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人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

政権運営

2025-07-24 14:39:36 | Weblog
昨年の衆院選挙も今回の参院選挙も、自公政権に代わる政党として有権者に救いの手を差し伸べたのが国民民主党や参政党だったような気がします。就職氷河期世代の有権者が目覚めて投票行動に走ったのではないでしょうか。つまり若い世代が既存政党に対してノーを突き付けたのだと考えます。自公政権では野党になったという発言をする政治家も出てきているように、今後の政権運営は相当大変難しくなることでしょう。

過去の失敗経験によりイデオロギーの異なる野党の連立政権はあり得ないとしても、衆参で少数与党になった自公政権が、国会で野党との真剣な議論を通して民意を反映した政策が実現されることに国民は期待せざるを得ないところです。仮に政権が交代したら財政規律は緩む方向へ向かうでしょうが、さらに経済を成長させるには政府による経済政策や財政出動しか切り札がないところです。

財政出動によって日本国債は利率が下がり、長期金利は上がっていくことで円高に振れるのでしょうが、現在の円安では輸入物価を抑えることは難しいようです。政権交代が実現するか分かりませんが、岸田政権のように国民の金融資産が貯蓄より投資へ向かうような経済政策を実現させることで若い人たちに利得が還元できる社会が形成され経済の好循環が生まれることを切に期待します。
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関税問題

2025-07-23 16:31:45 | Weblog
米国との関税問題がようやく決着したようです。15%が低いのか高いのかわかりませんが、おそらく両国の落としどころが最終的に一致したものと想像します。日本に対しても貿易赤字を理由に一方的な圧力をかけてきましたが、日本も円安なので輸出が米国に集中し過ぎていたのかもしれません。

米国を除けばTPPで相手国との関税をゼロにしようという流れの中なのですが、米国にとってはTPPでは赤字が増えるばかりで、自国産業を守るために受け入れられないという事なのでしょう。米国にばかり投資をすることで各国の自国産業にも影響が出てくるはずです。

報道に依りますと5500億ドルの金融投資を要請されて日本は受け入れた模様です。やりたい放題の米国の要求を呑んだように感じられなくもありません。今回は閣僚にばかり任せないで、もっと石破総理が前面に出て交渉すべき国家においても最重要な問題だと感じた次第です。
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選挙が終わって

2025-07-22 13:36:12 | Weblog
参院選挙は各種メディアによる事前の予想通り自公の過半数割れとなりました。与党の支持率が低下してくると、不満の受け皿となる新党が誕生することで票が動くことは以前からありました。選挙公示期間中に世論受けする政策を並べられると有権者は注目し投票行動が変わることもあります。実際に政権運営を担わないので、政策の裏付けとなる財源など選挙戦で充分説明できないのが現実です。 

与野党の勢力図が拮抗していることは、国会で時間を掛けての議論が可能となるので望ましいと考えます。過去には国会で充分な議論が尽くされないまま強行採決されることもありました。これまでの衆参で圧倒的な一強多弱の国会運営ではよくあることですが、石破政権は内閣支持率が低迷して今回の選挙で衆参ともに少数与党の勢力となってしまいました。

今後の政権運営は大変ですが、国民に分かり易い議論を国会内で展開して、内閣の支持率を少しでも高めてほしいと期待しています。政権が安定することは国政を進める上でも大変重要です。諸外国のように国民の間に分断が起きることは国家にとっても国民にとっても不幸なことです。国民間の激しい分断はなかなか解消できないものです。
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政局の行方

2025-07-18 20:26:58 | Weblog
参院選挙の投票日まであと2日です。参議院議員は任期が6年で3年毎に半数が改選されます。与党は過半数の50議席以上を死守したいところですが、巷の予想では国民民主党や参政党が票を伸ばすことで与野党逆転となる可能性を示しています。果たして今回の選挙はどんな結果となることでしょうか。

為替も日本の財政悪化を懸念して円安傾向にあります。株価は円安で上昇するはずですが、米国との関税交渉がまとまらない状況にある為、一進一退で積極的な買いが見られないようです。参議院選挙後の交渉で決着をつけるとのことですが、なかなか打開は難しい状況のようです。

トランプ政権のやり方は一方的な”アメリカファースト”政策の押し付けです。日本に政治経済面でもっと実力があれば報復関税をちらつかせることもできますが、古くから対米依存の強い国でもありますので石破政権でも米国に対して強腰の交渉は難しいようです。

戦後80年を迎え、そろそろ日本ももっと独立国家として国の独自性や威信を示した方がいいのではないでしょうか。波乱が予想される今回の参院選挙も今後の政局の行方が問われる選挙となりそうです。政権選択にも繋がる重要な選挙のため大変注目しています。

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人財

2025-07-17 13:06:24 | Weblog
中小企業の経営は大企業とは異なることを自分の経験で身に染みて感じてきました。40歳から50歳にかけての就職氷河期世代は大学を出ても正社員として職に就くことができませんでした。大量採用する大企業が不況を乗り越えるために軒並みに新卒者の採用を控えたからです。

弊社も大企業の下請けがメインの事業で新卒者を採用しても仕事が無かったのですが、今が採用のチャンスだと自社の規模以上に当時新卒者を採用しました。つまり経営的に我慢すれば不況はそのうち明けると信じていたからです。

