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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

気になっていた「烏天狗」~~(笑)

2021-02-25 | アート・文化
「頼朝が千葉に向けて船出をした」という港のある地区のお話~~。
   

その地区の村人が、昔昔から~~守ってきた神社にある「烏天狗の像」~~、
気になって気になって~~(笑)

今日は、空気は冷たいのですが風もなくお日様もあるので、散策にはちょうどいいかと~~、急に思い立って行ってきました!
案内は、もちろん前回と同じTさん~~、急なお願いにもかかわらず、快く案内をして下さいました。
感謝~🎵

令和への年号の改正を機に、新しくしたという鮮やかな赤い鳥居がある「津島神社」~~。
       

この神社の上に、もう一つ~~、古い石の鳥居があります。
    

神社には「狛犬」が置かれていることが多いのですが、ここには「烏天狗様」があるんです!
    

鳥居が残っているということは、神社だったんだと思いますが、本殿などは朽ちて無くなっています。(本殿があったと思われるある程度の広さは、↑このカラス天狗さんの後ろに残っています)
古い~~灯ろうのようなものはありました。

狛犬でなく、「なぜ天狗?」と、気になっていたので・・・、調べてみたのですが・・・分かりません((-_-;))

    
↑右側の「烏天狗」さまです~~♪
鼻の部分は欠けてしまっていますが、手足の指とか、おヒゲとか、細かい部分も丁寧に彫られていて~~ビックリ!
村の腕の良い石工さんが作ったものなんでしょうね~~♪

    
↑左の「烏天狗様」~~♪
こちらも鼻や口の部分が分かりにくくなっていますが・・・。
でも全体の「山伏」の装束らしきものが、きちんと分かります。

最初見たときは、怖い感じもしましたが、よく見ると~~ちょっと可愛い(苦笑)

狛犬でなく、なぜ「天狗さま」?
 『 天狗は、一説には仏法を守護する八部衆の一つ、迦楼羅天(カルラテン)が変化したものともいわれている。
カルラはインド神話に出てくる巨鳥で、金色の翼を持ち頭に如意宝珠を頂き、つねに火焔を吐き、龍を常食としている』
と、Wikipediaに書いてありました。

この鳥居のある場所の下は「古いお寺さん」があった場所らしいので・・・、多分お寺さんを守る意味で作られた像なんだと思います。

   
↑お寺さんがあったとう証拠の墓石の一部だと思います!
烏天狗様のすぐ裏にありました。

(古くは、神社とお寺さんは一体だったそうです。明治時代になって、神様と仏様が分離されたとか~~、なので、古いお寺さんには鳥居があることが多いみたいです)

ということで、気になっていた「烏天狗」様にあえてほっとしました~~(笑)