季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「藤袴(ふじばかま)」

2012-09-20 04:51:45 | インポート

一日一言

漕(こ)ぎ抜ける

舟を漕いで通り抜けるという意味から、

目の前の困難な事態を切り抜ける場合

のたとえに用いる。

★今回の財政危機にはどうにか消費税

増税法案可決でで漕ぎ抜けるかもしれない。

歳時記

彼岸入り

秋分の日を中日として、その前後3日、合計7日間を

「彼岸(ひがん)」といい、最初の日を「彼岸の入り」、

最後の日を「彼岸の明け」と呼びます。

春分の日も同じです。春の彼岸と区別して、秋の彼岸

を「のちの彼岸」とよぶこともあります。


10月から咲く花「藤袴(ふじばかま)」

開花時期は、10/  1頃~11/25頃。 
・小さいピンク色の花がたくさん咲く。       
・花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が       
  袴(はかま)のようであることから         
  この名前に。                             

・全体に桜餅のような香りがする。           
・平安時代の女性は、これを干した茎や       
  葉っぱを水につけて髪を洗った。           
  また、防虫剤、芳香剤、お茶などにも       
  利用した。                               
・葉が3深裂するのが特徴。ほとんど別の     
  葉っぱのように見えて、元は一つの葉っぱ。 
・秋の七草のひとつ。                       


・「藤袴  きて脱ぎかけし  主や誰           
      問へどこたへず  野辺(のべ)の秋風」 
                      金槐和歌集  源実朝    
(季節の花300より)



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