をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

テレビドラマもすてたもんじゃない

2005年12月03日 | 映画
今日、撮り溜めておいたフジのドラマ「女の一代記」、越路吹雪版(天海祐希主演)と杉村春子版(米倉涼子主演)を見た。
久々にドラマを堪能させていただきましたワイ。

バラエティに席巻されて、テレビは見ても見なくてもおんなじって感じの昨今。そんな中でこういうドラマも作れるんだぞという気概を見せてくれたのはこれらのドラマだけではありません。先ごろ放送の「太宰治物語」(豊川悦司主演)や「日本のシンドラー杉原千畝物語」(反町隆司主演)、「ハルとナツ」も見ごたえがありました。やっとドラマが息を吹き返してきた感じで嬉しいですね。

もちろん、バラエティーも好きですが、ドラマや映画などに挟まれつつも大健闘という時が一番面白いのです。少し売れると司会ばかりやっているのではなく、違う分野の人も交えてお笑いで切磋琢磨する場面が見たいですね。「ドリフ」「ひょうきん族」のように。

ドラマに話を戻せば、外国ドラマが高視聴率を稼いだように、ドラマを見る層が減ったわけではないのです。見ごたえのあるドラマがあってこそ、青春ドラマやお気楽ドラマも見たくなるのです。昔は「事件」のような骨太なドラマがあったかと思えば、「飛んだカップル」のようなお馬鹿なドラマもあり、両方見ごたえあったんです。
是非、製作者の皆さん、いいドラマ作って見せてください。期待しています!
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