About Money,Today

ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。
お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。

ほんとうに使える論理思考の技術

2011-05-31 23:51:41 | リンク
マネーカレッジ代表の木田知廣さんが『ほんとうに使える論理思考の技術』を頂戴しました。

論理思考の本ではあるのですが、サブタイトルにある「ビジネスは論理でツカみ、心理で動かす」の通り、倫理と心理のバランスを説いています。論理偏重でもダメだし、心理(感情訴求)偏重だけでもダメでということですね。本の中には「議論に勝つことが目的の残念な人」「理屈だけ行動なしの評論家」「問題探しが犯人探しになる残念な人」など、論理思考にはまることで、逆にイタイ状態になっている事例が紹介されています。

若い頃は正論(論理一辺倒)で押し通しがちですが、たしかにそれだけだとなかなか企画も通らないし、会議でもうまくいかないケースが多いもの(実際、私もそうでした)。
そういう意味では、人の気持ちを動かす6つのボタン「CRICSSの法則」などを読んで、何度も実践することで身につけていくことが大事でしょう。

ちなみに、木田さんは「○○の法則」を考え出すのがウマイ人です。「CRICSSの法則」以外にも、ライブドアの法則(タイトル付けの法則)やPARLの法則(プレゼンの法則)などもあったりします。私が投信選びで確認したいポイントとして使っている「P-CCAP(ピーキャップ)の法則」も、じつはマネーカレッジで講師をする際に、木田さんと打ち合わせをしている間に生まれたものです。

会議やプレゼンの機会の多いビジネスパーソンはもちろん、人前で話す講師のかたなども参考になるのではないかと思います(ふつうのプレゼンや話し方といった本とは一線を画すものなので)。

個人的に、20代の会社員時代に読んでコミュニケーションが楽になったのはこの本ですね。

30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと

2011-05-25 09:07:32 | リンク
この本は投信評価会社モーニングスター代表取締役COO、朝倉智也氏から献本頂きました。

今後の運用のキーワードとして「新興国」と「金」をあげています。
その上で、20年後を見据えた資産配分も提案されていますが、20年後の世界の姿に合わせてポートフォリオを組むというかなり大胆なもの。
具体的には「6割を外国株式に、3割を外国債券に、1割を金に振り向け、株式と債券のうち半分を新興国に投資する」となっています。

国内資産を一切組み入れない理由としては、
・公的年金や企業年金、預貯金や保険なども含めると、かなりの部分を国内に投資していること、
・今後受け取る給料は日本円がほとんど(金融資本より人的資本のほうがずっと大きい)
ことなどをあげています。

個人的には、金融資産をトータルで考えるという点は同意しますが、資産配分は個人でリスクをコントロールできる範囲(個人の金融資産+401k)」について考えればよいと思っているので、この辺は考え方がやや異なります。また、運用利回りにについて触れられていますが、「リスク」についても触れてほしかったです。

後半はモーニングスターのサイトを活用した投信選びになっています。いいファンド、悪いファンドを商品名を出して説明していて、「投資信託にだまされるな!」の著者である私がいうのもなんですが、勇気あるなぁと思ってしまいました(苦笑)。全体的にモーニングスターのウエブサイトの機能を活用して商品を選ぶためのポイントがよくまとまっているので、実践的に使える本だと感じます。

モーニングスターのサイトはリニューアルされ、使いやすさが向上しています。例えば、投信の「月次資金流出入額」がみられるようになったり、金関連商品では「現物の裏付け」欄ができたり-(イボットソンの「投信まとまび」サイトもできて、いい意味でそれぞれが向上している気がします)。

以前、決算説明会のときに朝倉社長が「受益者維新」を掲げていましたが、自分自身で判断して商品を選択する個人が増えるためにも、こうしたツールが充実していくことはいいことですね。会社で確定拠出年金が導入されたものの、商品情報が充実していないという方はこうしたサイトを活用してもいいでしょう(DC用の投信の情報も掲載されているので)。





