ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

メコンを船下り -スローボートの旅ー 5

2018年02月27日 | タイ・ラオス旅2018

朝食は、泊まったゲストハウスではなく、本来泊まるはずのDPゲストハウスで食べる。
コーヒー、ジュース、フルーツ、のほかにパンと卵料理・ヨーグルトグラノーラ・
バナナフレンチトースト・サンドイッチのセットメニューが4種類。量も味も満足。

宿の主人にきくと、9時には部屋の準備ができるので移って下さいということだった。
もう一つ、小学校の場所を訊くと、市場の先1㎞くらいと地図で示してくれた。
昨日の宿振替でやり合ったせいか、やけに低姿勢である。やはり、言うべきは言っておかないといけない。

何故小学校か。
いつかラオスの小学校に行って、子どもや授業の様子、職員との交流ができればと、以前から願っていたのだ。
市場の先には集落が続いていて、右下に寺がある。
その寺を過ぎた店の前で、バイクが止まって声を掛けてきたのは、ハッサンレストランの主人だった。
「どこへ行くんだ?」「小学校だよ」「じゃあそこを曲がった先で左にある小さな道に左折すればいい」
と教えてくれた。どうやら丘の上の方にあるようだ。

そこでも、大工仕事をしている人に小学校の場所を確認して、坂道を上る。
やがて子どもの声が聞こえてきて、校舎が見えてきた。
どうやら休み時間らしく、校門のところに子どもたちが騒がしく集まっている。


校内に入ろうとすると、一人の子がどうぞといって入れてくれた。

どうぞどうぞ

まずは職員室に入って、挨拶。その後日本から持参した鉛筆や消しゴム、色紙にノートをプレゼントで渡す。

折り紙教室になった職員室

先生で、英語が通じるのはただ一人。それも私以上に覚束無い状況で、会話は諦めざるを得なかった。


教室の様子

生徒は元気で明るい

4年生で~す

イエ~イ

廊下側には窓に格子があります

へへへ

キャハハ

きゃっ、恥ずかしい~


では皆さんさようなら。
その先のビューピントまで足を伸ばす。今日は1日暇なのだ。
パークベンには見るところとてなく、スローボートの乗り継ぎの宿があるだけの町。
船の発着がある朝夕だけが賑わい、昼間は寝ているかのように静かな町だ。


ビューポイントの四阿

そこからのメコン川

帰りにまた小学校の前を通る。校舎の前にある屋台の店。休み時間におやつを買うのだ。


行きの道で見た段ボール製の日よけ

男の哀愁が漂うNさんの後ろ姿。帰りには日よけは完成していた。

市場の店

宿に帰り、昼食を食べようとするも、昼間はハッサンレストランも休業中。
パークーベンでは昼の滞在客はほとんどいないので商売にならないのだ。
近くのベーカリーが開いていたので、確認するとOKだという。
しかしメニューはブレックファーストメニュー。
ま、いいか。美味しいマンゴーーシェイクも飲めたし。ねぇN夫人。

昼からは休息時間。暑いですから出かけません。


3時からは、2階のテラスで、ビアラオを賭けてUNOで勝負する。
数ゲームしてNさんのおごりでビアラオを飲む。
寛いでいるときに、向かいのハッサンレストランから、ハッサンさんが声かける。
「小学校はどうだった?」「楽しかったよ」
その後また、本を読んだりと休んで、5時30分頃船着き場に行く。
まだファイサーイからのスローボートは着いていない。今日は遅れているようだ。

船は6時頃着いて、眠っていたパークーベンは一気に目覚めた。
今日のレストランのピークは午後7時かな。
満席になる前にハッサンレストランに場所を取らなくては。


パークーベンの最後にサンセットを見てはやレストランへ。
今夜は、ナンとカレーを食べました。これがまた美味しかった。
それと絶品スプリングロールも。ビアラオは言うまでもありません。

さすがにのんびりできましたな。な~んもないパークーベン。小学生と先生たちに感謝。

※パークーベンのレストランは、ゲストハウス併設が多いが、昼食はほとんど提供していない。
 夜の混む時間帯は、船が到着して1時間後くらい。荷物を解いてさあ出かけるかというのがその時間帯。
※パークーベンからスローボートに乗るときのチケット売り場は今は無い。乗船したあと支払う。
 スピードボートのチケット売り場は、船着き場の手前の左手にある。
※小学校は、9時頃から始まるようで、午前中で終了する。休み時間におやつを買って食べるのは自由だが、
 経済的な理由でおやつを買うことができない子の方が多いように見受けられる。
※パークーベンには観光する場所は全くないといっても過言ではない。
 乗り継ぎ以外で滞在する観光客は2,3人見かけただけである。
※のんびりするにはいいが、沈没するには、少々田舎過ぎるかな。2泊すれば十分。
 カンボジアのシェムリアップやシアヌークビルに比べると、刺激がなさ過ぎるかもしれない。
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