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人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

リトリート

2025-08-07 13:58:40 | Weblog
最近、すっかりビジネスから距離を置いていましたところ、本日はある方から「リトリート」という言葉の意味を知ることができました。皆さんはご存じだと思いますが、この言葉は日常生活から一時的に離れ、心身をリフレッシュさせるための過ごし方を意味します。今の私のような過ごし方を指しているようですが、よく調べてみるとそんな単純なものではないことが分かりました。

リトリートの主な意味としては「日常生活からの脱却」「心身のリフレッシュ」「自己との対話」「健康増進」があります。例としては「自然に囲まれた環境での滞在」「ヨガや瞑想」「食時にこだわった滞在」「デジタルデトックス」です。リトリートと観光旅行の違いはアクティビティや観光名所よりも、リラックスや内省に重点を置くところのようです。

日常から離れて、心身を休ませ、自分自身と向き合う時間を大切にするのがリトリートの特徴のようです。では実践する際のポイントは、「目的を明確にする」「場所を選ぶ」「過ごし方を工夫する」「デジタルデトックスを試す」というように忙しい毎日を送る現代人にとって、心身をリフレッシュさせ、より良い状態に導くための有効な手段だと説明されていました。

私も初めて知った言葉なので、どういう事なのかを調べてみました。社会が複雑になり、心身ともに疲労している方が多いのも現実です。私自身は環境の変化に鈍い性格の面もあり、リトリートは具体的に必要性を感じてこなかったのですが、メンタルヘルスの必要性が叫ばれる現代社会においては学ぶべき手段だと感じましたのでご紹介させていただきました。
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日米交渉

2025-08-06 13:36:01 | Weblog
先日の臨時国会での政府側答弁で、今回の日米関税交渉においての合意内容の文書が存在しないというのには驚きました。合意は一種の契約のようなものなので、互いに署名した合意文書が無いと趣旨の理解が互いにずれている場合が有り得ます。日米双方にとって大変重要な会談にも関わらず互いに合意した詳細が不明のように聞こえました。

自動車関税の引き下げがいつから施行されるのか、再度、赤沢大臣の訪米によってこれから会談されるようです。石破首相が同行して自らがリーダーシップを発揮して打開策を交渉する姿勢があまり見られないようです。国益を担う国のトップ同士が話し合わなければ交渉は不利となります。

私自身も企業のオーナー経営者の時代には担当者が交渉で壁にぶつかった場合、自ら行動して相手側との打開策を事前に練って交渉を実施していました。関税交渉は国難と言いながら国のリーダーが動かないのは理解できないし、詳細も理解しないで鵜呑みすることになります。実際に立場を経験して国としての判断を下すべきです。
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世界に目を向けよう

2025-08-05 14:00:37 | Weblog
失われた30年で国際的にすっかり自信を無くしたように見える日本ですが、原因の一つは日本人が内向き志向だからではないでしょうか。中には産業界で積極的なグローバル人もいますが、日本をリードする政治家の皆さんは国内問題にとらわれ過ぎて将来ビジョンが描けず、近視眼的な発想に縮こまっているように感じます。もっと世界で活躍しているNGOなどの日本人に光を当て政治の目も向けてほしいものです。

コロナ禍と円安で日本は海外へ出ていくより、外国人を呼び込み観光立国を目指すようになってしまったとも言えます。参院選挙で若い人たちが目覚めたのも日本を根本から変えるような勢力が台頭してきたからではないかと考えます。兎に角、日本政府は米国に頼り過ぎで自力で何とかやり抜こうという気概や困難を切り拓く破壊力に欠けているように思われます。

確かに日本は各地が焼け野原で、敗戦国として米国の支援なしでは戦後立ち行かなかった面は否定できません。戦前の連合国に対しての宣戦布告は無謀でしたが、当時ような日本の勇ましさはどこに消えたのでしょうか。当時の吉田首相が懇意にしていた白洲次郎のような人物をこれからの日本人は見習いたいものです。世界に向けて日本人が活躍する場は多々あります。
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臨時国会

2025-08-04 18:17:59 | Weblog
毎年8月になり、愈々6日、9日と広島・長崎原爆投下慰霊祭、15日の終戦記念日が到来します。戦後80年の節目でもあり、このタイミングで石破総理自身の談話があってもいいと思いますが、日本国を代表する総理大臣として世界へ向けての一言を国民としても聴きたいものです。本日は参院選後の臨時国会として衆院予算委員会の集中審議が行われましたので、総理と各党代表の質疑応答を一部視聴しました。

