダで煙草を吸いながら団地を見下ろしてみる。

佐川のニーチャンがでっかいダンボールを抱え、滝のような汗を流しながら階段を駆け上がっている。
廃品回収のオジサン。
耐震工事をしているオッチャン。

みんなみんな、汗をかいている。

労働をしている。

♪ 働こう、働こう、そのひとは輝くだろう ♪
(ももクロ、『労働賛歌』より)


好きでそういう仕事を選んだがゆえ、、、ではあるが、ときに背徳的ですらある。

劇作家バートン・フィンクは軍人に向かって自分の脳味噌を指差し、

「(軍服は着てないが)これが僕の制服なんだ!」

と叫んだ。

確かにそうで皮膚から汗は出ていないが、モノを書き続けていると、脳内は汗でびちょびちょだったりする。
するのだが、外で働くひとびとを見ていると、なんとなく、なんとなく後ろ暗い気持ちに襲われたりするのだった。

ひとによっては、毎日が夏休みに見えるだろう。

同じ棟の住人さんにもいわれたものね、
「あなたは、なにしているひとなの?」って。

とりあえず笑顔は絶やさないようにしているので「怪しい住人」とは思われていないようだが、そうだよなぁ、いかにもガテン(死語?)やってます! みたいなガタイだものなぁ、
成人誌メインゆえ「記事、見せてー」といわれたら困るから住人さんには正体明かしておらず、ひょっとしたら完全なるプー太郎ちゃんと思われているかもしれない。

まぁいいけどね。

実際、プーみたいな日常だし。
自慰ばっかりしているし。
酒ばっかり呑んでいるし。
ヒトリゴトがビョーテキだし。

取り柄といったら笑顔と速筆しかないので、これからも毎日毎日シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ・・・・とやっていこうと思う。


ん?

なんの話しかって?

だから、寂しいんだっての!!


※夏らしい曲を。
いま自分が推しているガールズバンド、サイサイこと「Silent Siren」の『ビーサン』。




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

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明日のコラムは・・・

『同じものは、ゼッテー創れない』

コメント (1)
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