去年のちょうど今頃~~、「第74回カンヌ国際映画祭」で「脚本賞」を受賞して話題となった映画~~「ドライブ・マイ・カー」~~♪
(2019年の、第94回アカデミー賞国際長編映画賞」も受賞しています)
映画館へ観に行きたかったのですが、コロナ禍とあって息子たちに止められてしまいました(苦笑)
「すぐにWOWOWで放送するよ~」というので、待っていました!
今日(7月23日)~~ようやく放送になりました~~♪
暑さも厳しい日でしたから、お買い物もウォーキングも行かずに、エアコンを効かせた中で3時間という長い映画を楽しみました~~♪
村上春樹氏の短編小説集「女のいない男たち」が原作です。
「西島英俊・三浦逸子・霧島れいか・岡田将生」さんの日本人俳優の他に、韓国、台湾、ドイツなどから選ばれた海外キャスト人も出演しています。
愛する妻を亡くして喪失感を抱えながら生きる主人公が、広島で出会った一人の女性を専用ドライバーとして雇い過ごす日々の中で、それまで目を背けてきたあることに気がつきます。
寡黙なドライバーの彼女も、主人公と同じような体験をし過去を封じ込めようとしていたのです。
この映画~~、日本語の他に、各国の俳優による韓国語、英語、手話など9つの言語を用いて展開されています!
最初は、お互いの言葉が理解できなくても、次第に気持ちが通じ合っていく様子がよく分かります。
(こんなところが、映画祭の審査員の方々にも評価されたんでしょうね)
この映画・・・、人間の内面表現や、過去と現在を行き来する部分、詩的なセリフ~~等々、難しい部分もありますが・・・、
人って、苦しみ、悲しみ、怒り等を、心の奥底に閉じ込めている人も多く、それを閉じ込めることで喪失感だったり絶望的になったりするんだと思いました。
そんな怒りや悲しみ、苦しみを、その対象となる相手にぶつけることで道が開け、明るい未来があるのではないかと・・・感じさせられました。
久々の映画鑑賞の感想でした(笑)