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神奈川の西に位置する「小さな町」で暮らす私。
日々の生活の中で、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「流鏑馬ガール」~~♪読書感想文です

2018-10-04 | 本と雑誌

今時の女子高生が主役の「青春物語」~~気軽に読めそうだし、若い感性を吸収できそうだし~~(笑)と、思って愚息②から借りて読んだ本です。

「流鏑馬ガール」 相戸 結衣 著





ところが、
二人の女子高校生が、「流鏑馬」に全身全霊をかけて挑む物語で、胸キュンとなる感動のお話でした~~♪

《 流鏑馬の大会で優勝した経験のある「舞衣子」は、小学生の時に落馬し大ケガを負う。その時に愛馬を死なせなければならなかったということが、トラウマになっている。

東京から転居してきた「美鶴」は、元弓道の国体選手でしたが、「いずれ失明する」という病を持っている。

この二人が出会ったのは、青森県の高校。
流鏑馬の盛んな地でもあります。

4年前の舞衣子の流鏑馬での雄姿にあこがれて「流鏑馬」をしたいと青森に移ってきた美鶴でしたから、「流鏑馬をやろう」と、舞衣子を誘うのですが・・・、
大きなトラウマを抱える舞衣子は、その気持になれませんでした。

が、やがてお互いの友情を深めながら、お互いの事情を知り、深い海の底にいたお互いを引き上げていきます。
そして、生まれ変わった自分達の姿を誇らしく思うのです 》

弓道と流鏑馬、両方とも「弓」を使いますが、まったく別ものだということも理解できました。
いろいろの場所で行われる「流鏑馬」という競技~~、見たこともありますが、「人馬一体」になることの重要性を詳しく知ることのできた物語でもありました。

何かに一途になって向える青春~~いいですね~~♪
若さがうらやしい~~(苦笑)。

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「風の盆幻想」~~♪読書感想文です。

2018-09-21 | 本と雑誌

5日ほど前くらいから「風邪」をひいていた夫・・・、
すでにインフルエンザも流行り出しているということなので心配しましたが、幸い単純な「風邪」という診断で、ほっ~~(病気なのに、ほっ~というのも変ですが=苦笑)

病院で処方されたお薬を飲んで、汗をたっぷりかいたので、今日はずいぶん楽だとか~~。
が・・・、今度は私が変・・・。

朝起きたら「のどが痛い」「クシャミがたくさん出る」「頭がちょっと痛い」・・・なので、あわててお薬を飲んで一日中横になっていました。
でも、昼間ず~っと眠ってしまうと、夜に眠れなくなるので、もっぱら「読書」で過ごした今日~~(苦笑)

「風の盆幻想」 内田 康夫 著




この本を本棚から見つけたとき・・・、思い出しました。

「もう30年以上(40年かも・・・)前に読んだ、高橋 治 氏の「風の盆恋歌」という小説~~、
「不倫」の関係にある男女が、毎年9月の最初に行われる、富山県・八尾の「風の盆」で一年に一度の逢瀬を重ねる・・・。
胡弓のすすり泣くような音色に乗せて、哀しく優しく切たる想いを、歌と踊りに託す・・・そんな「おわら」~~♪

この本を読んで、絶対に「おわら」を観たいと、夫と二人で観に行ったことがあります。」




その「おわら」が題材とされた、今日読んだ本「風の盆幻想」は、推理小説です!(笑)
それも、いつもの「浅見光彦」に加え「内田康夫」という作家も登場するんです~~きゃははは

「八尾の老舗旅館の若旦那が、謎の死をとげ、警察は自殺として処理しようとするのです。
が、それに疑問を持った浅見光彦さんと、内田先生が、調査に乗り出すのです。
その舞台となった「風の盆」の地「八尾」と、近隣の高山や神岡~~。」


内容は、
「へえっ~~」「ありえるの?」「そんなバカな」~~という感じ満載ですが、風邪でボ~ッとなった頭でも、スイスイ読める分かりやすい内容で面白かったです(苦笑)

