一日一名言(321)
想ひの止まる紅入の友仙は可憐(いじら)しき姿を空しく
格子門の外にと止めぬ
『たけくらべ』は喧騒ではじまり、静寂で幕を閉じる。明治二十九年の初春
二十四歳直前でこの名作を完成した樋口一葉は、その年に逝く。酉の市の
立つ十一月、そのン十三日のことだった。
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8月に咲いている花「アカカタバミ [赤酢漿草]」
花の特徴 花径5~8ミリくらいの黄色い5弁花で、花弁のつけ根のほうに赤い斑が入る。
葉の特徴 葉は3出複葉で、小葉はハート形である。 葉の色は暗い赤紫色で、基本種よりも小さい。
実の特徴 円柱状で先が尖ったさく果で、真っ直ぐ上を向いてつく。
この花について 茎は地面を這って広がる。
その他 分類上は、カタバミ の品種の1つとされている。 属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことからきている。 種小名の corniculata は「角のある」という意味である。 変種名の rubrifolia は「赤い葉の」という意味である。
(花図鑑より)