三日前、「立秋」だと、TVで言っていた。
35度越えの気温の日も、随分続いた。
もう、そろそろ何か変化の兆しが?と、
所要の帰途、土師ダムに回り道してみた。
時間帯にも依るのかも知れないが、
ダムに人気は無くて、
風も無く、湖面は凪いでいる。
周辺の景色も緑濃く、まだまだ夏景。
あぁー、小さなため息のその先に、
今、盛りの「さるすべり」のピンクが飛び込み、
「うん?」と、カメラが反応した。
別の場所で見かけるよりも、懐かしく。
少しほっとして、
ガラガラの駐車場に立ち寄れば、
遠くの湖面に人影が見える。
やがてその人影が静かに進み来た。
その様子を見ている私の更に後方に
もしキャンバスを立てる画家がいたなら、
見知らぬ2人を描き込むのだろうか。
振り返り見ても、
そこに絵を描く人など居はしない。
まだ暑いばかりの「土師ダム」には、
SUPを楽しむ人と
デジカメの液晶画面を覗き込む人だけが居たのですから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます