一日一言
漕(こ)ぎ抜ける
舟を漕いで通り抜けるという意味から、
目の前の困難な事態を切り抜ける場合
のたとえに用いる。
★今回の財政危機にはどうにか消費税
増税法案可決でで漕ぎ抜けるかもしれない。
歳時記
彼岸入り
秋分の日を中日として、その前後3日、合計7日間を
「彼岸(ひがん)」といい、最初の日を「彼岸の入り」、
最後の日を「彼岸の明け」と呼びます。
春分の日も同じです。春の彼岸と区別して、秋の彼岸
を「のちの彼岸」とよぶこともあります。
10月から咲く花「藤袴(ふじばかま)」
開花時期は、10/ 1頃~11/25頃。
・小さいピンク色の花がたくさん咲く。
・花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が
袴(はかま)のようであることから
この名前に。
・全体に桜餅のような香りがする。
・平安時代の女性は、これを干した茎や
葉っぱを水につけて髪を洗った。
また、防虫剤、芳香剤、お茶などにも
利用した。
・葉が3深裂するのが特徴。ほとんど別の
葉っぱのように見えて、元は一つの葉っぱ。
・秋の七草のひとつ。
・「藤袴 きて脱ぎかけし 主や誰
問へどこたへず 野辺(のべ)の秋風」
金槐和歌集 源実朝
(季節の花300より)