CFA協会アンケートでは「ソブリンリスクとインフレの上昇」に危惧

2011-05-24 14:29:39 | リンク

CFA協会認定証券アナリスト(Chartered Financial Analyst(R))の認定・推進機関である、CFA協会(本部:米国ヴァージニア州) が毎年開催しているCFA協会の第64回年次大会が行われ、世界各国から参加したCFA資格者を含む金融プロフェッショナル1335名に国際的な金融課題に関するアンケートが実施されました。
投票に参加した専門家の大半が指摘したのは「世界市場の不安定さ」、「財政赤字とソブリンリスク」、「インフレの懸念」の3点です。

主なアンケート結果は以下の通り。

金融危機への規制当局の対応について
適切に対応した  28%
荒っぽい  20%
変革の時期を逸した  51%
合計289票

金価格は過去1年間で23.73%上昇したが、今後1年間の見込み(USD/oz)は
最高値に到達(USD1500前後) 17%
さらに上昇(USD1650 - 1825) 31%
米ドル安のため青天井(USD1825超) 23%
バブルは崩壊する(USD1200以下) 26%
合計123票

世界経済の見通しに関する問題点は
急激なデフレ 7%
穏やかなデフレ 14%
緩やかなインフレ 5%
急伸するインフレ 42%
高インフレ 29%
合計134票

投資に対する最も大きな外的脅威は
為替レート操作・保護貿易主義 12%
エネルギー価格と供給 9%
ソブリンリスク・財政赤字とデフォルト 55%
水不足・食料価格 16%
移民・人口動態 6%
合計149票

2030年までに世界の準備通貨としてUSドルに対抗しそうな通貨は
ドルに対抗する通貨はない 24%
ユーロ 7%
元 19%
通貨バスケット/合成通貨 39%
金8%
合計156票

3から5年後のユーロは
特に変化はない 19%
1~3カ国が脱退 33%
4カ国以上が脱退 6%
ユーロ圏は完全に消滅 4%
さらなる国がユーロに加盟する 35%
合計89票

次年度の世界市場のボラティリティをどう見ているか
歴史的平均を越える 74%
歴史的平均値 19%
歴史的平均値より下がる 6%
合計89票

中国の経済成長の最大のリスクは
資産バブル(株式評価・不動産) 12%
物価高・インフレ 17%
輸出依存 10%
政治リスク 24%
人口動態 26%
法律・規制・政府・投資信託 8%
合計79票

原文はこちらで読むことができます。


SRI投信の電力株保有状況について(続)

2011-05-21 17:05:02 | リンク
以前、こちらでも書いた東京電力を組み入れているSRIファンドの件です。


NPO法人社会責任投資フォーラムが、ファンドの運用報告書等から、東京電力およびその他国内電力株の保有状況を調査し、その結果をレポートにまとめています。

●公募SRI投信における電力株保有状況について


レポートはエコファンド/SRIファンドの34本のうち、運用報告書を入手できた31本についてまとめたもの。

●電力株・東電株保有状況

-電力株を保有するファンドは19 ファンド(全体の約2/3)
-電力株を持たないファンドは12 ファンド

このうち原発による発電をしないJパワーのみを保有するファンドが2ファンドであるので、
-原子力発電を持つファンド;17ファンド(そのうち東電を保有するのは11ファンド)
-原子力発電を持たないファンド;14 ファンド   となる

<原子力発電株保有の考え方>
①Co2 を発生しないとされる原子力発電=エコという考え方が広く受け入れられるようになってきたこと
②日本株で運用する場合、時価総額の大きい電力株を組み入れないポートフォリオを構築することが難しいこと
③東電への投資が多いのは、東電の環境やCSR 情報開示の量が多く、他の電力株に比較して充実しており、評価しやすかった
(一方で、放射能汚染の可能性や使用済み燃料処理のリスクを問題視して原子力には投資しないというSRI投資家も多数存在する。また、
東電に関してはガバナンス体制・リスク管理のあり方、などを問題視する考え方もある)