昨日は横浜市長選挙が行われ、現職の山中氏が再選されました。私も一票を投じましたが、市長選挙での候補者選びは難しいと感じました。候補者の選挙演説は聴きますが、現職との違いが明確には捉えづらい面があります。つまり、国会のように有権者に見える形で候補者同士の討論がないからです。結局は極端な失政がない限り、新人候補者より現職の候補者が断然有利となります。

石破総理には国会内から辞任要請も聞こえてきます。しかし、与党の参院選挙における大敗の原因がどこにあるのか、総理自身の言葉からしても、国民の目には与党内で民意が十分に理解されているとは言い難いように思われます。本日の予算委員会での集中審議を拝見しても野党の質疑に対しての答弁を聴くに選挙の敗退も止む無しとの感を抱きました。石破首相には対米交渉においても国のリーダーとして陣頭指揮で行動力を示してほしいですね。
 
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通商政策

2025-08-01 18:39:19 | Weblog
漸く8月1日、日本に対する関税15%の書簡に大統領令が署名されたようです。発動は7日のようですが、これから日本の産業界がどのような戦略を立てて輸出に臨むのかが注目されます。たまたまNHK/TVの「映像の世紀」で米国の自動車産業が栄華を極めたころから日本を含め欧米のメーカーに敗れて崩壊していくさまを観ると、米国経済の変遷が米国民の分断を齎したことが理解できます。

かつて五大湖周辺のデトロイト中心とする自動車産業の衰退によって失業者が溢れる一方、西海岸のハイテク産業が米国経済を牽引しました。しかし、米国民間の貧富の格差は広がる傾向にあり、そこにトランプ大統領の登場によって、諸外国間の貿易収支を改善させ再び米国の製造業を復活させようとの考えの下で今回の関税を含め通商政策が打ち出されたのです。

米国へ海外から製造業への投資は今後増えていくでしょう。しかし、トランプ大統領はドル安、金利引き下げを望んでいますが、専門家の間ではインフレが高まるとともにドル高になる可能性が示唆されています。日本は円安に傾くと輸入物価高に悩まされますので複雑な心境となります。対米貿易収支は悪化しますので、国内の中小企業対策が重要になるでしょう。
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人間力

2025-07-31 12:26:34 | Weblog
早朝、たまたまラジオ深夜便「明日への言葉」に出演されていた愛媛県の松山商業野球部元監督、澤田勝彦氏の話をご紹介します。1996年「第78回夏の甲子園野球大会」決勝戦で愛媛代表の松山商が6-3で熊本代表の熊本工業を奇跡的に破り優勝された当時の物語です。1969年(第51回)の時、延長引き分け再試合となって優勝して以来、27年振り5回目の優勝だったようです。

私も初めて感動のドラマを知ったのですが、9回3-3の同点で並び、延長10回熊本工業が1死満塁でチャンスの時に熊本工・本多の打球は守備固めで入ったばかりの矢野への大飛球となり、よもやタッチアップでサヨナラと思いきや、矢野が80メートルをノーバウンドで返球、本塁でタッチアウトにした。そして11回松山商は追加点を上げ、6-3で熊本工を破り優勝を果たしました。

甲子園の野球大会を40年取材してきたNHKアナウンサーの黒氏康博氏も元監督の澤田勝彦氏と話しながら1996年の決勝戦が一番感動したとの事です。つまりタイトルを「人間力」としたのは監督と選手たちの信頼関係、教育と成長が生徒たちの身体に深く浸透するのは、監督自身の人間力に左右されることが大きいとの結論でした。会社の経営も同じではないでしょうか。
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縁づくり

2025-07-30 17:00:27 | Weblog
先週の土曜日、Clubhouseの「経営730」リアルイベントに参加するため南青山まで出かけてきました。Clubhouseに出会ったのは4年前でコロナ禍の真っ最中でした。最初は紹介者からClubhouseへのお誘いを受けたのですが、早朝から様々なルームが開設されており、興味深い音声のみのやり取り(ラジオもどきの音声SNS)を毎日のように聴いていました。

「グローバル共和国」というルームもその一つですが、すっかり「経営730」というルームの常連になってしまいました。私も突然ゲスト出演することになり、「経営×事業承継」について書籍の紹介とともに事業承継の話をすることになったのです。今回はゲストを中心とした経営陣の集いでした。いつも音声ばかりなので、リアルでの初対面の集まりに大変興味がありました。

全国からメンバーが集まりましたが、その多くは年齢も様々な女性起業家たちでした。どなたも自己紹介が上手く流暢な話しぶりでした。お名前だけは日頃からの参加者で知っていましたが、現実の素顔は想像とはまったく別でした。アイコンも音声もスマホでしか知り得ていなかったのでリアルのイベントは大変盛り上がりました。年に一度の貴重な縁づくりでした。
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8がけ社会

2025-07-29 16:40:56 | Weblog
2040年に現役世代の人口が2割減る「8がけ社会」がやってくる、その縮小社会に挑むという新潟県三条市のものづくりまちの課題解決に向けての議論を某新聞主催のイベントにてオンラインで視聴する機会がありました。先日の参院選挙で将来ビジョンも根拠もない中で日本がGDP千兆円を目指すような発言が飛び出し、政党の中の発言としても一瞬耳を疑ったような次第です。

GDPは近い将来、高齢化とともに現役の勤労世代が減りますので下がっていきます。しかし決して悲観すべきことではないし、地域社会で真剣に課題解決を考えればいい方向に進むはずです。 こういう私も地方での議論を聴いて対策があるとの可能性を感じたのです。都会に住む私たちはあまり危機感を抱きませんが、地方での人口減は自治体を維持していく上で深刻な問題です。

政治があまりにも中央の論理に集中し過ぎている感があります。今回の議論を視聴して私自身も地方の動きをあまりにも知らなさ過ぎるように感じました。議論に登場された鉄道会社も地方経済の衰退は同じ土俵だという認識で、積極的に関与されていることが分かりました。日本の各地で地域を活性化する取り組みが産官学の連携で実現することを期待してやみません。
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運を掴む

2025-07-28 16:51:03 | Weblog
人は誰でも運勢にこだわります。神社に参るのも占いを見るのも運を気にするからです。長い人生にはいろんなことがあります。時々人生に不運を感じることもあるかと思います。逆に幸運だと感じる場合もあります。幸不幸はつきものなので物事をあまり深刻に考え過ぎないことです。私の場合は楽観的な性格なので自分の人生は運がいいと考えるタイプです。

周囲から「稲田さんは運がいいですね」という言葉をよく掛けられます。そう言われてみると間違いなく運がいいと言えるみたいです。運は待っていても来ないので、常に行動することによってたまたま幸運に接するのです。「待てば海路の日和あり」という慎重な対応が必要という格言もありますが、「犬も歩けば棒に当たる」という言葉もあります。

要は行動するにも程々に加減することが必要のようです。不運と思わないで世の中の教えだと考え、慎重に行動することが必要です。何でも行動するときはタイミングを計ることが大切です。チャンスを逃がすこともありますが、情報を先取りして前髪を掴むことでチャンスに恵まれることもあります。身に余るほど運がいい人間だと自覚していますので今回触れてみました。
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趣味

2025-07-25 18:43:12 | Weblog
 若い頃はプロレスと大相撲が大好きだったのですが、昨日のニュースで米国の人気プロレスラー、ハルク・ホーガンが71歳で死去したことに驚きました。80年代には時々リアルでプロレスを観戦していましたので、まるでヘラクレスのような肉体美をしたハルク・ホーガンの強さには圧倒されました。当時はアントニオ猪木やジャイアント馬場の全盛期で巨人のアドレ・ザ・ジャイアントやアブドーラ・ザ・ブッチャーなど迫力抜群のプロレスに興奮して観ていました。

現在、漸く時間が自由になったので毎日楽しく大相撲を観戦しています。ウクライナ出身の安青錦(あおにしき)は新入幕3戦目であれよあれよと前頭筆頭に上り詰め、今場所は現在トップの11勝2敗です。ひょっとして優勝するとおそらく来場所は三役昇進となるでしょう。順調に進めば大関や横綱も夢ではないように見えます。何十年も大相撲を観続けていますが、場内が毎日のように満員御礼となるのは珍しく如何に大相撲人気が高まっているのか納得できます。

プロ野球も長嶋・王が活躍の時代でしたので、プロレス、大相撲、プロ野球は食い入るようにテレビで観戦していました。自分自身も年齢的に老けてしまいましたが、往年のスポーツ選手の活躍ぶりは今でも鮮明に覚えています。最後に話は変わりますが、大相撲で新入幕したばかりの草野という前頭14枚目の力士が大活躍していますが、実は熊本県出身で久方ぶりの大物関取の登場で今後の活躍が大変楽しみです。

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