それと、「おわら」をめぐる二つのグループの地元での対立は、現実にあるみたいで・・・(あったのか?)
(先日の、徳島の「阿波踊り」の対立のように・・・あるんでしょうね)

まぁ、物語はともかく~~、
ハンサムで頭脳明晰、優しい心遣いのできる「浅見光彦」シリーズは、大好きです~~きゃははは

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「ニーナの羅針盤」~~♪ 読書感想文です。

2018-08-29 | 本と雑誌

先週の研修会に参加した際、行き帰りの電車の中で読んだ本です。

「ニーナの羅針盤」 藤村 美千穂 著




「通に迷い、手探りで歩いていくしかない旅人にとっては、寄り添って方角を示すもの・・・そう、羅針盤が手元にあれば安心できるかもしれない」

医療コーディネーターは、患者にとって、そんな羅針盤のような存在になれるかもしれない~~、そう考えた仁奈は、優秀な看護師長だったのに、病院を辞めて「医療コーディネーター」になったのです。
患者や家族に寄り添いたい・・・という強い気持で。


で・・・、この物語~~、
彼女が、好い人たちに囲まれて、トントン拍子に…というか…簡単に実績を積み上げていく成功物語に感じます(苦笑)
もちろん、それはそれで悪くはないのですが・・・、世の中って、こんなに甘くないだろう・・・と、思ってしまう私はひねくれているかしら?~~~きゃははは

本の内容はともかく(笑)、
「医療コーディネーター」のこと、知りませんでした(汗)
臓器移植なんかのニュースの時に「移植コーディネーター」の存在が取り上げられることはありますので、そちらは知っていますが・・・。

なので、調べてみました。

以下は、「楽患ナース」というHPから拝借~~。

●医療コーディネーターとは?
 患者が希望する治療や療養を受けられるようにサポートしてくれる人。
患者や家族の「主治看護師」「顧問弁護士」のような存在。
医療者と患者の「立場の違い」から生まれる考え方の隙間を埋めながら、中立的な立場で、第三者として伴走してくれる。ただし、あくまでもコーディネーターであり医師ではないので、特定の治療法を勧めたり、「この治療法でよいのでしょうか」というような質問に答えたり、特定の病院を紹介することはしない。


だそうです。なるほど~~~。

そして、「医療コーディネーター」は国家資格ではなく、一般社団法人やNPO法人などが独自の基準で認定する資格」だそうです。

病気になって治療を受けるとき、「この治療で行います」と、主治医から言われると「はい、お願いします」と言ってしまうのがほとんどと思いますが、自分や家族がいろいろ調べて他の選択をしたいと思うとき、「医療コーディネーター」の存在を介して、「自分が納得した治療」を受けるということが出来るんでしょうね。

そう意味では、勉強になった本です~~♪

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「星をつなぐ手」~桜風堂ものがたり~♪ 読書感想文です。

2018-08-14 | 本と雑誌
「星をつなぐ手」~桜風堂ものがたり~  村山 早紀 著





前作「桜風堂ものがたり」を読んだときの感動~~忘れていません!
(2016年11月10日の日記で、読書感想文をUPしてあります)

「こんな温かく、優しい物語」~~必ず続きが欲しい~~と、楽しみにしていました~♪
そしたら、先週愚息②が持ってきてくれました~~♪
(発行日は、8月14日になっていますが、その前に店頭に並ぶこと・・・よくありますね=苦笑)




裏表紙にかかった帯に、
「涙は流れるかもしれません。 けれど悲しい涙ではありまん。」と書かれているように、本当に温かい優しい涙が流れました~~♪

優しく感受性豊かな純粋な人たちばかりが登場する物語~~、読んでいて心ほんわか~~知らず知らずに笑顔にもなります~~♪


物語だからできることですが・・・、
でも、お伽噺のような不思議なお話の舞台が、もしかしたら日本のどこかにあるかもしれない・・・、まったく同じでなくても、そんな気持の人たちがたくさん住む町があるかもしれない・・・、大人も子どももゆったりと、お互いに助け合いながら住める町・・・きっとあるだろう!
そんな風に、心を温めてくれる物語です~~♪

ぜひ、多くの人に読んで欲しいと思います。

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「推理は空から舞い降りる」~~♪読書感想文です。

2018-08-13 | 本と雑誌

猛暑の続くこの夏は、不要不急の外出は避けて、もっぱらエアコンの効いた部屋での読書~~♪

今回も「お仕事小説」~~♪
(愚息たちが読書好きなので、読み終わった本を置いていきます。なので手当たり次第に読む私=笑)

「推理は空から舞い降りる」 喜多 善久 著



空の安全を守るために、日夜奮闘する「女性管制官」のお話です~~♪

《 優秀な管制官だった叔母にあこがれて、管制官となった「つばさ」~~(名前からして、ですよね=笑)
「つばさ」が管制官になる前に若くして亡くなった叔母から「つばさちゃんは、管制官に一番必要なものを持っている」と、言われ「それが何か」かを探すのですが・・・。
日々の勤務の中で起こるトラブルを、上司や同じ管制官仲間、あるいは同期の友人、空港内で働く人々~~多くの人たちからの友情と協力を得ながら解決していくお話です。》

「つばさ」を中心にしたミステリが4編ある構成の本です。

① 着陸トラブルを起こしかけた「つばさ」の耳に聞こえた謎の声・・・救ってくれたのは誰か?

② バードストライクが多発する今年・・・その原因は? 「つばさ」が見た白い生物は?

③ 不定期に鳴り響く「遭難信号」・・・発信者の正体は?

④ 某国の大統領専用機が滑走路で緊急停止、離陸に失敗する。原因は?「つばさ」の責任が問われる・・・。


楽しいミステリー~~って、表現は変かもしれませんが、そんな本です~~♪

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「リアルフェイス」~~♪ 読書感想文です。

2018-08-10 | 本と雑誌

連日「高温注意報」が出ているこちら、町の防災無線でも「注意」を呼びかけています!
それなのに・・・ゴルフに出かけた夫(苦笑)

私はエアコンの効いた部屋の中で読書~~♪

「リアルフェイス」 知念 実希人 著




帯に「あなたは絶対騙される!!」って、書いてあったので、「騙されないぞ!」と、用心しながら読みました~~~きゃははは
でも・・・、騙されました!(汗)

《 天才美容形成外科医は、自分は「美を創りだす人体の芸術家」だと豪語しています。
お金さえ出せば、顔だけでなく身体さえも成形するような、どんな要望にも応える・・・金儲けだけの医師かと思いこませられた物語の始まりでした(苦笑)。

が、彼の「心も成形する」という信念や、依頼者の「心の深い部分を読み取る」能力や、醜いがゆえに「精神を病む人」への癒しを施すという考え方~、
そんな思いがけない面を見せられる展開に、ワクワク~~♪

そして、「整形美女連続殺人事件」が絡んできます。
「う~~ん」、こうなると、医療サスペンスなんでしょうね(苦笑)

田舎出の30歳に近い大学院生の麻酔科医が、彼のクリニックに雇われたときから、物語は始まりますが、彼女が否応なしに事件に巻き込まれ、なぜか重要人物の役目を果たしていくのです。

二転三転する物語の展開に、混乱し、最後の方をもう一度読み直しってしまうほどでした~~(苦笑)

プロローグ~~、「なるほど~~、ここに繋がっているんだ」と、最後に納得します。》


とにかく、読むやすく面白い!
一気に読める本です~~♪

そうそう、この本も「作者のサイン入りの本」です~~♪



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「14歳の水平線~~♪」~~読書感想文

2018-08-05 | 本と雑誌

暑い一日~~~、エアコンの中で読書三昧でした(笑)。

「14歳の水平線」 椰月 美智子(YAZUKI MICHIKO) 著



椰月氏は、神奈川県生まれで小田原に住んでいらっしゃると聞いたことが・・・(多分、今もお住まいと思います)

愚息②がファンみたい~(笑)、本棚に氏の本が何冊か置いてあったので、ちょっと借りて読みました。

「思春期の中学生」「友情」「恋」「シングルファーザー」「南の島」「風習」~~etc、様々な大切なものが、温かい目線できちんと丁寧に描かれた作品だと感じました。

《 両親の離婚により父親と暮らす、中二の加奈太少年。何が原因か分からないが、すべてのことにいらついてばかり・・・、
夏休みに父親の故郷である南の島へ行く。父の友人が主催する中二男子限定のキャンプに参加し、初対面の6人での生活が始まります。

キャンプの課題は「最終日までに何かを見つけること」でした。

最初は6人が二つのグループに分かれて、敬遠しあい別行動ばかりですが・・・最終日に近づいた頃、全員の気持が通じあい、一つになるようなことが起こります。
そして、全員が見つけたことは、「友情」「友達」だと気づきキャンプが終わります。


父親は、思春期の息子の気持がつかめずに、向き合って話もできなかった日々でしたが、故郷に帰ったことで、自分が中二だった夏の出来事を思い出し、昔に引きもどされていきます。》

現代の加奈太の行動・思いと同時に、30年前の父親が中二だった時代の行動・思いが、交互に描かれていることで、いつの時代も変わらない「思春期の揺らぎや迷い」がよく分かるように表現されています。

ステキな物語~~たくさんの中学生や保護者の方に読んでいただけたらいいなぁ~~と思った本です~~♪


そうそう、この本~~、
「作者のサイン本」です~~♪



我が家には、なぜか、いろいろの作家の「サイン本」が、何冊もあります(笑)
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「ALONE TOGETHER」~~読書感想文です。

2018-07-06 | 本と雑誌

不思議な読後感のある本~~。

「ALONE TOGETHER」 本多 孝好 著




他人の波長とシンクロすることでその人の本音を語らせる能力を持つ主人公は、三年前に退学した大学の教授から「ある女性を守ってほしい」と、依頼を受けます。

学校や社会からドロップアウトした子や、家庭の問題、疎外感等を持った子どもたちが通う「塾」でアルバイトをしている主人公は、
時々、自分自身を訪れる「不思議な他人」にイライラしながらも、塾に通う子どもたちの面倒をみたり、教授からの頼まれた「守るべき女性」と接触していくのです。

なぜ彼女を守るのか、教授と彼女の関係、彼女の出生の秘密と生い立ち、主人公の不思議な能力、主人公を支え守ってくれる一人の女性・・・、

途中までは、何だか頭が混乱しそうな物語なんですが(苦笑)、後半に入った頃から「主人公の能力の不思議」に魅せられてきました。

他人の波長にシンクロし、本音を語らせ、問題を解く能力~!
それは遺伝的なものでもあるという。
「主人公の両親の死」・・・これもこの能力に関係あったのです。

主人公は、入学した医学部の脳神経学の権威者である教授に質問したのです。「脳の中に呪いの入り込む余地はあるのですか」と・・・、「呪いのことは分かりません」という教授の答えに、「この医学部で学ぶことは何もない」と、たった三ヶ月で医大を辞めたのです。

が、その質問を覚えていた教授は、三年後に彼に連絡を取りました。
それが「ある女性を守って欲しい」という依頼だったのです。
「理由も分からずに、引き受けた」主人公・・・、不思議な能力を使いながら静かに進む物語~~本当に面白い内容でした!

時々、彼の前に現れる不思議な他人も、最後になると分かります。
そして、タイトルの「ALONE TOGETHER」の意味も分かるのです。

こんな面白い読後感~~久しぶりでした。

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「霧のソレア」~~♪読書感想文です。

2018-06-10 | 本と雑誌

左ひざの痛み・・・処方されたシップ薬を貼っているのですが、なかなか変化なし・・・(トホホ)

痛みが我慢できるのなら、「周囲の筋肉を鍛えるためにウォーキング」も良いそうなんですが、「痛いということは炎症をおこしている状態」なんでしょうから、これ以上悪化させたくないとしばらくは「安静」にしようと考えました~(苦笑)

なので、土曜・日曜の二日間~~読書をしていました~~♪

「霧のソレア」  緒川 怜(おがわ さとし) 著





「航空サスペンス」です~!

裏表紙の解説に書かれていることをコピーすると~~(笑)
《 テロリストが仕掛けた時限爆弾によって、太平洋上を飛行中のボーイング747が大破。機長を失うが、女性副操縦士の奮闘で、成田空港へと向かっていた。
しかし、通信機器が突然使用不能に!
米政府、CIA、日本政府、そして北朝鮮――。
国家間の暗闘に翻弄される747の運命は? 第11回日本ミステリー文学大賞新人賞に輝く、興奮と迫真の航空パニック小説! 》

主人公は、パイロットとしては駆け出しの「女性副操縦士」です。
彼女の父親は優秀なパイロットだったのですが、パキスタンで起きた墜落事故で殉死している。それも操縦ミスという汚名をきせられて・・・。

その父への思いを胸に、同じ職業についた彼女。
事故機を無事に成田に着陸させようと奮闘する彼女の冷静さには、物語と分かっていても脱帽!

ただ・・・専門用語多すぎ・・・(苦笑)
航空機のメカや航空システムについての言葉なんか、まるで分かりません(笑)。
なので、そこはざ~っと流し読み~~きゃははは

国家間の戦略、テロリスト、電子戦機、ロシアの原子力開発と爆発事故までからまっている物語です。

最初は、
乗客が預けた「爆発物」が、いつ爆発するか、
その飛行機が受けたダメージを上手に回避しながら、成田にどう着陸するか、
美人で腕のいい女性副操縦士が、一躍ヒロインとしてマスコミに取り上げられる物語~と、思っていましたが、とんでもない~!

難解な言葉を理解できなくても「航空サスペンス」として、十分手ごたえを感じた一冊でした~~♪
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「鍵」~~♪読書感想文です。

2018-06-06 | 本と雑誌

「鍵」 乃南 アサ 著



ミステリー畑の作家とばかり思っていた乃南氏。
この本もそんな分野かなと思い、読み始めました。

もちろん、ミステリーとしての分野ははずしていないのですが・・・、
「家族の再生物語」という意外な展開になっている内容でした。

もうすぐ物語が終わろうとする頃には、読みながら「涙」が出ました・・・。自分でもよく分からないのですが、なぜか「試練を乗り越えられた兄・妹」の今後にほっとしたせいかも(苦笑)。

《 10ヶ月の間に、母と父を亡くした姉・兄・妹の三人兄妹。
聴覚障害を持つ妹を守るために「母は疲れていた。それが死を早めた」と考える兄と、「自立しなければ」と考える妹。
一番上の姉は、二人のために「しっかりもの」で生きていくことを考えている。

母の死をきっかけにギクシャクし始めた兄妹が、
「近所で連続して起きる、通り魔事件」に巻き込まれていくのです。
この事件は、やがて「殺人事件」にまでなるのですが・・・、

きっかけは、
電車で帰宅途中の妹のカバンに、知らぬ間に「ひとつの鍵」が、押し込まれたことなのです。

事件を解決するための大きな役割を果たすのが、兄の幼馴染の友人なのですが、彼の勇敢で温かい心と、仕事への情熱が、兄妹の心の通い合いの橋渡しともなるのです。》


「障害もひとつの個性」として認める人たちが、何人も登場してくれる本~~本当に嬉しかったです~~♪
涙は、そのせいもあるかも~~(苦笑)。
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「アッコちゃんの時代」~~読書感想文です。

2018-05-26 | 本と雑誌

ちょっとウキウキしたくて~(笑)、またもや、林 真理子ワールド~~♪

「アッコちゃんの時代」 林 真理子  著



表紙のキラキラ輝く「ミラーボール」~~まさにバブル期の象徴ですよね(笑)。

若くて美しい女性「アッコ」が主人公のお話ですが~~、実在した女性です!
登場する人たちも「実名」であったりしますので、「あぁ~~あの時の」「そんなこともあったな」「アソコのことね」~とか、なつかしく思い出し、楽しんで読み終わりました~~♪