レポートでも言及しているように、今後は投資ユニバース(投資可能銘柄群)に原発株を入れるのか、外すのか。
また、どのような観点・根拠で判断したのかは、受益者(投資家)に対して説明が求められるでしょう。

「6月末には株主総会が開催され、電力会社に対する議決権行使を行わなければならない。少なくともエコファンド/
SRI ファンドの運用会社には説明責任として、原子力および日本の電力株に対する投資の姿勢
を明らかにすることが求められる」(レポートより抜粋)。

ネット証券4社「資産倍増プロジェクト」第一回設定ファンド決定

2011-05-18 18:44:00 | リンク
ネット証券4社による資産倍増プロジェクトで販売される投資信託の概要が発表されました。公募で選ばれた第一弾投信は3本。
インターネット証券 4 社専用投資信託 選定結果のお知らせ

1)日本株式を投資対象とした投資信託      (三菱UFJ投信株式会社)
2)国内新興市場を投資対象とした投資信託    (DIAMアセットマネジメント株式会社)
3)新興国中小型株式を投資対象とした投資信託  (DIAMアセットマネジメント株式会社)

といっても、具体的な内容は有価証券届出書の届出後に発表とのことなので、詳細はまだ不明です。
1)は日本株投信は純資産の多い順でいれば今やインデックスファンドがズラリと並びますから、アクティブファンドが濃厚でしょうね。
2)は低コストなインデックスファンドだったらほしい気も・・・。3)は・・・どうだろう??

今回、38 社から71 本の投資信託の案が提出され、ヒアリングをもとに決定したそうです。
選考に際して考慮した点は以下の3つ。

(1) ネット投資ならではの低コストで、個人投資家に末永く愛される従来にない商品の提供を目指す
(2) お客さまの資産形成に十分貢献することのできるクオリティの高い商品であること
(3) 東日本大震災で被災された方々、または震災から立ち上がる日本企業を少しでも応援

応募状況をみると、テーマ型投信や通貨選択型の投信もあったりして、結構チャレンジ精神旺盛な運用会社さんも-(苦笑)。
今回決まった3本の投信は7月設定予定で、11月にも第二弾の設定を目指しているようです。

いずれにしても、コストを含めた具体的な内容について、早く知りたいところです。

確定拠出年金の話題ばかり。でも・・・

2011-05-17 17:20:23 | リンク
先週の木曜日(5/12)はコツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)の12回目の開催日でした。変則的に第二木曜日開催でしたが、40名の皆さまにご参加いただきました。有り難うございました!! そして、来月はいよいよ1周年です(次回は通常通り第一水曜日です)。楽しい企画も募集中です。本ブログにコメントいただいても、ツイッターでもつぶやいていただいても結構です(ハッシュタグは#k2k2)

コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)6月1日開催

前回は、偶然、連続して3名の方に確定拠出年金(DC)について聞かれました。
皆さん、勤務先で企業型DCを導入しているようなのですが、共通していたのは「よくわからない」ということです。

具体的には
・どう運用したいいのかわからない(資産配分、年を経るに従って運用を変えるべきかどうかなど)
・どれくらいリスクを取ったらいいのかわからない
・商品をどう選んでいいのかわからない
・投信を購入しているけど、マイナス(あるいはほとんど増えてない)けどこのままで大丈夫か不安

などなどです。他の企業さんのマネープランセミナーでも、導入研修を受けたけど、それだけではどう運用したらいいのかわからないという声もよく聞きます。
説明会で「リスクを取りたくない人は預金で」と言われたため、100%定期預金という人も周囲には多いというのも気になる点ですね-。

また、確定拠出年金だけを捉えて、その枠内で資産配分をどうしようかと悩む方も多いですが、リタイアに向けて資産形成を考える際には、

・金融資産全体で(資産配分などは)考える
・その中でのDCの位置づけ・振り分けを考える
・その上で商品を選択する

というふうに順を追って考えていくことが大切です。運用期間なども考慮する必要があるでしょう。

ただ、DCの導入時にはライフプランや、金融資産全体を考慮して、などという話にはなかなかなりません。
DCだけに捉われずに、しっかりDCの話をしていく重要性をひしひしと感じる今日この頃です。




