「多発性骨癌」という病に侵され、
もう、自力歩行は出来ないかも知れないと、
松葉杖使用で抗がん剤治療を続けている友人がいる。
痛み止めの薬が麻薬になった、
そのうち、寝たきりになると力なく話す。
1年ちょっと前迄、一緒に動き回っていたのに、
医学は進歩、癌も怖くないと聞くこともあるけれど、
なかなかどうして、やはり手ごわい病気です。
私に、病気を治す手助けは出来ないが、
何か今の友人に寄り添えることはないものか?
動きがままならなくなった友人の為に私に出来ることは?
そうだ、オスカー・ワイルド作「幸福な王子」のツバメのように、
出かけては様子を持ち帰って話して上げるのはどうだろう。
思い込みが激しくて、少し単純な私は出かけました。
あなたの懐かしい田園風景は今、
田んぼは稲穂の収穫、畑は蕎麦の白い花が満開ですよ。
(ああ、そうだった。友人は今、パソコン設置の2階に上がれなくなっていると言っていたんだった…。)
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