1980年後半から1990年初頭の「バブル期」・・・、今振り返ると「日本中が狂っていた」としか思えません。

その頃の私も・・・、
「愚息たちが、どこの大学に合格できるか・・・」と、気を揉みつつも、
「あそこの美味しいレストランへ行きましょう」「こっちもいい雰囲気よ」
「あのブランドのバッグが欲しい」「イタリアで買いましょう」
「また海外旅行?」
などと、ほんのちょっとですが・・・、「バブルの恩恵にあずかり、浮かれての日々」を送っていました(苦笑)。


この小説にも、
「地上げ屋や暴力団」「NTT株公開」「フェラーリやロールスロイスの高級車」「ゴッホやルノアールの絵画購入」「有名なディスコ・マハラジャ」「DCブランド」「ドン・ペリ」~~etc,
と、聞いたことのある物や名前がずらり~~(苦笑)

そして、
「アッシーくん」「メッシーくん」「ミツグくん」などといっしょに、「クリスマス」「一流ホテル」「一流レストラン」という、今思えば「何だかなぁ・・・」の状況も覚えています・・・。

この時代を謳歌していた人たち・・・その後の10年~20年、30年をどう乗り切ってきたのでしょうか・・・。

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「ローカル線で行こう!」~~読書感想文です。

2018-05-17 | 本と雑誌

今年の旅は「ローカル線に乗ろう」と、思わせてくれた本~~(笑)

「ローカル線で行こう!」  真保 祐一  著



「お仕事小説」ですが~~、「赤字ローカル線の再生」を任された一人の女性の活躍ぶりがすごいんです~!

舞台は、宮城県にある第三セクターの赤字ローカル線・もりはら鉄道。
この存続を願う、沿線の町の町長でもあり、もりはら鉄道の会長でもある人物から「鉄道の再生を!」と、託されたのは新幹線の「カリスマ・アテンダント」と言われた女性です。
この女性が主人公です。

周囲では「こんな若い女に何が出来るんだ」「客寄せパンダに決まってる」と冷ややかな目ばかり・・・。
社員の中にもそんな覚めた空気が・・・。


もう一人の主人公は、県庁から派遣された男性副社長。
彼は、「お役人根性丸出し」で、短い期間で県庁に戻れるということしか頭になく、県庁を向いて仕事をしているのですが・・・。
そのうちに、「頑張る新社長」の気持を受け止めるようになり、次第にローカル線を愛するようになります。

「お金がないなら、知恵を出す!」

イベント列車を走らせる。 お土産物の開発。 沿線のグルメ探訪。乗務員をニックネームで紹介する~~etc,
それも、鉄道会社だけではなく、沿線の自治体や住民たちといっしょに盛り上げていこうとするのです。
「鉄道が廃止になることは、沿線の過疎化も進むこと」に繋がるからです。

工夫して頑張って、いざ~という直前に起きる不可解な出来事・・・。
新社長と、役人副社長はどう対処していくのでしょうか。


単なる会社再生の頑張り物語だけでなく、ローカル線廃止に追い込むための陰謀が、役人や政治家を巻き込んでの大きな事件になったりもするのです。

最後まで、ハラハラドキドキしながら応援した物語~~(笑)。

まさに「痛快」~~~♪
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「野ばら」~~♪(読書感想文です)

2018-05-13 | 本と雑誌

久々に、キラキラした雰囲気の「林真理子ワールド」を堪能しました~~(笑)。

「野ばら」 林 真理子 著



今年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の原作者でもある、林 真理子 氏~。
ドラマは、最初はイマイチの感じでしたが・・・、でも、視聴率も徐々に上がってきているみたいです。

で~~、ふと「そういえば・・・林 真理子さんの本があったはず~」と、本箱の奥の方から引っ張り出して(笑)、読んだのがこの本です。

「宝塚」「歌舞伎」「良家の子女」「名門校」「資産家」~~、とにかく想像もできない裕福な家庭の「千花」と「萌」の二人の女性が主人公です。
おまけに「美形」の二人~~♪

日々の生活の中の風景に「大使館」「ブランド物」「シティホテル」「祇園」「銀座」~etc、
が舞台となって登場するのが、バブル時代を思い出して~~なつかしい(苦笑)。