『敗者のゲーム-金融危機を超えて』を読み解く

2011-05-10 09:49:08 | リンク
日曜日に『敗者のゲーム 原著第5版』刊行記念 「チャールズ・エリス著『敗者のゲーム-金融危機を超えて』を読み解く」というセミナーに行ってきました。スピーカーはI-Oウェルス・アドバイザーズ代表の岡本和久さん。参加者には「敗者のゲーム」がプレゼントされましたが、私は購入済だったので、こちらは次回「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ(東京)」のプレゼントにしたいと思います。

「敗者のゲーム」をサブテキストにしながら、岡本さんが基本的な考え方を100分にわたり解説していくれるという贅沢なものでした。
年金運用に従事していた岡本さんと、当時年金コンサルだったチャールズ・エリスが会って話をした時のエピソードなども面白かったです(まだ他でもセミナーがあるかもしれないので内容は伏せておきます)。

内容は
- 敗者のゲームとは?
- リスクとリターンを学ぶ
- インデックス運用のメリット
- 運用は複利とA・R・Cで十分
- 簡単「和風」資産運用法

図解を駆使して分かりやすく説明したり、データを検証したり。この辺の内容は「本の何ページ~書いてあるよ」というのも指摘してくれるので、よい復習になりました。中でもインデックス運用の理論的変遷のくだりはよくまとまっていて、本を読んだことがない人でもよくわかる内容でした。

具体的には
「Phase1/効率的市場仮説とランダム・ウォーク」
「Phase2/敗者のゲーム理論」
「Phase3/アクティブ投資の算術論」(アクティブ全体を合わせるとインデックス=市場全体。そこからコストが引かれるからアクティブ運用全体ではマイナス・サム)
となります。

今回の第5版は(リーマンショックを受けて)個人投資家向けの助言の章を新たに加えています。以前読んだ方も、未読の方も、改めて目を通してみると新たな発見があるかもしれません。

質疑応答についてはまっきーがまとめてくれているので、そちらをご覧ください。
・まっきーの議事録

インデックス投資の「達人」に緊急アンケート

2011-05-05 23:22:31 | リンク
モーニングスターのGW特集サイト「インデックス投資の「達人」に緊急アンケート」に、カン・チュンドさんや星野泰平さん(@yasuhoshi)、水瀬ケンイチさん(@minasek)、rennyさん(@nenny_29)と一緒に登場しています。GWもそろそろ終わりですが、インデックス投資について、よくまとまった記事ですので、興味のある方はご一読ください。

インデックス投資の「達人」に緊急アンケート(1)―ポートフォリオの構築から注目ファンドまで
インデックス投資の「達人」に緊急アンケート(2)―積み立て投資に最適なファンドとは?

こちらの記事は「Yahoo!ファイナンス」のトップページでもご覧いただけるようです。

<特集>インデックス投資の達人に緊急アンケート(1)―ポートフォリオの構築から注目ファンドまで・前編
<特集>インデックス投資の達人に緊急アンケート(2)―ポートフォリオの構築から注目ファンドまで・後編

<特集>インデックス投資の達人に緊急アンケート(3)―積み立て投資に最適なファンドとは?前編
<特集>インデックス投資の達人に緊急アンケート(4)―積み立て投資に最適なファンドとは?後編

年金運用動向調査の結果からみえるもの

2011-04-26 11:16:07 | リンク
先日(4月22日)JPモルガン・アセット・マネジメントが年金運用動向調査を発表したので、会見に行ってきました。これは、国内の年金(119基金/確定給付企業年金66.4%、厚生年金基金32.8%、その他0.8%)を対象に、どのように中長期的な戦略を考え、具体的な運用方法を変えてきたか(あるいは変えようとしているか)を毎年調査しているものです。

