ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
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産土ーうぶすなー

2023年06月05日 | 酒と料理と
このところ酒の話が続く。
熊本北部にある和水町に花の香酒造がある。
花の香という銘柄で美味い吟醸や大吟醸を出してきた。
その蔵が,産土(うぶすな)という銘柄の酒を出してきた。
種類は3本、最も高価なエフェルヴェセント、穂増という米を使ったHOMASE、それに山田錦を使った産土 YAMADA NISHIKI。


産土 YAMADA NISHIKI

今回飲んだのは、YAMADA NISHIKI 生酒。
納戸の暗所には置いていたが、冷蔵庫に入れていなかったので、開けるときに若干不安があった。
以前、同じようなケースで開栓の時、栓が飛んだことがあったのだ。
で、栓が飛んでもいいようにLEDの電灯からは慣れた場所で開栓に及んだ。
すると、案の定「ポンッ」と大きな音を立てて栓が天井にまで飛んだ。
幸いなことに酒自体が溢れることはなかったが。

口に入れてみると、シュワシュワと生きのいい口当たり、それでいて幾分まったりした飲み口。
立ち香、飲み香とも穏やかで口の中を幸せが駆け巡る。
一気に飲み上げてしまいそうな予感さえする。

さて肴は何にするか。
最近は野菜をよく食べることが多い。
菜園から取ってきたレタスとサラダ菜、それにサニーレタスを千切りにして混ぜ混ぜにして水に晒しておく。
新じゃがの収穫漏れになりそうな小さいジャガイモを皮付きのまま縦4つに切り、レンジで3分温める。
このジャガイモをオリーブオイルを敷いたフライパンで炒める。味付けは黒瀬のスパイス。

水に晒した野菜を水切りして大皿に盛る。
その上にジャガイモとミニトマトを周囲に置いていく。
真ん中にはライトツナの缶を一つ開けてひっくり返して乗せる。
ドレッシングはお好みで、マヨネーズとスイートチリソース、和風ドレッシングなどを混ぜ、
その時々でマスタードや和辛子を加えたり、適当に作って小皿に取り分けて食べる。

そばには、昨日取ってきた真竹の筍を奥方がきんぴらにしたものが控えている。
そうそう、庭でやたらと増えた蕗を圧力鍋で炊いて幾分甘く仕上げた佃煮もある。
ツナ缶以外は全て野菜の肴だが、美味い酒には何でもありだ。

因みにこの酒は、長女からの早めの父の日のプレゼントです。
もちろん、父の日までは残ることはありません。

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