ところが予想に反して不況が長引いたのです。仕事を探すために必死な思いで東奔西走してあらゆる行動を取りました。結果的に勤続20年以上の社員が会社の現在を支えてくれる人財となっています。当時は一か八かの賭けだったかもしれませんが、中小企業の経営はそこまで覚悟を決めないと大手には到底及ばないという事です。
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健康管理

2025-07-16 18:29:01 | Weblog

日常の健康だけは自分で守らなければ会社も他人も守ってくれません。仕事が理由で健康を崩すことはあってはなりません。どんな場合でも健康管理は自分の責任だからです。

仕事が忙しくて健康診断へ行けなかったでは理由になりません。私も含め、ある程度高齢になりますと何らかの持病があるものです。意外と自分の病状に気が付かないものです。

現代は2人に1人が何らかのガンを患う時代です。ガンは初期に発見すれば治癒することが可能な病気です。発見が遅れて手遅れにならないように普段から検査したいものです。

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住宅問題

2025-07-15 15:12:21 | Weblog
近年、地方は人口減で過疎化が進んで多くの自治体が将来は消滅すると予想されているのは今や常識となっていますが、人口が集中してきた都会も人口が極端に減らない反面、将来は空き家問題が増えるだろうと思われます。核家族化で都会で増えてきたマンションも古くなると空き家となる傾向が考えられます。人々は新生活を営む時期が来ると新しく住宅を手に入れます。

最近は都会のマンション価格も高騰し、若い人の中で価格的にも手が届く戸建てが増えています。マンションは何十年後か毎に大規模修繕が実施されて4,50年は持ちますが、人口は減り空き住戸も増えていきます。戸建ては古くなると空き家率はマンション以上と予想されます。当然に古くなった空き家も将来的に増加します。

つまり都会では住宅のリサイクル化が進まないために、戸数ばかり増えていずれは空き家が増える時代が到来するでしょう。ヨーロッパなどは住宅の耐用年数も長く、歴代の家族が同じ住居に住み続ける傾向があります。 彼らには日本のように住宅を戸数的に増やさないで、家族が住宅を継承して大切に使い続ける文化があるような気がしますが、日本はどうでしょうか。
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作品を知る

2025-07-14 15:14:15 | Weblog
私はサスペンスドラマが大好きなのですが、中山七里の推理小説がドラマ化された「テミスの剣」というドラマを拝見して、これまで他の作家の推理ドラマとは違った面白さを感じました。他に「能面刑事」というシリーズの作品も近くドラマ化された番組が放送されますので、新たに著者の特長を知る上で楽しみにしています。小説が映像化されることは魅力的です。

小説はドラマ化されても読書より感動しないことがあります。読書は想像も自分のオリジナルなので様々な空想が働きますので、ドラマの内容が淡白だと小説における読後感のイメージが崩れることもあります。映画もテレビドラマも同じですが、誰が監督かによって小説などの作品の印象は大きく変わります。様々な作家の作品がドラマ化されることが楽しみです。

夜は「デイ・アフター・トゥモロー」という2004年に映画化された洋画を観ました。二酸化炭素の大量排出で地球温暖化がもたらす気象の変化(映画では氷河期の到来)に警鐘を鳴らす作品ですが、竜巻や洪水の発生は近いところがありましたが、ちょっと現実の世界とはかけ離れている印象でした。ドキュメンタリーを含め現実に即した作品がもっと世に出ることを期待します。 
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遺伝子

2025-07-11 13:52:19 | Weblog
この2日間、夜TVで女子バレーの国際試合を観ながら日本選手の目を見張るような活躍ぶりに感動しました。中には現役時代に試合で活躍していた選手の娘さんが登場するなど、過去から現在への時代の変化を観戦する側も感じたりします。スポーツも親の遺伝子が引き継がれるケースを度々拝見しますがとても感動を覚えます。

スポーツに関わらず政治の世界も2世3世議員が増えていますが、遺伝子が引き継がれることで国民が幸せになれば問題はないのですが、願わくば政治の世界では世襲はない方がいいと考えます。企業の後継者選びは容易ではありませんが、できれば能力のある他人が承継した方がビジネス的にはいいかもしれません。

家族も全く他人同士が結び合うことで新しい遺伝子が生まれます。近親結婚はあまり良くないと理由はわかりませんが昔の人は語っていました。いい意味で突然変異が起きて素晴らしい能力が花開くことも夫婦が他人同士で元々遺伝子が違うからです。人の遺伝子は様々で新たな遺伝子の誕生は不思議な経験です。 
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投資について

2025-07-10 07:39:24 | Weblog
かつて高度経済成長時代には株式を持つことが比較的安全な資産形成でしたが、近年は世界経済が不安定なため個人として日本企業への株式投資も難しくなりました。日本人は資産形成をプロの投資家へ任せるべきだと考えます。政府が推奨しているNISAやイデコもプロの投資家が資産を運用しているので運用益も安定しています。

この歳になって気が付いたのですが、資産の運用は手数料を払ってでもプロに任せるべきだという事です。素人が生半可な知識で市場に資金を投資するのはリスクが高い時代になってきていると考えます。投資会社も企業のプロ経営者集団だと考えれば投資に信頼性があるのではないでしょうか。

NISAやイデコが将来の資産形成として若い人たちに支持されてきています。日本の眠っている個人資産も信頼できるプロの投資会社に運用を委ねる方向へ世の中が変わったら、将来不安が遮る日本の社会ももっと明るくなるでしょう。個人の株式投資を否定するわけではありませんが、リスクが高いということも認識すべきだと考えます。
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