資産配分について
・国内株式への配分は減少傾向が続くが、外国株式(含む新興国)は増加傾向が継続。
・増加傾向にあった国内債券は減少含みに転換。今後も減少する見込み
・新興国株式、新興国債券、オルタナティブ投資は明確な増加傾向
・長期間の円高進行を受けて、外国債券(ヘッジ)が増加
・今後も、日本株式と日本債券を減らし、新興国株式・新興国債券、オルタナティブを増やすとする基金が多い。

特徴としては、
・全体として、期待リターンの低下傾向は継続しているものの、その動きは鈍化しており、一部期待リターンを引き上げる基金も。
「期待リターンの引き下げはそろそろ限界と考えて、株式・債券の比率を引き下げ、新興国やオルタナティブを増やす傾向がみられる」という指摘がありました。

<期待リターンの状況>
   全体 DB年金 厚生年金
2009年3月  3.9% 3.5% 4.6%
2010年3月  3.7% 3.4% 4.3%
2011年3月  3.6% 3.3% 4.3%


制度による資産配分の違い
・DB年金はリスク性資産、特に国内株式を中心とした株式全体の減少傾向が鮮明(国際会計基準の導入が背景)
・厚生年金基金では国内株式は減少しているものの、株式全体への配分は依然高い水準。40~45%程度は株式に
・両者ともオルタナティブは増加傾向。

個人的に興味深かったのは「アクティブ・パッシブ比率」です。

2011年3月末時点のパッシブ比率をみると
国内債券;62.4%
国内株式;38.0%
外国債券;53.3%
外国株式;45.6%

新興国債券(ドル建て);0%
新興国債券(現地通貨建て);0%
新興国株式;12.4%
REIT;6.7%

日本株全体への期待は低く、全体に占める配分比率は下げてきているが、アクティブ比率は上昇傾向にある(09年度末は56.5%→10年末は59%→11年末は62%)。背景には銘柄選択をしっかりすればリターンをあげられるのではないかという考えがあるとのこと(これは吉と出るか凶とでるか・・・。うまくいけばよいですが、さらに悪化するリスクもありそう・・・)。また、新興国株式・債券、REITがほとんどアクティブというのも意外な気がしました。


ネット証券4社の専用ファンドはコンペで決定!?

2011-04-12 17:39:50 | リンク
ネット証券4社による「資産倍増プロジェクト」について少し動きがありました。

①共同サイトがオープン(今後コンテンツを増やしていくようです)
共同サイト;ネット証券4社共同プログラム 資産倍増プロジェクト

②7/2の大規模イベントは延期(これは地震や計画停電もあり、致し方ないかも)

③4社専用投信の組成についてコンペが決定

4社専用投信についてですが、昨日(4/11)投信の運用会社を集めて説明会が行われました。
この模様は今朝のモーニングサテライト「ネタのたね」でも取り上げられていました。
こちら

・ファンドのコンペを行い、4社からなるワーキングチームが協議、運用会社にヒアリングなどを行った上で、決定する
・今後は共同サイトで選考過程も含めて公開することも予定している
・6月下旬から7月中の設定をめざしたい
・当初は1本の予定だが、それ以降シリーズ化するようなケースもありえる

【投信について】
・信託報酬(または買付手数料の一部)を復興資金として寄付する
・信託期間は5年以上
・積立を考慮し、最低販売単位は1000円以上とする
(STAMやeMAXISシリーズを例に出し、ネットでは最初に多額のお金を集めるのは難しいかもしれないが、積立の貢献度は大きいと説明)
・インデックス・アクティブいずれも可
・株式、その他資産、バランスいずれも可
・日本に限定、それ以外、いずれも可
・ノーロード、ロードいずれも可

説明を担当した、SBI証券の植村佳延氏は「画期的なアイデアをぜひご提案してほしい」と訴えていました。
さて、どんな投信案が出てくるのでしょうか?