宝塚の娘役である千花は、歌舞伎役者の御曹司とお付き合いをしています。
でも、彼は同じ梨園の女性と結婚。
親のコネで雑誌のフリーライターをしている萌は、家庭のある中年の男性と恋をしているのですが、こちらも多くの問題あり~。

美しいヒロインたちは、「私たちって、ず~~っと不幸にならないような気がしない?」と、満開の桜の下で語らった日もあります・・・。
でも現実では、裏切りにあったり、仕事上で挫折感を味わったりと、思うようにならないこともあると気づいていくのです。

「幸福」「不幸」って、隣同士にあるんですね・・・。

現実の私には、まったく縁のない世界のお話なので、羨ましいとかという感情よりも、ステキな夢を見させてもっらた本でした~~♪
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「FINE DAYS」~~読書感想文です。

2018-05-06 | 本と雑誌

「異例のロングセラーとなり、新世代の圧倒的共感を呼んだ著者初の恋愛小説」~~と、裏に書かれていた解説に魅かれて、手に取った文庫本~~(笑)

「 FINE DAYS 」  本多 孝好  著



恋愛小説~~~きっと、悲しくて美しくて、時には楽しくて明るい物語かなぁ~~と、想像しながら読み始めたら・・・、

「FINE DAYS」「イエスタデイズ」「眠りのための暖かな場所」「シェード」、の4本の短編が納まった本でした(苦笑)


なんと~~、
「美少女の操る力で事件が起きる?・・・オカルトっぽい物語」
「余命三ヶ月の父親の希望をかなえるために、時空を越えて、父親の若い頃と向き合う物語」
「予知能力を持った姉とその弟と、妹の死に罪を感じている女性の絡み合う恋愛の物語」
「外国のお伽噺に、今の自分を重ねる若い男性の物語」

不思議な不思議な物語ばかりです~~!
なのに、怖くない・・・。
むしろ、純粋かも・・・。

全部が面白くて途中で止められなくなり、一気に読みました~~♪
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「君を一人にしないための歌」~~読書感想文です~~♪

2018-04-04 | 本と雑誌

またまたまた~~~「佐藤 青南」氏の本を読んでしまいました(笑)。
本読み書店員が選ぶ「日常ミステリー」第1位!~~という帯にひかれたかも(苦笑)

「君を一人にしないための歌」 佐藤 青南 著



ミステリーといえばミステリーですが・・・、怖さのない楽しい本です~~♪

《 中学最後の夏、全国大会出場をかけた吹奏楽コンクールで大失敗をしてしまった男子学生。担当は「ドラム」です。
そのことがきっかけで、高校入学後も音楽とは縁をきるのですが・・・。

一ヶ月が過ぎた頃、同じ学校の一人の女生徒から「バンドを組むから」と、強引に誘われるのです。ちょっと優柔不断な彼は、引っ張られるままに、また音楽と向き合います。
同じ部には、音楽知識が豊富なベース担当の大人しい女生徒がいます。
強引な女生徒は、ボーカル担当。
こうなると、どうしてもギターの担当がいないとバンドにならない・・・。

そこで、「ギタリスト募集」のチラシを貼ります。
応募してくるのは「問題を抱えた人」ばかり(苦笑)。

その人たちの問題を、三人で推理し力を合わせて解決していく物語~~♪
なので、結局~~、バンドライブは本当にできるのかな?(笑)》

プロローグ と、エピローグ、
これは繋がる話~~。

間にTrack.1~Track.5 までがあり、ここでそれぞれの問題を解決していく物語です。

強引な女子生徒が、なぜドラマ演奏者の男子高校生や、音楽知識豊富な、ベースを弾く女生徒に声をかけたのかが、最後に分かるのですが・・・ここが感動もの!
彼女自身も「音楽への夢を絶たれた一人」だったからです。

現実にあるロックバンドの話や、ライブの光景、ビジュアル的なロッカー~~~なんだか若者向きの内容ですが(笑)、オバサンでも面白い~~~♪

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