グループホームでお世話になっている妹は、今月26日がお誕生日です。
今日は、朝から良く晴れて、気温も過ごしやすい様子~~♪
なので、妹に「お誕生日おめでとう~~♪」と、言いに行ってきました。
↑小田原駅からは「伊豆箱根鉄道・大雄山線」に乗って~~。
ちょうど、ホームに止まっていた電車は「動く児童画展電車」~~♪
(そういえば~~昨年も乗りました!)
これは、沿線児童の絵画教育の一助として始められた企画だそうで、今年で45回目を迎えたとか~!
同線の秋の恒例行事となっているようで、車内には沿線である小田原市と南足柄市の9小学校から出品していただいた力作61点の作品を展示されています。夏休みの思い出や沿線風景、南足柄の観光名所、大雄山線の電車の様子等、とっても上手な絵が「車内吊り」されています~~♪
妹がお世話になっているグループホームは、終点の「大雄山駅」と、
その一つ手前の「富士フイルム前駅」のちょうど中間にあります。
今日は「富士フイルム前駅」で降りてみました。(初めて利用しましたが、無人駅でした!)
歩いて5分もかからないほどの距離で到着~~いつも車で行くので、こんなに駅に近いとは思っていませんでした)
入り口で、靴や足元や手を消毒、もちろん検温もし、面会の許可を頂いて妹のところへ~~。
妹は、共有スペースのTVの前のイスに座り、眠そうな顔でした・・・。
私が声をかけたら、「あら~~、お兄さんが上手に出来ないの・・・(うんぬん)・・・」と、突然に話し出して立ち上がりました。
(まったく初めての話で理解しがたい・・・)
私が、「ここは皆さんがTVを見ているので、じゃまにならないようにお部屋へ行きましょう」と、連れて行ったのですが、その間も「あの人がここを・・・(何とか、かんとか)・・・」と、ここ3年ほど延々と聞かされてきた同じ話ではなく、まったく違う話でビックリ(苦笑)。
お部屋に入っても座らないで、ウロウロしながら「お姉さんはきれい~。トップだから~」とか、何とか意味不明の話(苦笑)。
「いっしょにご飯を食べよう」「早く行かないとなくなるから~」とも言い出しました。
「まだお昼には早いから、後でね」と言っても、私の手を引っ張ってお部屋から出ます。ブツブツ話しながら共有スペースをグルッ~と歩くと、再び部屋に戻って、また同じ話。
そのうち、一人で部屋を出て、妹の定位置らしいイスに座って居眠りを始めるのです。
そんなことを3~4回繰り返していたでしょうか・・・。
イスに座った妹に「〇〇ちゃん~~、おはよう~」と、何度目かの声をかけたら、「まぁ~~harusan~~来てくれたの~~♪」と、私の名前を呼んでニコニコと立ち上がりました!
「私のことを分かってくれたんだわ~~♪」と、嬉しくて涙が出そうになりました・・・。
「お部屋でお話しましょう」と、何度目かのお部屋に向かったら、途中でまたもや理解できない同じ話・・・。
もう私のことは忘れてしまった様子・・ほんの一瞬だけ現実の世界に戻ったのでしょうか・・・。
もう、どう対応し、対話したらいいのか・・・ホトホト疲れました。
施設の職員の方のお話では、「9月の時のような発作も起こさず(お薬は飲んでいるようです)、食欲も十分あって元気で動き回っています」とのこと~~。
でも、夜中も同じような調子で、あまり寝ていないとか・・・。
(夜間勤務の方たちにもご迷惑をかけているんだろうなぁ・・・。)
妹のお部屋には「お誕生日おめでとう」のカードが貼ってありました~~♪
お世話して下さる職員の方からのいくつかの言葉も添えられていました。
妹は、まだ71歳です!
まだまだ、これから人生を楽しむ時間がたくさんあるはずなのに・・・、どうしてこうなってしまったのでしょうか・・・。
つらく思い気分のまま帰り道へ・・・。
気は優しくて力持ちの金太郎さんの力を借りたい~(苦笑)
帰りの電車の中でも、今日の妹の様子を思い出していました・・・。
認知症・・・、治る病気ではないと知っていますが・・・進み方もそれぞれ違うみたいです。
これから先、どうなってしまうのでしょうか。